ブックマーク / apesnotmonkeys.hatenablog.com (48)

  • 都知事、「震災は天罰」 - apesnotmonkeysの日記

    先日のエントリで、大災害に余計な意味付けをするのは止めてほしいと書いたばかりですが、早速やらかした奴が現れました。それももっとも稚拙なかたちで。 @asahi_kantei 朝日新聞官邸クラブ 副長官番A)節電の要請に訪れた蓮舫・節電啓発担当相と会談した石原都知事。会談後に「震災への日国民の対応をどう評価するか」と質問したところ、石原さんは「日人のアイデンティティーは我欲。この津波をうまく利用して我欲を1回洗い落とす必要がある。やっぱり天罰だと思う」と述べました (http://twitter.com/#!/asahi_kantei/status/47220894023692288) @ho4not 星野貴彦 共同「(震災について)『これはやはり(我欲が張った)天罰だと思う』といっていたが、不謹慎では?」。石原都知事「被災者には耳障りかも知れないが、と言葉を添えている。正確に聞き取って

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    K416 2011/03/14
    元々こういう人間だったとも思うが、こういう人間を推そうとしてた伸晃だのはどう反応するんだろうな。
  • 無償化問題で毅然とした態度をとっていたら…… - apesnotmonkeysの日記

    前原元外相に続いて菅首相にも波及した在日韓国人からの献金問題ですが、ある意味では朝鮮学校を高校無償化の対象から排除した民主党政権の自業自得と言えるのではないでしょうか。あのとき、朝鮮学校に無償化を適用するかどうかはこの社会がマイノリティ(しかも過去における自国の植民地支配という歴史と密接に関連して形成されたマイノリティ)に対してどういう姿勢を示すかの問題である、という基的な原則を明らかにし、かつそこにおいて排外主義とはきちんと対決するという方針を示していたら、今回のケースでも特別永住資格をもつ外国人が「献金」というかたちですら政治参加することを拒否しているこの社会のあり方を問題にすることができたはずです。 もちろん、その場合には、臆面もなく排外主義的に振る舞う党派やメディアからの攻撃はいっそう激しくなったでしょう。しかし無償化からの朝鮮学校の排除がはらむ排外主義をスルーしているこの社会の

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    K416 2011/03/11
  • バクシーシ山下をめぐるいくつかのツイートに関して - apesnotmonkeysの日記

    「バクシーシで盛り上がるアンチ宮台な人達と、その意外な顛末」でまとめられている一連のツイートに対するコメントのツイートが私のTLにあがってきたのだが、その中でこちらから「バクシーシは彼の作品について、出版した「セックス障害者たち」(太田出版)において、「撮影の際に男優や女優に全てのシナリオを知らせずに映像化していることがほとんどだった」と告白している」という一文が何度か引用されている。『セックス障害者たち』はむかし私も読んだことがあるのだが、その際の記憶とい違っているので確認してみた。結論から言うと『セックス障害者たち』には「撮影の際に男優や女優に全てのシナリオを知らせずに映像化していることがほとんどだった」という趣旨の記述はない(男優に知らせなかったことが多いことについては確かに書かれている)。「言ってもいないことを言ったとする」のは容易に揚げ足取りに利用されうるうえに、やはり批判の方

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    K416 2011/03/07
  • 排外主義の自然化 - apesnotmonkeysの日記

    きっかけは m_debugger 氏のエントリ「山口二郎、レイシストとして格デビュー」に私がブクマをつけて、ブコメで「「外国人、カルト集団など、が周囲に目立つようになると、人間は不安に陥る。これらのアイデンティティに対する脅威も、生存のリスクに含まれる」という超差別言説を自ら流布」という一節を引用しておいたことである。私は『自由への問い 2 社会保障――セキュリティの構造転換へ』を読んでいないので「レイシスト」「超差別言説」という評価に直ちに同意するわけではないが、そのような批判が妥当する可能性は十分にあると考えたからである。 まず第一に、「アイデンティティに対する脅威」を言うのであれば、それをもっとも切実に感じているのは様々なマイノリティ、とりわけ存在すらなかなか認知されないような集団や、公的に攻撃の対象となっている(e.g. いまの日でいえば朝鮮学校の生徒・保護者)集団であるはずだ

    排外主義の自然化 - apesnotmonkeysの日記
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    K416 2011/02/24
    「ここでの議論において「差別的」「レイシズム」とされているのは、「言語や文化を共有できない人間」の増加に対して不安を感じることそれ自体ではなく、そうしたマジョリティの不安を「生存のリスク」とする言説」
  • 嫌いな言葉:言葉狩り - apesnotmonkeysの日記

    少し前のニュースだが。 asahi.com 2011年2月17日 「差別用語は追放すべきか ハックルベリー新版めぐり論争」 この朝日の記事につけたブクマで私は「この手の話題が出ると必ず現われる「言葉狩り」云々の思考停止っぷりにはうんざりする」とコメントした(現時点で117ついているブクマの中に、私のものを除いて4回「言葉狩り」が登場している)。 もちろん、新バージョンの出版を批判する根拠はいくつも考えることができるだろうし、新バージョンを出すとしてNワードを全て "slave" と置き換えるという選択が妥当なのかどうかを問題にすることもできるだろう。しかしオリジナル版の出版を禁止し図書館からも回収するというのであればはなしは別になってくるが、選択肢を増やす出版を批判するのにはそれ相応の強い根拠が必要になるはずである。月並みな議論としては「オリジナル版に“現代では差別語とされる表現が含まれま

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  • とあるCMについて - apesnotmonkeysの日記

    昨晩テレビを見ていたらセブン・イレブンの「セブンプレミアムゴールド」なる製品群(品名を確認できたのはビーフシチューとハンバーグステーキ)のCMが流れた(1月10日までの放送とのこと)。 (1)都市の夜景 (2)託児所(?)に子どもを迎えにきた女性→手をつないで建物の外に出る母子 (3)絵画教室(?)で絵を描いている女性(たち) (4)タマネギをみじん切りにする手元・鉄板で焼かれるハンバーグ・ドミグラスソースに調味料を入れる手元 (5)箸でハンバーグを割る手元 (6)二人の子どもを自転車に乗せてコンビニにやってきた女性 (7)棚から商品をとる女性 (8)夫婦+子ども2人の卓風景(べる男児・卓を上からパン・再び男児・男児の口元を拭う母親 以上のような展開にあわせて次のようなナレーションとバックグラウンドの音楽(チューリップの「青春の影」という歌らしい。ネットは便利だ)が流れる。 自分の時

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  • むしろ「更生」を放棄しているのでは? - apesnotmonkeysの日記

    原理的に言えば「更生の可能性は0%ということはあり得ない」というはなしはこの際脇において蓋然性の問題として考えるなら、確かに「更生するとは思えない」と言わざるを得ないような事例が存在するだろうことは認めてもよい。しかし死刑という刑罰は「更生が可能だったかどうか」の検証を不可能としてしまうのであるから、更生可能性が主たる争点(の一つ)となっている場合には特に慎重な検討が要求されることは言うまでもない。 今回の判決では被告人が未成年であることが報道で強調されているが、同時に事件から判決まで1年も経っていないことも無視できない。「反省」ってそんなに簡単なことか? と言いたくなる。これで控訴でもすれば「やっぱり反省してなかった」と言われるのだろうか。しかし控訴せずに死刑になったとしても何人が「しまった、反省してたのかもしれない」と考えるだろうか。 判決を受けた読売新聞の社説は次のように書いている。

    むしろ「更生」を放棄しているのでは? - apesnotmonkeysの日記
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    K416 2010/11/27
    確かに理解できん。
  • 例証乙 - apesnotmonkeysの日記

    何万、何十万という人間の死にこの社会が負っている責任を意にも介さないような「国民の正義感情」が死刑制度を支える論拠足りうるのか? を問題にしたエントリに対して、ブクマなりコメント欄なりで文句つけに来た人間の中に、ただの一人も、たとえただのエクスキューズとしてであれ、「いや確かに小泉の責任が追及されてないことは問題ですが」とか「名古屋市民ですがリコールが成立したら河村たかしには入れません」とか「ブッシュは平和に対する罪で訴追されるべきですが、それでも死刑にすべきでないと思いますか?」とか言ってみせた人間がいなかった、というのは極めて興味深いね。 追記 オレ、ちゃんとこう書いておいたんだけどな。 こういう境地に達するうえで、南京事件否定論者の言動をフォローして来たことは大いに関係しています。「捕虜を殺したのは正当である」と主張するために様々な詭弁を弄する人々を見ていると、そうした主張に対して国

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  • 私はいかにして死刑廃止の論拠について心配するのを止めたか - apesnotmonkeysの日記

    私も以前は「なぜ死刑を廃止すべきか」の論拠をどう表現するかいろいろと考えたものですが、最近は実にシンプルな主張に落ち着きました。「殺すな、という主張に根拠は要らない」です。 こういう境地に達するうえで、南京事件否定論者の言動をフォローして来たことは大いに関係しています。「捕虜を殺したのは正当である」と主張するために様々な詭弁を弄する人々を見ていると、そうした主張に対して国際法やら当時の軍事的情勢やらを引き合いに出して「いや、あの捕虜を殺すのは不当だった」と反論するのは実は間違っているのではないか、とすら思えてきますから。 死刑存置論はしばしば「国民の正義感情」を論拠にしますが、しかしこの「正義感情」たるや、被害者の数が膨大で“顔が見えなくなる”とかえって被害者への関心を失ってしまうようなシロモノです。だって、9割近くが死刑を支持するその社会で、万の単位で被害者のいる大虐殺を否定するために詭

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    K416 2010/11/04
    「殺すな、という主張に根拠は要らない」
  • 「俺には○○の友人が」メソッド - apesnotmonkeysの日記

    「俺には○○の友達も△△の友達もいる、だから……」っていっても、その○○や△△(というカテゴリーに属する人びと)が丼投げつけられたりヘイトスピーチ丸出しの街宣かけられていることに怒らないんだったら、あんたにはその○○や△△の友達はいないんだよ。

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    K416
    K416 2010/09/17
    ナイス。
  • 極めてイデオロギッシュな「イデオロギー」概念 - apesnotmonkeysの日記

    9月17日の朝日新聞(大阪社)朝刊オピニオン欄「ネットと民意」に掲載された宇野常寛のコメントより。 若い世代は相対的に、親世代のような政治的なイデオロギーに対するロマンティックな幻想はない。グローバル化など不可避の条件に対して、いかに最適な政策に調整するかという風に思考する人が多い。憲法9条や靖国神社をめぐるイデオロギッシュな問題よりも所得の再配分や規制緩和などシステム設計の問題への関心が高い傾向がある(……) 「所得の再配分」は極めてイデオロギッシュな争点の一つですが? それを「システム設計の問題」だと思い込もうとするのも一つのイデオロギーですが? グローバル化を「不可避」と考えるのもイデオロギーだし。そして“俺たちはイデオロギー・フリー”と思い込むのは今日における最悪のイデオロギーです。

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    K416 2010/09/17
    「“俺たちはイデオロギー・フリー”と思い込むのは今日における最悪のイデオロギー」←だわな。/ポストモダニズムは自らの立ち位置をも疑うことでもある…みたいな話じゃなかったかしらと記憶を掘り返す。
  • どの口がそれを……PartII(追記あり) - apesnotmonkeysの日記

    学生もなにもないでしょう。その考え方が世間を舐めているよ。大学教師は保護者じゃない。自分の発言に責任取れないならツイートするな。 (http://twitter.com/hazuma/status/22818846038) なるほど、ツイッターでのつぶやきにも責任を取れ、と。しかし……。 ツイッターやり始めたときから言っているのだけど、ぼくはここでわざわざ「他者」を説得しようとかまったく思っていなくて、単にぬるーくコミュニケーションしたいだけなので、面倒な「論争」を仕掛けるひとは申しわけないけどブロックします。そんなぼくが嫌いなひとはどんどんリムーブすればいい。 (http://twitter.com/hazuma/status/17204024842) どう読んでも自分のつぶやきに責任とる気のある人間の発言じゃないよね、これ。 というか、ぶっちゃけ言うと、カンニングより、「カンニングして

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    K416 2010/09/05
    twitterでつぶやくことに責任は取らないって立場を選んじゃったら、他人のつぶやきに責任を求めることもできなくなっちゃうよね、と。解決策は、他人にも責任を求めないか、自分の方針を変えるかなんだろうけど。
  • これはすごい - apesnotmonkeysの日記

    すでにハイクで言及したんだけど、あまりにも味わい深いので改めて。 RT @hazuma: ちなみに、言論の自由至上主義はすでに時代遅れで、ヘイトスピーチは制限されてしかるべきだ、というのが最近の思想的トレンドですが(だから非実在青少年規制とかも出てくるわけですね)、ぼくはこの点については一昔前のパラダイムももっと尊重するべきではと考えています。 12:17 PM Jun 24th webから (http://twitter.com/NaokiTakahashi/status/16899392554) と、あずまんの発言をリツイート(でいいんだっけ?)。「トレンド」などというあずまんの軽薄な言葉遣いについてはここではおくとして。それに続いて……。 トレンドという意味ではたしかにそうなのね。ただ、hokusyu氏あたりは、トレンドだから従え、この時代遅れめ、としか言わないからなあ。まあリバタリ

    これはすごい - apesnotmonkeysの日記
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    K416 2010/06/28
    「前提にして語る」ってことと、「肯定する」ってことの混同があるのかな。前者は、「否定するにしても『それがトレンドであることは知ってるが、それにはこういう問題がある』と示さないと」って話か。
  • 意味がわからねぇ - apesnotmonkeysの日記

    政権交代によってこの「自白の研究」というカテゴリーもいずれ不要になるのでは……という期待を以前に表明したことがありますが、まだまだ当分はこのカテゴリーでエントリを書いてゆかねばならないようです。 毎日jp 2010年6月18日 「取り調べ可視化:対象事件「限定」、法相方針 民主党公約の「全面」、現実にらみ転換」 暴力団など組織的犯罪では報復の恐れなどから容疑者が真実の供述をためらったり、容疑者に知的障害がある場合は容疑者が取調官に迎合する可能性もあるとして、全過程にこだわらない方法も検討するとした。 これ、小倉秀夫さんもすでに指摘されてるけど、「ほんとにこんな意味不明なことを法相がしゃべったの?」とにわかには信じ難いくらい。「容疑者に知的障害がある場合は容疑者が取調官に迎合する可能性もある」というのは可視化が「一部」ではダメで全面的でなければならない理由にこそなれ、いかなる意味でも「全過程

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    K416 2010/06/20
  • いまさらなに言ってんの!(あるいはお為ごかしの見本) - apesnotmonkeysの日記

    “弁護士だからといって人権感覚に秀でているとは限らない”ことの生ける見が言うことだから、驚くには値しないのかもしれないが。都道府県別の実人口でも人口比でも最多の韓国・在日朝鮮人が居住している大阪府の知事の発言としてはあきれるほかない。 asahi.com 2010年3月10日 「肖像画・資金の流れ確認 橋下知事、朝鮮学校視察で方針」(魚拓) さらに「不法な国家体制とつきあいがあるなら、僕は子どもたちを取り戻し、ちゃんと正常な学校で学ばせる。そうしないと朝鮮の皆さんに対する根深い差別意識が大阪府からなくならない」とも語った。 日が正式には国家として認めていないのに「不法な国家体制」もへったくれもないだろう、というのはひとまずおこう。北朝鮮政治体制には「人権」という観点から言って多くの問題があることはたしかだが、それはなにも日で「高校の無償化」が議論されるようになってからのはなしではな

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  • 「それだけ、日本人になったということ」 - apesnotmonkeysの日記

    横砂綱・白鵬が土俵入りをとちったんだそうで。 http://www.sanspo.com/sports/news/100111/spf1001110507002-n1.htm http://www.sanspo.com/sports/news/100111/spf1001110507002-n2.htm この日、朝青龍の「21の懸賞金の束をわしづかみにしたしぐさ」について「陛下の前で最悪ですよ。あれは問題外。冗談じゃないわよ。横審を辞めても、所作のことは言い続けるから」とコメントしたとされる内館牧子・横審委員は白鵬については「両陛下がいらっしゃるからあがっていたのかな。それだけ、日人になったということでしょう」(強調引用者)と。大相撲というのはごくごく自然にこういう発言ができる人々によって支配されているのだな、といまさらながら再確認。

    「それだけ、日本人になったということ」 - apesnotmonkeysの日記
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    K416 2010/01/11
    「大相撲というのはごくごく自然にこういう発言ができる人々によって支配されているのだな」←同意。こういう発言がさらっと出てきて通用しちゃうのって、確かにすごい。
  • 臭いによる排除に抗して - apesnotmonkeysの日記

    年末年始は(宅配の)新聞をろくに読んでなかったので今日になって気づいたのだが、朝日新聞(大阪社)朝刊で元旦から「探嗅」と題するシリーズが始まっており、その第4回である1月5日分は「路上で消臭 生きるため」という副題でホームレスの「臭い」をめぐるいくつかの情景を描いている。もちろん、以前にネットでも話題を集めた「図書館」も登場する。 大阪・梅田近くの公園に住んでいた男性(24)は、図書館での苦しい思いを忘れない。 (中略) 昨夏――。あてもなく歩き回り、あちこちトイレで時間をつぶした。限界だった。体を休めたい。たどり着いたのが、図書館。新聞の求人欄を見たかったし、阪神タイガースの結果だって気になる。 学生や主婦らの視線が突き刺さった。絶えられず、その場を離れた。心当たりは、においしかない――。 「僕のハートは、そんなに強くない。迷惑をかけてるとわかったから」。人が集まる場所を避けるようにな

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  • (正確には「比喩」ではないのだが)この場合どちらがより問題かと言えば「比喩」より「フィクション」の方である件について - apesnotmonkeysの日記

    これはもう曾野綾子の件とはほとんど関係がないんだけど。 Yagokoro フィクションと現実の政治的言説における比喩表現を同一線上に並べるとは正直思わなかった。だからフィクション規制を叫んだ連中と面子が共通してるのか。納得した。 2009/12/08 (http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/apesnotmonkeys/20091207/p1) 「納得」しちゃってますがこのひとは現実と脳内現実の区別ができていないようです。ここで「面子」と言われてるのは私以外に hokusyu さんとか Dr-Seton さんとか tikani_nemuru_M さんとか uchya_x さんたちだと思いますが、さしあたりこの5人が陵辱ゲーや二次元“児童”ポルノなどの表現規制問題について共通してもっている見解は「言論の自由! だから表現規制はダメ! 終了!」で

    (正確には「比喩」ではないのだが)この場合どちらがより問題かと言えば「比喩」より「フィクション」の方である件について - apesnotmonkeysの日記
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    K416 2009/12/08
    こっちも。Apemanさん大変だな。
  • 「アニマル・ライツ」論の支持者がこんなに多いとは思わなかった - apesnotmonkeysの日記

    id:aminisi 氏に言われるまでもなく、先のエントリを書いている間私の脳裏には「なんでこんな当たり前のこと書かなきゃならないんだ」という思いはよぎっていたわけです。しかし書いておかないとどうなるか。次に何かあったとき「はてサは予防拘禁を支持した」とか言い出すわけですよ。そうなったときに aminisi 氏は責任とってくれるんですかね? これは妄想でもなんでもなく。現に、既に「はてサは表現規制を主張している」ってことにされちゃってるわけです。 例えば、はてなハイクで延々と hokusyu さんに絡んでいる id:toward-end という人がいます。こんな感じです。 たとえば「toward-endは獣だ!」って誰かがいって、それに対して「獣は檻に入れるべきだね」っていったら、俺は後者に対しても怒る権利があると思うですよ。 「(適当なマイノリティ)は獣だ!」と誰かがいって、それに対して

    「アニマル・ライツ」論の支持者がこんなに多いとは思わなかった - apesnotmonkeysの日記
    K416
    K416 2009/12/08
    Apemanさんも大変だな。
  • 死刑とか厳罰化の好きな人が犠牲者非難も好きな訳 - apesnotmonkeysの日記

    当ブログの読者の方なら「どの話?」ってことはないと思うので前フリは省略。 犠牲者非難というのはほとんどの犯罪類型について生じうることだと思うが、性犯罪の場合に特に起きやすい*1。犠牲者非難に留まらず加害者について「元気があって良い」((c)太田誠一)などと言いだす輩が出てくるのも性犯罪に特徴的なことだと言えよう*2。で、そうやって被害者を非難するお歴々がでは刑事事件の被疑者や刑事被告人、さらには受刑者の人権擁護に熱心かというと、まったくそんなことはないのである(もちろん一般論として、だが)。 彼らにとって「強さ」というのはそれ自体道徳的な善であり、「弱さ」は道徳的な悪である。一般的には犯罪者は“意志が弱い輩”であって道徳的にも悪い奴らであり、そういう輩に対して「強い」態度に出ることは道徳的な善である。ところが性犯罪、とりわけ痴漢なんぞと違って強姦の場合は事情が違ってくる。(性暴力の原因が性

    死刑とか厳罰化の好きな人が犠牲者非難も好きな訳 - apesnotmonkeysの日記
    K416
    K416 2009/12/04
    「強さ・弱さ」という軸と、「性犯罪者は“劣情に負けた”道徳的弱者と見る視点もある一方で、彼らのマッチョな人間観によれば強姦は“男としての強さ”の証しでもある」という見方は、確かにあるかもな。