馬房で別れの時を待つシンボリクリスエス 千葉行きの馬運車が到着し身支度を始めた 今後は千葉県のシンボリ牧場で余生を送る 10月20日、日高町富川東にあるブリーダーズ・スタリオン・ステーションで供用されていたシンボリクリスエスが、種牡馬を引退して功労馬として余生を送るため、千葉県成田市のシンボリ牧場へ移動した。 シンボリクリスエスは父クリスエス、母ティーケイ、母の父ゴールドメリディアンという血統。牡20歳、黒鹿毛のアメリカ産馬となる。 シンボリクリスエスはシンボリ牧場の所有馬、美浦の藤沢和雄厩舎の管理馬として競走生活を送り、競走成績は15戦8勝。2002年の3歳時は青葉賞(G2)で重賞初制覇を飾り、日本ダービー(G1)はタニノギムレットの2着。秋になり神戸新聞杯(G2)を快勝すると天皇賞(秋)(G1)に駒を進め、バブルガムフェロー以来となる3歳馬による勝利を飾った。さらに暮れの有馬記念(G1