この春、完全リモートワークから一部出社が始まった当編集部。同僚たちの“立体感”に久しぶりに安心した。「やっぱり直接会うと違うよな」と心の中で思いながらも、ふと、SF映画みたいにホログラム映像で会えたらリモートでも問題ないんじゃないかと考えた。 そんな未来を想像しつつ、そういえばと思い出したのが株式会社ブライトボックスの「brightvox 3D」だ。この全方位立体視ディスプレイは、どの角度から見ても完全な立体映像を再現するという。イベントの空間演出や展示会などではすでに使われているが、現在は立体ビデオ通話システムの開発にも取り組んでいるらしい。 例えば、自宅にいながらこの技術を使って会議をすれば、表情やジェスチャーまでもリアルに伝わり、オンラインコミュニケーションの質が変わるだろう。かつて「Zoom疲れ」という言葉が流行したが、この技術でその状況を変える未来が訪れるかもしれない。 ただ、日
