一般の「ゲーム」サイトを利用していた女性の携帯電話に着信した出会い系サイトのメール。女性はその後、数回メールのやり取りをし、2万5千円を請求されたという 東京都内のコンピューターシステム開発会社が、若者に人気の「着メロ」などの一般サイトに登録された会員のメールアドレスなどの情報を、複数の出会い系サイト運営会社に横流ししていたことが、運営会社幹部の証言などでわかった。流用された会員情報は、少なくとも今年6月までの10カ月間で計30万人以上にのぼり、このうち約半数が未成年だったという。 運営会社は入手したアドレスに一方的にメールを送りつけており、相手側の同意を得ずに宣伝メールなどを送ることを禁じた特定電子メール法違反の疑いがある。 このシステム開発会社は東京都渋谷区の「カピバラシステム」。複数の運営会社幹部や内部資料によると、カピバラ社は携帯電話に楽曲をダウンロードする「着メロ」、メール