負けずに呆れていたのはゲンダイだった。もっと強い反応をしたのは産経だ。 プーチン大統領があてつけのように「北方領土・色丹島での水産加工工場稼働を祝う式典に、中継映像で参加」したことを取り上げ、 《安倍首相はプーチン大統領と親しいというが、会談を重ねた結果がこの仕打ちである。》 《さっさと帰国した方がよかった。》※社説「日露首脳会談 どうして席に着いたのか」9月6日 ゲンダイ師匠が呆れ、産経師匠が激おこぷんぷんだった対ロシア外交。 読売「検証 安倍外交」が興味深い 実は今回の首脳会談の前に「検証 安倍外交」という短期連載が読売新聞で書かれていた(全7回)。これが非常に面白かったのだ。 第1回は安倍外交の特徴の一つ、「トップ外交」について(8月28日)。 読売は基本的に評価しているのだが記事の後半に、 《トップ外交には、意思決定までのプロセスが見えにくくなる傾向があり、国会や国民への説明が十分