「女は笑いに向いていない」と言われることがある。松本人志はかつて、著書『遺書』の中で「お笑いでは自分の全てをさらけ出さなくてはいけないのに、女は身も心も素っ裸になることができない」という趣旨のことを述べて、だから女は笑いに向かない、と結論付けていた。 だが、最近では、お笑い文化全体の盛り上がりに伴って、今までにいなかったような新しいタイプの女性芸人が次々に出てきている。彼女たちは、自分自身が「裸になれない」ということを弱点とせずに、むしろ強みとして生かしながら活躍を続けているように見える。その代表格が、若手女性芸人実力ナンバーワンとの呼び声も高い柳原可奈子である。 柳原のコントの題材になるのは、周囲に微妙な違和感を与えるタイプの女性だ。例えば、彼女が演じる「スタイリストの北条マキ」は、常に自らのセンスの良さを誇示して、尊大な態度を貫くいけすかない業界人である。その他にも、中身のない話を一方
タレントの小倉優子に”独立騒動”が勃発しそうだという。芸能関係者が明かす。 「最近、小倉がまったく事務所の言う事を聞かないと言うんですよ……」 それもそのはず、小倉が所属していた芸能プロダクション「アバンギャルド」のM社長が06年12月期までの3年間に約11億5,000万円の所得を隠していたという脱税容疑が大きく報じられ、小倉自身も任意で取り調べを受けるのではないか、といった情報がささやかれたことが尾を引いているようだ。 「M氏は社長を外れ、その後はタレントたちを別会社に移行させる形で、他の人間に事務所を任せたようにしています。しかし、実際はM氏が小倉などの仕事すべての指示を出しているんですよ」(前同) しかし、小倉はM氏の言うことを一切聞かなくなったというのだ。 「最近も雑誌の撮影やテレビ収録の現場などでも、”そんな話は聞いていないわ~”とごねるなど、スタッフを困らせていると言いますよ」
国内だけではなく、世界でも熱烈なファンを獲得している日本のアニメ。最近はアニメのキャラクターだけではなく、その人気キャラクターを演じる声優がアーティストとして人気を集めている。彼女たちは歌手としてCDシングルがオリコンチャートの上位にランクインされたり、武道館コンサートを成功させるなど、その勢いは留まることを知らない。またグラビアや写真集などでも注目を集めるなど、声優を拠点にしながらもマルチにその活躍の幅を広げ、声優自身がアーティストとして多くのファンの心をつかんでいるのだ。この特集では、今知っておきたい注目の声優アーティストを紹介する。 (構成・文/池田明子=フリーエージェント)
情報通信政策フォーラムのセミナーの記録。 私には文芸家協会や一部の出版社が何を騒いでいるのか、さっぱりわからない。ブック検索を使ってみればわかるが、これは本の一部を「立ち読み」できるだけで、それによって本が売れなくなる可能性はない。著作権というのは、しょせん金銭的な権利なのだから、「著者の尊厳」がどうとか騒ぐのはナンセンスだ。そもそもこのサービスは公共的なもので、国会図書館も今回の補正予算で127億円を計上してデジタル化とネット公開を進める。外資がやるのには怒るが、お上がやるのには文句をいわないのか。 権利意識の希薄な日本で、こんな話が大騒ぎになるのは奇観である。彼らは「プライバシー」とか「著作権」を騒ぎ立てるのが権利にめざめた「近代人」だと思っているのかもしれないが、これは逆だ。こういう疑わしい権利を「自然権」として絶対化するのは、フランスやドイツなど後進国の法体系である。英米では、
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
asahi.Com http://www.asahi.com/obituaries/update/0527/TKY200905270111.html 訃報を知り、驚いている。 第9回本格ミステリ大賞の受賞者記者会見で、私は話した。江戸川乱歩のような過去の作品は子どもの頃から読んでいたが、同時代に生み出されたミステリを読んだのは栗本薫『ぼくらの時代』が初めてだった、と。同じく、同時代の文芸評論で読んだ最初の一冊は、中島梓『文学の輪郭』だった、と。今思えば、文芸・音楽評論家と称する円堂都司昭のジャンル横断体質は、初期の中島梓/栗本薫から受けた影響が大きい。 しかし、結局、本人にお会いすることのないままだった。 ご冥福をお祈りします。 『「謎」の解像度』のコンセプトからはズレていたため収録しなかったが、自分は過去に約60枚の中島梓/栗本薫論を書いたことがある。 http://noririn414
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
言語学, 差別 『ヴァーチャル日本語役割語の謎』(金水敏著、2003年、岩波書店)という社会言語学の本がある。 この本で筆者は、近代日本の小説や漫画、ゲームなどの創作媒体において、共通日本語(大日本帝国では文章での公用語は漢文訓読体の古典日本語であったが、口語では東京方言を基盤とした共通日本語が公用語であった。日本国では、無論文語口語共に、首都圏方言を基盤とする共通日本語が、公用語である)から離れた言葉が、ある特定のステレオタイプをもった階層、民族、職種に属する登場人物の発話に使われ、その人物の性格や物語上の役割を、ステレオタイプを利用して簡潔に印象付けるという現象、『役割語』について紹介すると共に、そのような『役割語』を割り振られた人物は、創作媒体を利用する者が自己同一化を行う主人公(ヒーロー、ヒロイン)にはなりにくいような仕組みが存在していると述べている*1。そしてそれは、近代国民国家
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