JR日暮里駅前の名所、夕焼けだんだんと谷中銀座――そんな東京の下町を舞台にした短編アニメ「夕やけだん団」をご存知だろうか? シネコン・チェーン“109シネマズ”で、昨年春から、本編の開始前に上映されているショートアニメだ。 “地域振興のご当地アニメ”と、甘く見てはいけない。キャラクターデザインは村田蓮爾、主演は山寺宏一である。江戸っ子気質のネコ・コトブキと都会的な少女・七海の軽妙な会話は、情緒的なようでいて、どこかクールな笑いをふくんでいる。 この小粋な3Dアニメを監督するのは、フリーランスの二村秀樹(ふたむらひでき)さん。二村監督に、「夕焼けだん団」の魅力を聞いてみた。 村田蓮爾さんがキャラデなのに、女の子がいなかった? ──二村監督は、どのような経緯で「夕やけだん団」に参加したのですか? 二村 企画書を拝見したその夜、夢枕にネコが立って……といった小粋な話でもあればいいのですが、そんな
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