Unicodeとは 多くの国でコンピュータが利用されるようになってきて、文字を扱うための仕組みである文字コードも、その国の数だけ増えていく状態であり、情報交換のために様々な不都合が生ずるようになってきました。また、企業の側でも各国個別の言語に合わせたソフトウェアを開発するためには膨大なコストが必要なため、これを解消する手段が求められるようになってきたのです。 そこでこの問題を解消すべく、IBM、Microsoft、Apple等が加盟(他のメンバーについてはこちらを参照)するNGOであるUnicodeコンソーシアムが中心となって、全ての文字を16ビット(65536文字)に収録してしまおうという、野心的な多重言語文字セット規格の制定を企図していました。またそれとは別に、国際標準化機構(ISO)が、世界中の主要な文字を一括して扱う多重言語文字セット規格を開発していました。国際規格が複数制定される