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2007年8月28日のブックマーク (1件)

  • のほ本♪: くちぶえ番長(重松清)

    マコトは、髪の毛をちょんまげのようにしていた女の子だった。口笛がうまくて、転校してきたときに「私の夢は番長になることです。」と言ってみんなを驚かせていた・・・。マコトとツヨシの小学4年生の1年間を、あざやかに描いた作品。 思い出した。自分が小学4年生だった頃のことを。私も同じように転校の経験がある。ちょっぴり背伸びをしてみたい年頃。自分のことは自分でと考え始める年頃。だれにでも似たような経験があると思う。読んだ人なら間違いなく懐かしさを感じる作品だ。甘酸っぱいような、ほろ苦いような思い出・・・。心をくすぐられる。マコトはどんな女性になっているのだろう?相変わらず口笛を吹いているのだろうか?私もあの頃の友達に、たまらなく会いたくなってきた。