富士フイルム株式会社(社長:中嶋 成博)は、台湾の感染症対策を行う政府機関である衛生福利部疾病管制署(Centers for Disease Control, R.O.C(Taiwan)、以下 台湾CDC)が抗インフルエンザウイルス薬「アビガン®錠200mg」(一般名:ファビピラビル、以下 「アビガン錠」)を備蓄することを決定したことを受け、7月13日に同署へ「アビガン錠」を供給したことをお知らせいたします。今回の備蓄は、台湾でヒトへの感染の危険性が高まっている鳥・豚インフルエンザおよび新型インフルエンザの治療薬として台湾CDCが台湾国民のリスクに備えるものです。「アビガン錠」は、現時点で台湾衛生福利部食品薬物管理署から製造販売承認されてはいませんが、台湾CDCは「アビガン錠」の持つ新しい作用メカニズムなどを評価し、「アビガン錠」の特例輸入を決定しました。 「アビガン錠」は、富士フイルムグ