ミャンマー・ヤンゴンのシュエピーター地区に廃棄されているプラスチックごみ(2023年10月11日撮影)。(c)AFP 【11月4日 AFP】ミャンマー・ヤンゴン市内。労働者階級が多く住むシュエピーター(Shwepyithar)地区では、プラスチックごみが1メートルの高さまで積み上げられている。最近行われた調査によれば、欧米諸国のごみが大量に捨てられている。 プラスチックごみは数年前から田畑を埋め尽くし、雨期になると排水路をふさぎ、火災を招くリスクもある。2000年に比べるとごみの量は倍増しており、現在では年間4億6000万トンに達している。 「以前は雨期になると、畑でクレソンを摘んで食べていた」「今はプラスチックごみのせいでクレソンは食べられず、悪臭がしている」と、住民の一人はAFPに話した。 先日公表された、調査報道団体「ライトハウス・リポーツ(Lighthouse Reports)」と
(CNN) ミャンマー軍に空爆された同国北西部ザガイン管区カンバルの村。一夜明けた12日、現場では焼け焦げた遺体や遺体の断片を、親族が拾い集めていた。 トンネルの中に隠れていたという目撃者は、空爆を受けた現場の惨状を目の当たりにした。死亡した子ども、泣き叫ぶ女性、地面に積み上げられた遺体の山。ミャンマー軍事政権による11日の空爆では、女性や子供を含む少なくとも133人が死亡したと、ミャンマー民主派の「統一政府」(NUG)で人権担当相を務めるアウンミョーミン氏はCNNに語った。 当時現場にいた活動家団体によると、今回の空爆で子ども少なくとも20人が死亡し、50人が負傷したという。 目撃者によれば、村では11日朝、地域行政事務所の開所式が行われて300人ほどが集まっていたという。式典ではミャンマーの新年の始まりに合わせて飲食が振る舞われ、近隣の村からも家族連れが訪れていた。 同地は軍事政権の支
バングラデシュ・クトゥパロン難民キャンプに近い美容サロンで働くターニャさん(2022年3月23日撮影)。(c)Munir uz zaman / AFP 【6月26日 AFP】ターニャさん(22)は少数派中の少数派だ。ミャンマーのイスラム教徒少数民族ロヒンギャ(Rohingya)で、トランスジェンダーの美容師でもある。世界最大の難民キャンプに暮らす人々の中でも特に多くの差別に直面してきた。 5年前、ミャンマー軍によるロヒンギャ弾圧を受けてバングラデシュに逃れた約75万人の難民の中に、ターニャさん一家もいた。 ターニャさんは避難先のコックスバザール(Cox's Bazar)で指折りの美容師の一人に数えられるようになり、他の多くのロヒンギャよりも高い収入を得られるようになった。 しかし、保守的なイスラム教徒であるロヒンギャの仲間から嫌がらせを受け、家族からは責められ、今も闘っている。 「幼い頃か
光州事件(こうしゅうじけん)は、1980年5月18日から27日にかけて大韓民国(韓国)の全羅南道の道庁所在地であった光州市(現:光州広域市)を中心として起きた民衆の蜂起。5月17日の全斗煥らのクーデターと金大中らの逮捕を契機に、5月18日にクーデターに抗議する学生デモが起きたが、戒厳軍の暴行が激しかったことに怒った市民も参加した。デモ参加者は約20万人にまで増え、木浦をはじめ全羅南道一帯に拡がり、市民軍は武器庫を襲うと銃撃戦の末に全羅南道道庁を占領したが、5月27日に大韓民国政府によって鎮圧された。 Wikipediaにあった。だれが選んだのか分からないトップページの項目。iPhoneをバックアップした合間に読んでいた。つぎは写真をハードディスクに入れなきゃ。数えきれないぐらいある。けど、なにを写しているかはなんとなく分かった。マウスホイールを転がす。画面がスクロールした。黒い石の画像があ
【7月20日 AFP】 ミャンマーでは、国軍のクーデターに抗議する不服従運動に参加した医療従事者らが国軍の運営する病院に戻らない中、新型コロナウイルス感染が全国で急拡大している。自宅で亡くなる感染者が急増し、ボランティアが民家を回って遺体を火葬場へ運んでいる。 最大都市ヤンゴンでは毎朝早くから、タン・タン・ソー(Than Than Soe)さんのもとに遺族からの依頼の電話が次々と入る。所属するチームは連日30~40人の遺体を引き取っており、「他のチームも同じような状況だと思う」と話す。 全国の病院には、医師の姿も患者の姿もない。2月のクーデターで実権を握った国軍に対するストライキの影響だ。 クーデターへの怒りと、軍事政権の協力者だと思われたくないとの理由から、多くの人が国軍運営の病院へ行くことを避けている。このため、ボランティアが酸素の調達や火葬場への遺体搬送を担っている。 ヤンゴン各地で
複数の関係筋によると、韓国の鉄鋼大手ポスコは、ミャンマーで2月に起きた軍事クーデターを受けて、同国の国軍系企業との合弁事業解消について検討を開始した。ソウル本社で2016年撮影。(2021年 ロイター/Kim Hong-Ji) [ソウル 5日 ロイター] - 複数の関係筋によると、韓国の鉄鋼大手ポスコは、ミャンマーで2月に起きた軍事クーデターを受けて、同国の国軍系企業との合弁事業解消について検討を開始した。 傘下のポスコC&Cとミャンマーの国軍系企業ミャンマー・エコノミック・ホールディングス(MEHL)の合弁会社について、保有する70%の株式を売却するか、MEHLが保有する株式30%を取得するかを検討しているという。
3月29日、ロシア大統領府はミャンマーで市民の犠牲が増加していることに深い懸念を表明した。ヤンゴンで28日撮影(2021年 ロイター)
ミャンマー東部カイン(カレン)州で空爆を受け、サルウィン川を越えタイ・メホンソンに避難した少数民族カレンら。カレンの難民キャンプ、エイトゥタの指導者提供(2021年3月29日撮影、提供)。(c)AFP PHOTO / EI TU HTA COMMUNITY LEADERS 【3月30日 AFP】ミャンマー東部カイン(カレン、Karen)州では国軍による空爆を受け、28日までに約3000人がタイに避難し、国境を越えた。少数民族カレンの市民団体「カレン・ウィメンズ協会(Karen Women’s Organization)が明らかにした。 だが、国境付近で約2000人がタイ当局により退去させられたと、地元メディアは報じている。一方、タイ外務省の報道官はこれを否定した。 国軍は27日夜、20年ぶりとなる同州への空爆を開始。空爆は、ミャンマー最大の武装勢力カレン民族同盟(KNU)が標的で、28日、
インド北東部ミゾラム州に身を潜めるミャンマー軍兵士(2021年3月15日撮影)。(c)Sajjad HUSSAIN / AFP 【3月27日 AFP】Tシャツ姿のミャンマー兵(24)は震えながら、自分の地元の住民に対して暴力を行使するよう命じられたことを振り返った。その命令こそがインドへ逃亡するきっかけとなった。 身の安全を守るため、この兵士をチョーさんという仮名で呼ぶ。チョーさんは、AFPが面会したインド北東部ミゾラム(Mizoram)州のある場所に身を潜める40人のミャンマー人の一人だ。彼らのほとんどは警官だった。 人権監視団体「ビルマ政治囚支援協会(Assistance Association for Political Prisoners)」によると、ミャンマーで2月1日に起きたクーデター以降、軍事政権による抗議デモへの弾圧で少なくとも180人が死亡している。 暴力が続く中、300
【2月19日 AFP】ミャンマーの首都ネピドーで先週行われた国軍のクーデターに抗議するデモで頭部を撃たれ、病院で治療を受けていた女性(20)が19日、死亡した。病院側が発表した。一連の反クーデターデモで死者が公式に報告されたのは初めて。 死亡した女性は9日、アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)氏を拘束して実権を掌握した国軍クーデターに抗議する大規模デモに参加していた。この日のデモでは、治安部隊がデモ隊にゴム弾を使用したが、病院の医師らは少なくとも2人が実弾で撃たれ、重体だとAFPに語っていた。 病院側によると、女性は19日午前11時(日本時間午後1時半)に死亡が確認された。「不当な行為による死」として遺体は検死に回されるとしている。「われわれは(死因を)記録に残し、当該当局に報告する。正義を求めて前に進みたい」と担当医師は述べた。 この医師によれば病院職員には、女性
東京メトロの広告や人気テレビシリーズ『孤独のグルメ』にも登場するシャン民族料理の有名店「ノングインレイ(NONG INLAY)」(東京・高田馬場)。 だが、現在72歳のオーナー、ハンウォンチャイ・スティップさんが日本で暮らすことになった理由までよく知る人は多くないかもしれない――。それは、冷戦下に大国間の代理戦争の現場ともなった「ラオス内戦」だった。 ベトナム戦争の影に隠れてあまり知られていないが、ラオスは「史上最も空爆された国」とも言われ、当時の米軍によって2億6000万発もの爆弾が投下されたという。ラオス内戦はベトナム戦争と同じ1975年に終結し、左派のパテート・ラオが勝利、アメリカが支援した王政側の敗北に終わった。 そんなラオス内戦にスティップさんはどう関わっていたか。実は、米軍やCIAの通訳として従事していたのだ。それは彼にとって「内戦の終結(敗北)」が自らの「命の危機」であったこ
船の転覆後、身を寄せ合うロヒンギャ難民ら。バングラデシュ・テクナフにて(2020年2月11日撮影)。(c)STR / AFP 【2月11日AFP】バングラデシュ南部沖で11日、イスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)の難民らを乗せた漁船が沈没し、少なくとも15人が死亡、数十人が行方不明になった。現地当局が明らかにした。 沿岸警備隊の報道官によると、漁船に乗っていたのはロヒンギャ難民らおよそ130人で、ベンガル湾(Bay of Bengal)を通過してマレーシアに向かおうとしていた。これまでに70人が救助されたという。 国境警備当局の幹部は、「難民らは人身売買業者にそそのかされた」との見立てを示している。 2017年のミャンマー軍による弾圧を逃れたロヒンギャは70万人余りに上り、その多くが過密状態となっているバングラデシュ南東部コックスバザール(Cox's Bazar)の難民キャンプ
タイ・バンコクで東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議に出席するミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問(2019年11月4日撮影)。(c)Lillian SUWANRUMPHA / AFP 【11月14日 AFP】ミャンマーのアウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)国家顧問が13日、イスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)の迫害をめぐり、アルゼンチンで告発された。かつてミャンマー民主化運動の象徴として知られたノーベル平和賞受賞者のスー・チー氏が、ロヒンギャ問題で正式に告発されたのは初めて。 ロヒンギャの団体と南米の人権団体が、戦争犯罪や人道に対する罪など重大な犯罪を国家の枠組みにとらわれずに訴追できる「普遍的管轄権」に基づき、アルゼンチンの法廷にスー・チー氏らミャンマーの複数の高官を告発した。 告発に加わった弁護士は、「虐殺の実行犯や共犯者、隠ぺいに
中身スカスカ、白紙委任の“移民法案”の審議が猛ダッシュで進んでいる。なりふり構わず、外国人労働者受け入れ拡大を目指す裏には、政治の利権が絡んでいる。膨らむ利権に与野党問わず群がる中、その筆頭格を担うのは麻生財務相だ。 第2次安倍政権の発足後、真っ先に外遊に飛び立ったのは…
シンガポールで会談に臨むマイク・ペンス米副大統領(右)とミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問(2018年11月14日撮影)。(c)Bernat Armangue / POOL / AFP 【11月14日 AFP】マイク・ペンス(Mike Pence)米副大統領は14日、訪問先のシンガポールでミャンマーのアウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)国家顧問と会談し、イスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)に対する迫害について「理由のない」暴力であると述べるなど、強い口調で非難した。 仏教徒が多数を占めるミャンマーで弾圧されているロヒンギャについてスー・チー氏はこれまで積極的な言及を避けており、人権擁護者としての同氏の名声は失墜。今週、国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)は同氏に授与していた賞を撤回し、マレー
バングラデシュ・バンドルボン県の帰還センター建設現場でセメント袋を運ぶ、ミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャの建設作業員(2018年11月12日撮影)。(c)Sam JAHAN / AFP 【11月13日 AFP】バングラデシュに逃れたミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)の帰還開始が週内に予定される中、ロヒンギャが難民キャンプから逃亡する事態が相次いでいる。帰還は本人の意思に基づいて行うものとされているが、難民コミュニティーのリーダーらの話によると、強制送還されるのではないかと恐れているという。 バングラデシュ南東部コックスバザール(Cox's Bazar)の国境地帯では、自らの意思に基づく帰還計画の下、第1陣のロヒンギャ難民約2260人が15日からキャンプを出発する予定となっている。 しかし難民コミュニティーのリーダー役らは12日、この計画によって難民の間に動
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