冒頭からアナウンサーの笠井信輔が怒りを爆発させた。きのう26日(2011年12月)、福島第1原発の事故について、政府の事故調査・検証委員会が中間報告を公表したが、国や東京電力のあまりにお粗末な対応が明らかになった。 東電の初動ミスで次々爆発 笠井「(中間報告の)中身が本当に信じられない。ちょっと語らせていただきたいんですが」と断って、身ぶり手ぶりを交えて熱弁をふるった。 「1号機に関していえば、当初、冷水装置が止まっていることを誰も気づかなかった。結果、爆発しました。3号機に関しては、冷却装置を止めるときに他の手立てを決めないで止めたために7時間ほったらかしになっていた。結果、爆発しました。こういった東電の初動ミスだけでなく、官邸への批判を大変盛り込んでいます。読めば読むほど…、すみません、興奮しましたけど」 それだけの怒る理由はある。司会の小倉智昭も続ける。 「あのねえ、官邸の地下の危機