少しでもくっついていたいおむすび うちの猫たちは、みな甘えん坊だと思う。 先代の猫おむすびは、究極の甘えん坊に加えて、寂しがり屋でもあったように思う。 おむすび 平日の昼間は二人とも出勤しているので、おむすびはいつもひとりでお留守番だった。 私が帰宅すると、私から離れない。 たくさんおしゃべりして、甘えて遊んで、お待ちかねの夕ご飯。 ゴハンの後は私に撫でられながらウトウト。 でも私が離れると、パっと起きてついてくる。 だから人間の夕食の支度もままならなかった。 料理中ずっと鳴いてるのだ。 声が枯れてしまうんじゃないかと、心配になるくらい。 そのせいか、晩年は声がかすれてきて、おばあちゃんみたいな声になっていた。(関係ないのかもしれないけど) あんまり鳴くので、料理を中断して構ってあげるとすりすりして、またウトウト。 私がキッチンに戻ると、また起きて鳴く。 これを延々と繰り返し、結局1時間く
