日本国内で第2波とも言われた新型コロナウイルスの感染拡大は、ようやくそのスピードが鈍ってきたようです。沖縄在住の現役医師、徳田先生は、検査適応の改善が要因の1つと考えています。そして前回の記事で、「特異度(コロナに感染していない人の検体を正しく陰性と出す割合)99.997%と99%では大きな違いがあり、99%と言うのはデマ」と断じた先生は、今回のメルマガ『ドクター徳田安春の最新健康医学』で、「事前確率(検査を受ける段階で予想される陽性率のこと)が低い」という表現が正確ではないと、その理由を解説。パンデミックにおける「事前確率」の正しい認識と正しい表現の必要性を訴えています。 PCR検査の検査前確率が低いとは言えない理由 これまでSARS-CoV-2に対するリアルタイムRT-PCR検査の感度と特異度について詳細に考察した。今回は、この検査を行うべき対象者について考える。7月に発表された政府分
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