引用元:filmarks.com 南仏の漁村・ラ・ポワント・クールト 久しぶりに故郷に帰ってきた夫(フィリップ・ノワレ) その彼を追って、パリから数日後にやって来た妻(シルヴィア・モンフォール) 結婚4年目を迎え、「今回の休暇は里帰りを」という認識の夫に対して、妻の方は離婚に向けた話し合いをするつもりで来ていた 話し合いと言っても、自身の考えが変わることは想定になく、夫に理解してもらうつもりでしかいなかった妻だったが、海岸沿いを散歩しながらお互いについて、或いは夫婦について、そして愛について語り合ううちに、夫の静かな愛情を再認識し始める 一度離婚を考えた女性の意見が変わることに多少の違和感(そんなことが本当に起こり得るのか)を感じるけれど、最も首都と地方に暮らす人の違いを感じさせる国でもあるので、パリで生まれ育った妻にとって「夫の故郷で過ごす数日」は大きな意識の変化になったのかもしれない