スタートアップで必要になってくるシーンが多い仮説の考え方について解説しました。またスタートアップの仮説の種類なども分類しています。 仮説思考シリーズの 1 つ目です。 Takaaki Umada の Web サイト …
米Wind River Systemsの日本法人であるウインドリバーが、「エンタープライズ向け」をうたうLinux製品「eLxr(エリクサー)Pro」を2024年10月29日に発表した。 ウインドリバーといえば、車載システムや通信サービス、航空宇宙といった、リアルタイム性が求められる組み込み機器向けのOSとして「VxWorks」「Wind River Linux」を提供してきた。ITではなくOT(オペレーショナルテクノロジー)に強いベンダーだ。ウインドリバーが果たしてIT向け製品で成功できるのか。 コミュニティーのディストリビューションを商用化 eLxr ProはLinuxディストリビューションの1つである「eLxr」に、長期にわたる商用サポートやパッケージ構成のチューニング、業界に合わせたセキュリティー設定などを追加したものである。 大元となるeLxrはLinuxディストリビューションの
こんにちは。コミュニケーションアプリ「LINE」のモバイルクライアントを開発している石川です。 この記事は、毎週木曜の定期連載 "Weekly Report" 共有の第 48 回です。 LINEヤフー社内には、高い開発生産性を維持するための Review Committee という活動があります。ここで集まった知見を、Weekly Report と称して毎週社内に共有しており、その一部を本ブログ上でも公開しています。(Weekly Report の詳細については、過去の記事一覧を参照してください) ワイルドすぎる引数 「図形」というデータが、スペースで区切られた文字列として表現されているとします。以下は、その文字列の例です。スペース区切りの最初の値は、図形の種類を示す「タグ」と呼ばれるもので、2 つ目以降は図形ごとの属性 (座標など) だとします。 circle 10 20 30 rect
2024年10月24日 横浜発 ― オープンソースを通じて大規模イノベーションを促進する非営利団体 Linux Foundation は、無料オンラインコース「Linux入門 (LFS101-JP)」の提供を開始しました。Linux初心者が一から学べるコースで、コンピュータの使用経験が豊富だが、Linuxは初心者である個人および学生と企業ユーザーを対象としています。これまで英語で提供されてきた「Introduction to Linux (LFS101)」を日本語で受講できるようになりました。これまでLinuxのトレーニングは、中級者向けの「Linuxシステム管理基礎(LFS207-JP)」コースを提供してまいりましたが、このたび、初心者向けの「Linux入門」コースを無料で提供することで、より多くの方々にLinuxの世界に気軽に触れていただける機会を創出できると考えています。これにより、
トレンドマイクロは、2023年の国内外のセキュリティ脅威動向を分析した報告書「2023年 年間サイバーセキュリティレポート」を発表し、ランサムウェアの侵入手口や侵害範囲などの変化について明らかにした。 同社によると、2023年にランサムウェアによる被害を公表した国内組織は、直近5年で最多の70件に上った。ランサムウェアの主なアタックサーフェス(攻撃対象領域)は、2021年がVPNの脆弱(ぜいじゃく)性を悪用したネットワーク経由の侵入、2022年がサプライチェーンの弱点を悪用した他組織を経由した侵入、2023年がクラウド上のデータセンター内システム経由での侵入と拡大しているとした。 また、ランサムウェアの初期侵入を検知するポイントも変化したとする。検知ポイントをメール、ウェブ、ファイルの3つとして分析すると、2021~2023年はメールとウェブでの検知が減少し、ファイルが増加したという。同社
WBS(Work Breakdown Structure)の出来は、プロジェクトの成功に大きな影響を与える。WBSの不備は、計画の不備につながり、プロジェクトが混乱する要因になりかねないからだ。だが、「WBSをきちっと作れますか?」と問われて、自信を持って「イエス」と答えられる人は少ないだろう。出来上がったWBSを見ると簡単に作れそうに見えるが、いざ自分で作ってみようとすると意外と難しい。 「これを知っていればWBSなんて簡単に作れますよ」という魔法のようなテクニックはないが、いくつかの定石のようなものはある。1回のコラムで定石のすべてを書ききれるわけではないので、不定期になるが、何回かにわたって解説したい。今回のテーマは、WBSの表記方法とその使い方だ。 WBSの表記方法にルールはない WBSの表記方法に決まりはないが、一般的には、ボックス内に作業を記述し、ボックス間を結ぶ線で階層構造を
生成AI利用プログラミング:誰でもプログラムが書けると 世の中どうなる?/open-campus202408
スピード開発である「時短開発」をこなし切れない開発設計部門の「技術力不足」が不正を招いた。厳しい開発日程による「時間不足」によって短期開発ができずに認証部門が不正を行ったという調査書の見方を、自動車の開発設計の経験者は否定する。(出所:日経クロステック、「ミラ イース」の写真:ダイハツ工業) 結論から言えば、ダイハツ工業が不正に手を染めた真因(問題を引き起こした本当の原因)は「技術力不足」にある。それを許したのは管理職の機能不全およびリスクに対する経営陣の機能不全だ。そして、少なくとも34年間、不正を継続し隠蔽し続けても問題にならなかったという現実が、同社の不正行為を正当化した──。これが専門家への取材を通じて得た、ダイハツ工業の不正問題の「真相」である(図1)。 改めて、第三者委員会による調査報告書(以下、報告書)の見方は表層的なものにすぎないと指摘しておく。そのわけは、社員が「本当の事
基幹系システムのような社内システムにおいても、オープンソースソフトウエア(OSS)の利用が当たり前になってきた。クラウドサービスを利用する場合や、開発担当者と運用担当者が連携する開発手法DevOpsを採用する場合など、OSSの利用を避けられない。 多くの企業でOSSの利用が進む中、OSSを採用した当初は想定していなかった誤算に直面するケースが浮上している。商用のソフトウエアに比べてサポート期間が短かったり、サポートが充実していないため脆弱性が見つかっても放置してしまったりといった課題だ。ユーザー企業は安易に導入コストだけを見てOSSを採用するのは禁物だ。その後の長期間の運用・保守も含めた体制の検討が求められる。 「OSSの採用がここ数年で周辺システムから基幹系に広がった。その結果、ユーザー企業からは長期間、同じバージョンのソフトウエアを使いたいという要望が増えている」。OSSのデータベース
京都大学出身。2014年まで、株式会社beBit(デジタル分野のコンサルティングファーム)にて事業責任者を務める。DX・デジタルマーケティング支援に特化した「株式会社Media Theater」創業・代表取締役。また、日本とシリコンバレーを拠点にEdTech企業「RISU」を経営。大手金融機関から消費財・インターネット起業まで、幅広い業界へのデジタルマーケティング支援を経験。デジタルマーケティングにとどまらず、事業レイヤーに踏み込んだコンサルティングを得意とする。 DX沼からの脱出大作戦 DX沼にハマって苦しむ現場の方へ バックナンバー一覧 巷では「DX」「DX」の大合唱が呪文のように続いています。しかし現場からは、「仕事が増えただけで売上はなかなか上がらない」という悲鳴が聞こえてきます。そんな悲劇を解決すべく、1000社以上の問題を解決してきたITコンサルタント・今木智隆氏が書き下ろした
Google、PDF論文を劇的に読みやすくするChrome拡張「Google Scholar PDF Reader」 米Googleが「Google Scholar PDF Reader」というPDF形式の論文を読みやすくするChromeブラウザ拡張機能の提供を開始した。 プラットフォームやOSに依存せず、クリーンで、文章の構造が一貫しているPDFは、学術文書の標準的なフォーマットとして広く利用されている。しかし、一方で、引用されている他の文献にジャンプするのが難しかったり、あるいは特定のセクションを閲覧したくても、PDFの構造上、簡単に移動できないなど、閲覧性に関して不便と感じる面もある。Googleは「Google Scholar」という学術論文の検索エンジンを提供している。シンプルで分かりやすい画面構成で、良質な学術文書を効率的に見つけられるサービスである。Scholar PDF R
コンテキスト境界を使ってドメイン駆動設計の効果を高める:ドメイン駆動設計の決め手、コンテキスト境界 ドメイン駆動設計は、ビジネスの主要ニーズに重点を置いてソフトウェアを開発するのに役立つ。だが、ドメイン駆動設計を実践するには、コンテキスト境界についての基礎を理解する必要がある。 アーキテクトは、純粋なドメイン駆動設計(DDD:Domain-driven design)を自社に導入するのに苦労することが多い。DDDでは、複数の部署や複数のソフトウェアシステムにまたがってビジネスプロセスを対応付ける必要があるため、その複雑さから目的の成果を得るのが難しくなる。 とはいえ、ドメインモデリングはビジネスニーズを技術設計に置き換えるのに優れたアプローチだ。そのため、アーキテクトは、DDDの効果の決め手となるコンテキスト境界(bounded contexts)を定める方法を理解する必要がある。 コンテ
「nest Award 2023」を受賞したヤンマー建機のDX成功例 横尾勇人氏(以下、横尾):それではスペシャルセッションを始めます。私はアライアンス統括部、横尾と申します。本日のモデレーターを務めさせていただきます。 WARPパートナーのみなさま、日頃は当社のパートナービジネスに多大なるご支援をいただき、誠にありがとうございます。私はWARPの運営責任と、そして「ISVスクラム」と命名しておりますが、パートナーさまとのGO TO MARKET(市場進出戦略)をウイングアークで担当しております。本日はよろしくお願いします。 さて、本セッションでは2人の素敵なゲストをお招きして、対談をさせていただきます。まず紹介するのが、ユーザー企業さまを代表して、ヤンマー建機の田中さんです。田中さん、こんにちは。 田中重信氏(以下、田中):ヤンマー建機の田中です。今日はよろしくお願いします。 横尾:続き
国立がん研究センター東病院などが、量子コンピューターを創薬に応用する研究を製薬会社などと共同で進める産学連携コンソーシアムを2024年中に設立する方向で検討を進めている。量子ビットの誤りを訂正できる「誤り耐性量子コンピューター(FTQC)」の実現が近づいていることを前提に、FTQCに近い位置にある量子コンピューターを選んで使う考えだ。 日本癌治療学会の理事長を務める国立がん研究センター東病院の吉野孝之副院長が、2024年2月13日にデロイト トーマツ コンサルティングが開催したイベントで明らかにした。製薬会社がコンソーシアムに資金を提供し、医療機関と製薬会社が共同で量子コンピューターを活用した新薬開発などを進める。 国立がん研究センター東病院は2015年から、産学連携のがんスクリーニングプロジェクトである「SCRUM-Japan」を推進している。製薬会社がコンソーシアムに資金を提供して、様
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