![IPA、DX推進を担う人材の評価に向け情報処理技術者試験などの出題範囲とシラバスを改訂](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a244aed6427932394247623d0f57ebf92367869b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcloud.watch.impress.co.jp%2Fimg%2Fclw%2Flist%2F1557%2F373%2Fipa.png)
ITエンジニアの基礎力が試される国家試験「基本情報技術者試験」において、2023年4月に実施した試験で合格者の最年少と最年長の記録が更新された。それぞれ8歳と87歳で、最年長はこれまでの82歳を5歳上回った。 基本情報技術者試験は同月から制度が大きく変わり、試験時間や出題範囲などが変更された。その影響か、4月実施の試験は合格率が大幅に上昇した。合格率は2010年から2019年までの10年間、20~30%の間を推移していた。2020年4月の試験は新型コロナウイルスの影響で中止され、再開後の2020年10月から2022年までの間はほぼ40%台に向上し、2023年4月の試験で56.4%まで上昇。コロナ禍の前と比較すると合格率の数値は倍近くになった。
パッチ適用の時間を短縮する「自動化」について解説する本連載「こっそり始めるパッチマネジメント自動化入門」。前回はパッチマネジメントの重要性について説明しました。今回はパッチ適用を円滑にするための自動化についてお話しします。 自動化のスコープ 本稿のスコープ(範囲)は次の通りです。 基盤環境構築、単体試験の自動化 パッチマネジメントを正しく運用するには試験環境でのパッチ適用試験が必須です。パッチ適用試験環境をタイムリーに短時間で構築するには、基盤環境の構築および単体試験の自動化が欠かせません。 ここではCI/CD(Continuous Integration/Continuous Delivery)ツールを組み合わせた基盤環境の自動化ソリューションを検討します。 基本になるのは構成管理ツール「Ansible」 「Ansible」(アンシブル)は、Red Hatが開発するオープンソースソフトウ
情報処理推進機構(IPA)は7月15日、情報セキュリティに関する書籍「情報セキュリティ白書2022」を公開した。国内外の官民の各種データや資料を引用し、情報セキュリティ分野のトピックを240ページ以上に渡り解説している。IPA会員ならばアンケートに回答することで、PDFファイルを閲覧可能。印刷書籍版もあり、2200円で購入できる。 情報セキュリティ白書はIPAが2008年から毎年発行している書籍。情報セキュリティに関する国内外の政策や脅威の動向、インシデントの発生状況、被害実態などをまとめている。22年版では「内部不正防止対策の動向」「個人情報保護法改正」「クラウドの情報セキュリティ」「中小企業に向けた情報セキュリティ支援策」「米国や欧州の政策」などのトピックも取り上げた。 読書アンケートによると情報セキュリティ白書は、「学習・自己研さん」「対策強化・予算策定などの上位者への説明資料」「新
読者の皆さんは「ITストラテジスト試験」をご存じだろうか。情報処理推進機構(IPA)が実施する情報処理技術者試験のうち「高度試験」区分に該当し、IT業界では「IT関連の国家試験において最難関」と評する人もいる試験だ。例年、合格率は15パーセント前後となる。 記者は2022年4月に本試験を受験し、6月下旬に合否の確認を済ませた。以下では受験にあたり準備したことや、試験制度について感じた課題をまとめる。 DX推進者向けの試験 ITストラテジスト試験はざっくり言えば、企業のIT戦略を策定・推進する立場にある人向けに、その能力を測る試験だ。職種としてはコンサルタントや企業の経営企画、IT企画担当者などをイメージすればよいだろう。合格にはマークシート形式で知識を問う午前IとII、論述試験の午後IとII、計4つの試験で一定以上の成績を収める必要がある。特にIT戦略について3000字前後で書く午後II試
情報処理推進機構(IPA)は4月25日、これまでは年2回の実施だった基本情報技術者試験(FE)と情報セキュリティマネジメント試験(SG)をいつでも受験できるようにすると発表した。2023年4月からは、受験者が都合の良い日時を選択して受験できるようになる。「受験者の利便性向上を目指す」(IPA)といい、試験時間や出題範囲も変更する。 これまで午前中に150分行っていたFEの「午前試験」は、「科目A試験」に名称を変更し、試験時間を90分に短縮。問題数は80問から60問に減らす。午後に150分行っていた「午後試験」は100分に短縮するが、問題数は11問から20問に増やす。回答する問題を受験者自身が選べる「選択問題」は廃止する。 科目A試験の出題範囲は、午前試験から変更しない。科目B試験は、これまで出題範囲の一部だった「情報セキュリティ」と「データ構造及びアルゴリズム(疑似言語)」を中心とした構成
12月1日、情報処理技術者試験の一区分である情報セキュリティマネジメント試験がはじまると同時に、基本情報技術者試験の申込みが一部開始されました。この二つの試験は、今年度から試験方式が大きく変わり、従来のマークシート方式からCBT方式へと切り替わりました。突如として実施されることとなった新たな試験方式とは一体どういったものなのでしょうか? 今回、試験対策本の担当編集者自身が実際に受験して確かめました。基本情報技術者・情報セキュリティマネジメント両試験の受験者の参考になれば幸いです。 突然の"新様式"を余儀なくされた情報処理技術者試験 2020年は新型コロナの年でした……という決まり文句も見飽きた方が多いでしょう。それくらい、あらゆるものが新型コロナウイルス感染症に翻弄された1年でした。 新型コロナウイルス感染症は、毎年約40万人もの人々が受験する情報処理技術者試験にも多大な影響を及ぼしました
はじめに この記事には、Googleのオンサイト面接に向けて勉強した内容が記載されていますが、それらはすべて面接を受ける直前に書いておいたものです。このエントリを読むことで面接で聞かれた内容が予測されてしまわないようにそのようにさせていただきました。ご了承お願いします。 この記事について 令和元年に医師を退職し、ソフトウェアエンジニアに転職します。 自分にとって大きな転機であったのと、とても大変な道のりであったので、私という人間が辿った道筋を最初から最後までちゃんとまとめておきたいと思いこの記事を書くことにしました。 私のような他業種から未経験での転職を目指されている方にとっても、何らかの参考になる内容であれば幸いです。 私の生い立ち 私は小さい頃からテレビゲームが大好きで、学校から帰るとずっと家でゲームをしている子でした。あまりにもゲームが好きだったので、遊ぶだけではなく自分で作ってみた
20万ダウンロード突破! 初心者の方が基礎からLinuxを学習するために最適な教科書 LPI-Japanは、Linux/OSS技術者教育に利用していただくことを目的とした教材「Linux標準教科書」を開発し、無償にて公開しています。 基本的なコマンド、正規表現、シェルスクリプト、ファイル管理など、Linuxの基礎知識を系統立てて学べるように構成されており、初心者の方が基礎からLinuxを学ぶために最適な内容となっています。操作手順をひとつずつ説明している本教材はすでに20万回以上ダウンロードされ、「授業でも自習でも使える実践的な教科書」として学校教育、若手エンジニア教育、個人学習などに広くご利用いただいています。 Linux標準教科書で学習する内容は、LinuCレベル1の101試験と102試験の受験にも役立つ内容となっています。 本教材は試験対策教材ではありません LinuCの試験対策には
国内でCNCF公認の「認定Kubernetes管理者」「認定Kubernetesアプリケーションデベロッパー」試験が今秋開始、日本語でトレーニングと受験が可能。クリエーションライン Kubernetesの開発などをホストしている団体「Cloud Native Computing Foundation」(CNCF)は、ソフトウェア開発のみならずKubernetesに関する技術者の認定制度として、「Certified Kubernetes Administrator (CKA)」(認定Kubernetes管理者)や、「Certified Kubernetes Application Developer (CKAD)」(認定Kubernetesアプリケーションデベロッパー)などを提供しています。 このKubernetesに関する2つの認定試験が今秋に日本国内で日本語で提供されることが発表されまし
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