東北大は8日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」に搭載している小型探査ロボット1台に不具合が生じたと発表した。来年7月ごろに小惑星リュウグウに投下される予定だが、内部基板がうまく作動しない状態で、搭載カメラによる撮影や温度測定ができない可能性が高いという。 ロボットは直径15センチ、高さ15セン…
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ソ連の宇宙開発の成功に疑問の余地はないが、すべてが順調だったわけではなく、この国は開発の大きな代償も払わねばならなかった。ここでその3つの大惨事を振り返る。それらは宇宙ミッションの危険性を裏付けるものでもある。 1960年代半ばには、2つの超大国――ソ連とアメリカ――の間の宇宙開発競争は、激しさを増していた。ソ連は、世界最初の人工衛星スプートニクを打ち上げ、世界初の有人宇宙飛行も成し遂げて、ライバルに先んじたが、その後は、後塵を拝するようになった。少なくとも、クレムリンはそうした印象をもっていたのである。 当時、米国は宇宙開発を強力に推し進めていたので、ソ連当局は、それに対抗し得る何らかの成果を必要とした。こうした文脈でソ連当局は、新たな宇宙船「ソユーズ」に希望をかけた。ソユーズは、ソ連の月探査計画の一環として開発された。 1967年の時点では、この新型宇宙船はまだ準備が完全にはできていな
stackexchange.com上のソビエトの宇宙開発でどんなプログラミング言語が使われているのか?という話題で興味深い議論が展開されています。 投稿者は「ソビエトの宇宙開発プログラムの宇宙船ブランでProLogが使われていたのを知りましたが、それ以前でどのようなプログラミング言語が使われていたのか誰か知りませんか?」という質問を投稿します。 それに対して「ソース出せ」というツッコミがつくと、投稿者は公開されたCIAの調査資料にProLogが使われていたと記載があったと返信します。 その後の回答で最も支持されているのはロシア語の書籍「 First computers for space applications (Герман Носкин, Первые БЦВМ космического применения)」を持っている方からの回答です。著者自身が宇宙開発に参加していたという事も
先月28日に国際宇宙ステーションを離れ、宇宙ごみを取り除くための実験に臨んでいた日本の宇宙輸送船、「こうのとり」6号機は、最も重要な宇宙空間への金属製のワイヤーの打ち出しができないまま、実験の期限を迎え、実験は失敗しました。「こうのとり」は、すべての予定を終えて、日本時間の6日未明、大気圏に突入し燃え尽きました。 今回の実験は、金属製のワイヤーを700メートル伸ばしたうえで電流を流すというもので、地球の磁場と影響し合うことで進行方向とは逆方向のブレーキをかけるような力を得ることを目指しました。 しかし、「こうのとり」6号機では、実験で最も重要な宇宙空間へのワイヤーの打ち出しができず、実験は中断していました。 JAXAによりますと、その後、「こうのとり」では再挑戦を試みていましたが、結局、ワイヤーの打ち出しができないまま、実験の期限の5日を迎え、実験は失敗したということです。 JAXAでは、
このところ、米国の宇宙ベンチャーの動きがものすごく活発だ。11月23日、ネット流通大手のアマゾンのジェフ・ べゾスCEOが設立した宇宙ベンチャーのブルー・オリジンは、テキサス州の私有地で、同社の開発した有人弾道ロケット「ニュー・シェパード」の2度目の無人打ち上げを実施し、ロケット部分の垂直着陸を成功させた。イーロン・マスク率いるスペースXも負けじと12月22日、「ファルコン9R」ロケットの打ち上げで、使い終えた第1段を打ち上げ地のケープカナヴェラルに戻して垂直着陸させることに成功した。 ニュー・シェパードの有人カプセルは、慣例的に「ここから宇宙」とされる高度100kmを越えて100.5kmに到達し、その後パラシュートを開いて無事に着地。さらに、ブルー・シェパードのロケット部分は切り離し後に、姿勢を制御しつつ降下し、最後に着陸脚を展開してロケットエンジンを再起動して逆噴射を行い、着陸に成功し
「ありえない」半永久エンジン、NASAの研究で動く2014.08.04 12:3040,625 福田ミホ 半永久的に動く衛星も可能に? 従来のエンジンとまったく違う原理で動くEmDriveとそれを考案したRoger Shawyer氏は、今まであらゆる物理学者から異端扱いされてきました。EmDrive(上画像)は古典的な力学に逆らう仕組みであり、成立不可能だと思われていたのです。でもNASAの実験で、EmDriveと類似の考え方に基づく量子真空プラズマスラスタから推進力が得られたことが発表されました。 Shawyer氏が提唱したエンジンは非常に軽くシンプルで、その推進力は「マイクロ波を密閉容器内で反射させること」によって得られます。マイクロ波は電気から生まれるので、太陽発電でも動かせます。推進剤は不要で、つまりこのエンジンはハードウェアが壊れない限り永遠に動き続けられるんです。これが本当なら
「IXSエンタープライズ」と命名。1965年に描かれたスター・トレックのスケッチを参考にしているという (CNN) 米航空宇宙局(NASA)は、光速を超えて宇宙空間を移動する「ワープ航法」の性能をもった宇宙船の設計画像を公開した。 ワープ航法を実現する宇宙船の研究は、NASAの先端推進技術研究チームを率いる物理学者のハロルド・ホワイト氏が2010年から取り組んできた。 イメージ図は同氏の設計をもとに、アーティストのマーク・レドメーカー氏が制作した。制作には1600時間以上を要したという。ホワイト氏はSF映画「スター・トレック」に登場する宇宙船にちなんで、この宇宙船を「IXSエンタープライズ」と命名。同船の設計も、1965年に描かれたスター・トレックのスケッチを参考にしている。 ホワイト氏は昨年11月に米アリゾナ州フェニックスで開かれた宇宙カンファレンスで、この宇宙船のデザインやコンセプト、
バージニア・コモンウェルス大学では、テラフォーミングの実現性を証明するべく、地球外物質を用いた植物の栽培が行われているという。バクテリアや真菌類といった微生物のほか、アスパラガスやジャガイモといった植物も地球外物質を栄養にして生きられることが分かったとのこと (Motherboard、Slashdot)。 この実験では、隕石を土のような状態になるまで砕いてから植物を植えており、小惑星や隕石に含まれるリン酸や硫酸塩、水を使って植物が栽培できることを証明することが目的だという。ただし、同実験では大気中の酸素量や重力の調整は行っておらず、現時点では地球環境のなかで地球外物質を用いて植物を栽培しているという段階である。同実験を率いるMichael Mautner氏によれば、これが成功すれば、酸素量を人工的に制御した環境のなかで実験を行う次のステップに進めるだろうとのこと。 最終的には、地球外物質で
アメリカ航空宇宙局は、ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した「これまでで最もカラフルな宇宙写真」を発表した。同時に、この写真はこれまで最も広範囲の宇宙をとらえた写真であり、これまでで最も壮観な写真でもある。
自民党が月内に政府に提言する「国家戦略の遂行に向けた宇宙総合戦略」の原案が5日、分かった。宇宙利用を「安全保障」「産業振興」「科学技術」のバランス良く推進するため、平成29年度をめどに宇宙政策を一元化した「宇宙庁」の設置を求める。自民党の宇宙総合戦略小委員会(今津寛小委員長)が週明けに提言を正式決定する。 提言案では、内閣府に設置されている宇宙開発戦略本部の機能を強化した宇宙庁を内閣府の外局として設置し、宇宙関係予算を一括計上するよう政府に促している。政府の国家安全保障会議(NSC)で、宇宙における安全保障の基本的な考え方を示す「国家安全保障宇宙戦略」のほか、2030~50年を見据えた「長期的宇宙インフラ整備計画」を策定することを求めている。 また、現行の宇宙基本法が定めている関連法制の整備が進んでいないため、宇宙活動の規制に関する「宇宙活動法」や、資源調査などを目的としたリモートセンシン
氷で覆われた木星の衛星エウロパの表面に、小惑星や彗星(すいせい)が衝突した跡とみられる粘土のような鉱物を確認したと、米航空宇宙局(NASA)のチームが11日発表した。 小惑星や彗星の中心核には、生命のもとになる有機物が含まれている場合がある。NASAの研究者は、エウロパの氷の下には広大な海があり、長い間に生命が育まれた可能性があると期待している。 チームは、探査機ガリレオが1998年に撮影したエウロパの近赤外線画像を分析。表面にある直径30キロのクレーターから約120キロ離れた場所に、フィロケイ酸塩と呼ばれる粘土に似た鉱物が幅40キロにわたって広がっているのを確かめた。直径1キロより大きな小惑星や彗星が浅い角度でエウロパに衝突し、跳ね返った後で一部が落下したとみられる。 エウロパは太陽からの距離は遠いが、木星の引力で氷が動いて一部が解け、液体の海が存在すると考えられている。(共同)
GPSの問題を「みちびき」はほぼ解決できる 準天頂人工衛星「みちびき」は、現在1基が軌道上にあって、今後3基の打ち上げを予定している。4基がすべて軌道上にそろったとき、日本では、誤差数センチの位置情報が利用できるようになる。現在、2018年の運用開始に向けて、現在実用化に向けた研究と検証が進んでいる。それは、研究室レベルの基礎研究ではなく、実利用を想定した検証作業に近い段階まできている。 日本未来科学館では11月14日から16日にかけて「G空間EXPO2013」を行っているが、この中で準天頂人工衛星を利用した高精度測位情報サービスの検証実験を展示しているが、その検証結果を参加団体や企業が発表するセッションが行われた。 日立造船 主席技師の神崎正之氏は、みちびきの補強信号を利用した農耕機自動走行ガイドシステムの検証結果を紹介した。その中で、人工衛星による位置情報システムの抱える問題点として、
ポイント 小マゼラン星雲に極めて明るいX線を放つ突発天体を発見 X線は新星爆発直後の約1時間、重量級の白色矮星を包み込んだ「火の玉」から放射 「火の玉」の観測は史上初、「火の玉」からの閃光中にネオンの放射を発見 要旨 理化学研究所(理研、野依良治理事長)は、宇宙航空研究開発機構(JAXA、奥村直樹理事長)と共同で開発し、国際宇宙ステーション(ISS)に搭載した全天X線監視装置「MAXI(マキシ)」を用いて、新星爆発の瞬間に重量級の白色矮星[1]を包みこんだ「火の玉」を初めて観測することに成功しました。これは、理研グローバル研究クラスタ(玉尾皓平クラスタ長)理研のMAXIチーム(牧島一夫チームリーダー) の森井幹雄協力研究員らを中心とした全国のMAXI研究グループ[2]と、NASAのSwift(スウィフト)衛星チームの協力研究者[3]による共同研究グループの成果です。 重い白色矮星の表面上で
海外FX業者を利用する上で、ボーナスは絶対に欠かせません。口座を新規開設するだけでもらえる「口座開設ボーナス」、入金時にもらえる「入金ボーナス」、その他にもキャッシュバックなど、様々なボーナスがもらえます。 受け取ったボーナスはそのまま取引に使え、利益が出た時は出金することも可能です。お得はあっても損はないボーナスなので、海外FX業者を選ぶ際には必ず比較しておきたいところです。 そこでこの記事では、海外FXボーナス(口座開設ボーナス・入金ボーナスキャンペーン)を徹底的に研究した上で、おすすめ比較ランキングにまとめてみました。日本人に人気のFX業者だけでなく、マイナーの海外FX業者や注意点なども詳しく解説していきます。 「海外FXボーナスが豪華な業者をすぐに知りたい」という方向けに、海外FXボーナス選びに役立つカオスマップを作成したのでこちらも併せて参考にしてください。 「どのFX業者で口座
NASA(アメリカ航空宇宙局)が次世代の宇宙通信技術となるレーザー通信の実験に成功しました。最大で622Mbpsの速度を記録しており、将来の高速・大容量のデータ通信への応用が期待されています。 NASA Laser Communication System Sets Record with Data Transmissions to and from Moon | NASA http://www.nasa.gov/press/2013/october/nasa-laser-communication-system-sets-record-with-data-transmissions-to-and-from NASA shoots lasers at the moon for new communication speed record | The Verge http://www.the
「宇宙エレベーター」をご存じでしょうか? 静止衛星軌道上まで届くエレベーターのことで、これを利用すると、ロケットを使わなくても、赤道の高度3万6,000キロ上空にある静止衛星軌道上まで物資を運搬できるというのです。ほとんどSFの世界ですが、近年「実際に造れるのでは?」といわれています。 【彼氏や夫の「変」だけど好きなところ「おならを報告する」「謎のポーズを取る」】 『一般社団法人 宇宙エレベーター協会』顧問の皆神龍太郎さんにお話を伺いました。 ■宇宙エレベーターは実現可能なアイディア! ――宇宙エレベーターというとSF小説の中にしか存在しないものだと思っていましたが……。 皆神さん 有名なのはアーサー・C・クラークのSF小説『楽園の泉』です。この中には「軌道エレベーター」(=宇宙エレベーター)が登場します。ですが、クラーク以前に、宇宙エレベーターのアイディアは、ロシアのユーリ・アルターノフ
宇宙航空研究開発機構は30日、男性職員のパソコン1台がコンピューターウイルスに感染し、来夏の初打ち上げを目指して開発中の小型ロケット「イプシロン」などの技術情報が流出した可能性がある、と発表した。 職員は筑波宇宙センター(茨城県つくば市)に勤務し、「イプシロン」の技術開発を担当。今月21日にパソコンのウイルス検出ソフトを更新したところ、ウイルスが検知された。ネットワークから切り離して調べ、感染が判明した。専門機関に調査を依頼したところ、データを収集したり、外部と通信させたりする複数の新種ウイルスに感染していることが確認された。 感染が確認されたパソコンには、イプシロンのほか、大型ロケットH2A、H2Bの技術情報も含まれており、同機構では流出の可能性と感染経路について調べている。
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