ハイジャックされた旅客機が激突した米ニューヨークの世界貿易センタービル(2001年9月11日撮影)。(c)AFP PHOTO SETH MCALLISTER 【9月9日 AFP】米同時多発攻撃が起きた2001年、当時のジョージ・W・ブッシュ(George W Bush)米大統領は「テロとの戦い」を宣言した。それから20年たった今、ジハード(聖戦)主義組織はその数を増やし、世界各地に拡散。戦いが失敗したことは、否定し得ない事実だ。 国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)の指導者ウサマ・ビンラディン(Osama bin Laden)容疑者は、アフガニスタンのイスラム主義組織タリバン(Taliban)政権にかくまわれながら、米同時多発攻撃を企図した。 ニューヨークと首都ワシントンが攻撃されたことを受け、ブッシュ大統領は対テロ戦争を開始。米主導のアフガニスタン侵攻によってタリバン政権は倒れ、ア
![「完全な失敗」 9.11から20年、対テロ戦争が残したもの](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6254ba333185d1342349cc82c139be5fce6ecd81/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fe%2F3%2F1000x%2Fimg_e330a9cf744e908815b2ace9a7697b70278898.jpg)