近年、天文学者たちの間で注目を集めている天体「アロコス」。この名前は、先住民族ポウハタン語で「空」を意味し、NASAの探査機「ニュー・ホライズンズ」によって観測された太陽系外縁天体の一つです。しかし、単なる小惑星ではなく、太陽系の起源に関する貴重な手がかりを秘めているアロコスについてご紹介していきます。 毎週土曜21:00~宇宙ニュース配信中!! ■雪だるまのような小惑星「アロコス」とは?ニュー・ホライズンズのフライバイ想像図で描かれた近接連星型 出典:NASA アロコスは、カイパーベルトに位置する小惑星であり、直径は約35km程度と推定されています。2019年1月1日、NASAの探査機「ニュー・ホライズンズ」がこの天体をフライバイ観測し、その詳細な画像を地球に送信しました。 特徴的なのは、その形状です。観測データによると、アロコスはピーナッツのような二つの球体がくっついた「接触連星(コン
