既に伝えた通り、ドイツで開かれた「第60回ニュルンベルク国際玩具見本市」に行ってきた。イベント自体の内容や個人的な印象は前々回からのコラムでご確認いただきたいが、今回は海外での日本のアニメやゲームといったオタク系コンテンツに関しての市場性などに触れてみたい。 08年末、アメリカ、ロサンゼルスでのこと。ご存知だろうが、ロスにはジャパンタウンがあり、その中心地点に「JUNGLE」(本店は大阪・日本橋)という有名なオタク系コンテンツショップがある。店舗としては大きな規模で150平方メートルくらいのスペースにぎっしりとディスプレーされた商品が圧巻で、入り口から右側のウインドディスプレーの中には、既に日本で購入が不可能になってしまったアイテムが並ぶ。オーナーに聞くと、貴重なアイテムは日本のヤフオクなどで落札したり、マニア持込の買取によって確保しているという。売れているわけではないが、ある種のミュージ
日本のアニメやゲームが海外でも人気を得ており、日本コンテンツのファンたちが集まる“オタクイベント”も世界各地で開かれている。米国には「OTAKON」「ANIME EXPO」「New York COMIC CON」といった大規模なイベントがあり、それぞれ数万人規模の参加者を集める。 「東京国際アニメフェア2008」(東京ビッグサイト、3月30日まで)に出展していた「OTAKON」通訳の吉田寿史さんによると、米国のオタクイベントは日本とは異なり、同人誌よりもコスプレが中心。アニメや漫画は、ファンが勝手に翻訳した海賊版がP2Pファイル交換ソフトで出回っており、版権者が対応に苦慮しているようだ。 同人誌よりコスプレ中心 米国では大小さまざまなオタクイベントがあり、「大学のサークルなどが行うような小規模なイベントを含めると、週1回はどこかでオタクイベントが開かれている」と吉田さんは言う。 日本でイベ
★季節の変化についていけず、頭がくらくらして長い文章が書けないのでまた近況箇条書きを。 ・「Numero」の最新号の米原康正の連載に「街からゴスロリ少女が姿を消していったのはなぜか?」という考察が書かれていてむちゃくちゃ面白い。ファッション誌だから注目している人は少ないかもしれないけど、この連載最高に面白いです。特に「ゴスロリ少女が『小悪魔ageha』に移動していった」という話、男がヴィジュアル系→ホストに移行していったのに対応して、女もゴスロリ→キャバ嬢ファッションに移行していったという考察は目が覚める思いでした。 ・その『小悪魔ageha』の表紙キャッチが「生まれつきエビちゃんじゃなくたって 私たちは努力とともに生きていくんだ」みたいなやつ(うろ覚え)で引いた。私はわりとファッションで自分を変えるとか、モトのありものの素材をうまいことファッションで料理してかわいく見せるみたいなの好きな
2024 . 02 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031» 2024 . 04 前々回の内容を読み返してみたら、アニメをバカにしてるような書き方になってますね。 というわけで弁解をば。 アニメって手法としての制約が非常に少ないジャンルだと思うんですよ。 例えば、実写で雨を降らせるとなるとほんの数分だけでも非常に大変で、運良く雨が降ってればいいですが、そうじゃなければ何トンもの水を放水車をつかってまかないといけなくなる。それにはとんでもない手間と金がかかるわけです。 しかし、アニメなら無論手間も金もかかりはしますが、実写に比べればはるかに割安でそれが出来る。この点はキルビルのクエンティ・タランティーノ監督も誉めてました。 近年やたらとマンガの映画化が多くなってますが、これってCG技術の発達によってようやく実写の自由度が
〈ふたつのM−マンガと村上春樹1〉北欧に響く「かめはめ波」 2006年11月21日18時10分 ストックホルムの書店で目を疑った。 ボニエール社で出しているマンガ 「MANGA」と書き込まれた大きな丸い紙。その下の棚に「ONE PIECE」「NARUTO」「犬夜叉(やしゃ)」など、日本の人気マンガのスウェーデン語訳がずらりと並んでいる。 スウェーデンでは00年春、「ドラゴンボール」が翻訳された。最初はゆっくりとした売れ行きだったが、02年ごろから急に伸びて、現在4巻で120万冊出ている。人口が908万人の国としては大きな数字だ。 出版したのは19世紀に創業された名門出版社ボニエール・カールソン。同社が発行した日本マンガは現在、「ケロロ軍曹」など15シリーズ、230万冊になった。月刊マンガ誌も2種類。今や同社の売り上げの15%をマンガが占める。この成功に、他の3社がマンガ市場に参入してきた。
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