ふたり暮らし。不食の人々。 「不食の弁護士」秋山佳胤 世の中にはいろいろな人がいるけれど、「不食」で生きている人がいると知った時は本当に驚いた。 私が不食者について知ったのは、弁護士である秋山佳胤(よしたね)さんの著書だった。 秋山さんは、正確に言えば完全な不食者ではなく、「仕事上の付き合いで食事をすることもある」という、言わば究極の少食者だ。 もともとはボクシングだったか空手だったかを嗜んでおり(うろ覚えですみません)、人一倍食べる方だった秋山さん。奥様にも、栄養バランスを考えたタンパク質多めの食事を用意するようにとお願いしていて、弁護士としてのお仕事の傍ら、身体を鍛えることを大切にしていたそうだ。 それがあるきっかけで不食者の生活を知り、ご自身で実践。不食生活の素晴らしさを身をもって知ったとのこと。日本には何名かの不食者がいるそうだけれど、そのうちのおひとり、森美智代さんに秋山さんは会