九份のレトロな街並み(豎崎路) 昇平戯院 九份から見た海の眺め 悲情城市の垂れ幕 夜の基山街 九份に残される坑口(台陽5番坑) 九份(きゅうふん、ジョウフェン、チウフェン)は、台湾北部の港湾都市基隆市の近郊、新北市瑞芳区に位置する山あいの町である。 名称の由来[編集] 九份という地名の由来とされているものはいくつかある。 台湾語で一般的に、「九份」とは「開墾した土地の持分を9人で分けたもの」の意。 清朝初期には9世帯しかなく、物を買うときにいつも「9つ分」と言っていたことから。 台湾語ではカウフン (Káu-hūn)、あるいはカウフナ (Káu-hūn-á)、台湾華語(中国語)ではジョウフェン、チウフェン(注音: ㄐㄧㄡˇ ㄈㄣˋ、拼音: Jiǔfèn)という。 歴史[編集] 金鉱の町[編集] その昔、九份は台湾の一寒村に過ぎなかったが、19世紀末に金の採掘が開始されたことに伴い徐々に町が