tempo ad libitum <自由な速さで> 私のテンポで。遅くも速くも無い、私のテンポ。 Book + Music + Site + Diary + Others いしいしんじさんの本は、話題になっているのに最後まで読めたのはこの本が初めてです。 というのは「麦ふみクーツェ」という本が途中で止まっているから。 両方に共通するのが、文中ひらがなが多いので、慣れるまでは読みにくいのがあるのかなと思います。 なんとなく「今ならいけそう」と思い、読んでみました。 とても頭がよく、ぶらんこと指を鳴らすのが得意で、つくり話の天才である「私」の弟。 残された古いノートを読み返してみると、今なら分かる真実の数々。 こういうことだったのかと納得です。 みんながいしいしんじの虜になるのが分かりました。 物語の文章一つ一つがとても丁寧で、あたたかい。 はじめは「いくら天才でも弟が書く文章が上手すぎる」と
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