2021年10月24日のブックマーク (16件)

  • ケチケチ姉さんが作るぶどうゼリーのレシピ - 今日、なに食べよう?〜有機野菜の畑から~

    ぶどうゼリー 岡山県は果物栽培の盛んなところで、姉さんが暮らす地域では特にぶどうの生産に力を入れています。 道の駅や産直市はもちろんのこと、国道沿いに並ぶ民家の軒下でも、ぶどうの販売をしている家が少なくはありません。 今日はそのぶどうを使って作るゼリーの紹介ですが、産地と言えど、やはりそれなりに値段はします。 そこでケチケチ姉さんは少ないぶどうでいかに見映えよく、簡単に作るかに重点をおきました。 砂糖を加えずジュースの甘味だけなのでサッパリといくらでもべられるゼリーになっています。 ぶどうの種類は何でも良いのですが、できれば2〜3種類あった方が見た目が良いと思います。 今日は、ピオーネ、瀬戸ジャイアンツ、ゴルビーを使いましたが、小さめの粒のぶどうを使うなら、丸ごと入れても可愛いかもしれませんね。 スポンサーリンク 材料(出来上がり約800ml) マスカットジュース(市販品)    650

    ケチケチ姉さんが作るぶどうゼリーのレシピ - 今日、なに食べよう?〜有機野菜の畑から~
  • マジか?盗塁しちゃダメ~ - 死体を愛する小娘社長の日記

    私はもうね……びっくりしたよ ( ̄0 ̄) このアベマの記事 「盗塁禁止」「順位付け禁止」子供に競争は不要? “勝利至上主義”なくす動きに現役教師の意見は | 国内 | ABEMA TIMES なんか“子供に競争は不要”だと言う動きがあるそうだ。 マジか?と思って一緒に見守りをやっているお母さん達に聞いてみたら 学校では無いみたいだけど、少年野球ではそんな話しが出たみたいで、理由は記事の通り「盗塁」の様だ 良いのかい?これで…… 私は180度違う意見 だって、 何故、盗塁されたのか? 何故、盗塁を阻止できないのか? 自分が盗塁を阻止する為に、何を実行すれば良いのか? つまり、子供達の原因と対策を考える機会を奪っているでしょ? そして一番大切な事。 「盗塁を阻止する為に努力する事」つまり目的に向かって努力する機会を奪っているんだよ 例えば、私達のレモネードスタンドの子供達の様に解決策と行動を思

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  • 高市早苗と言うおばさん - 死体を愛する小娘社長の日記

    高市早苗を黙らせろや!! おぉ~ひかり(後輩社長)が訪ねて来た某人物に怒る怒るヾ(^^ ) 私が怒鳴り散らすよりも0.5秒早かったな 高市早苗氏は、この間の自民党総裁選で子供達が選んだ人物で 私達二人も、一つの気に入ら無い政策以外、岸田文雄より良いと思ったおばさんだ しかし……… 最近、全うな経営者に喧嘩を売ってやがる 私達が気に入ら無い政策…… この企業の現預金に課税など有り得ないって リスクマネー等の円滑な供給や二重課税との関係等からも、明確に反対だ 説明が凄い難しいのだけど、 企業が事業で稼ぎ、あらゆる支払いをして残ったものを「利益剰余金」といって、通称で内部留保と呼ばれるものを構成する一部分。 多分、内部留保の中の積み上がった現預金になってる余剰金に税金を掛けるって事だろ。 (多分、何時かluna (id:luna3018) 氏が説明してくれるだろう) 法人税に手を突っ込む予定だ。

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    Kitajskaya
    Kitajskaya 2021/10/24
    何年も前に受講した会社のセミナーで講師の方が同じようなことを言っていました。経営を知らない政治家が多いのは嘆かわしいことですね。
  • 冷たさも 暖かさも - 死体を愛する小娘社長の日記

    今までの10年な…… 私にとっては戦争だよ戦争。 「映画  ナイチンゲール」 私達の会社を潰そうとする奴らの前に立ちはだかり、刈る… 今でも、これからもずーっと。 でもね、変わった事の方が多い そう…10年前、母が亡くなり 私がみなし子になって、自分の人生を一人立って歩き始めた年…… この全体から溢れる自信の無さと怯え…… これだと上手く行っていても、そこら辺で騙されたり、酒に混ぜ物されてヤラれそうになったり……… それを断ると、仕事が来なくなったり… 世間の冷たさと、如何に私が両親や周りの大人に守られていたのかを思い知らされた。 そんな中でも私を助けてくれる人、気で心配して怒ってくれる人 気の合う相棒達……そんな人達も現れる 嬉しかったー 当に嬉しかったよ。 冷たい世間の中で「情け」ってのも確かにある事も気が付いて「仲間」を大切にする様になった よく私が「矜持」や「義侠」って言葉を使

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  • 商売の鉄則 - 死体を愛する小娘社長の日記

    昨日、こんな良い漫画を見つけた。 続きはこちらの元記事をどうぞ。 老人に対して、販売者の責任と言う誠意を見せた漫画の彼女は、この老人客から始まる紹介の連鎖が起きる。 これ、客が個人客でも、企業でも、公官庁の随意契約でも…商売を軌道に乗せる為の絶対条件。 私達が、遺族にきめ細やかな対応をするのもこの為なんだよ 商売の鉄則は「同じ客に1円でも多く、尚且つ何度も自分の会社の商品やサービスにお金を使って貰う事。 私は「お客さんは商売やサービスを利用する事によって得られる『感情』を買いに来る」と何度も書いた その為の1番簡単な方法は 「お客さんがどの様な感情を求めているか?を把握して、 その感情を満たす為に、お客さんの側に立って一生懸命に努力する事」 求めた感情が満たされて初めて「また貴方から、また貴方の会社から。紹介もしてあげるよ!」って事になる 漫画の爺ちゃんの場合は 「娘と孫の写真を交換をした

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  • しらねーよ!!ズルすぎる ある飲食店経営者 - 死体を愛する小娘社長の日記

    間もなく飲店の規制が取り合えす撤廃されるみたい。 ニュースを見ると、やっぱりコロナ騒ぎでクビ切りしたり、休業させてたバイトが戻って来ないってやってる。 私達の会社は、それで困窮していた学生バイトに糧援助、当社での短期バイト、新たな長期バイトを紹介した。 少し前、緊急事態宣言が解除された頃に、総務局に頭の悪い飲店経営者が来たよ。「ウチから引き抜いたバイトを返せ!!」とね お母さん顧問弁護士が「しらねーよ!!」とメッタメタに言葉で反撃したら逃げたそうだ まあ、こんな事するから…私は一人で外歩いたら怒られるんだよね( -_-)o (学生も総務局の住所を漏らすなよ(-_-#)) 何故、バイトは帰らないか? 緊急事態宣言の度にクビ(2回)にして、解除されたらへらへらと「お願いだから帰って来て~」なんて有り得ないって。 しかも協力金バブル(バイト二人稼働の1日の粗利より、協力金だけの方が利益が高

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  • 安全コストと 牽制機能を軽視した会社に訪れる末路 - 死体を愛する小娘社長の日記

    やっと昨日、注文していた「ヒーター付ベスト」が届いた。 私達の会社ではドライアイスを、自社製造プラントで大量に作って、自宅での遺体保存用にふんたんに使っているのだけど…… 製造当番の奴らが、下部の二酸化炭素排気口のファンを木材で塞いだ為、下部CO2センサー2ヶ所が反応し 警備会社もやってくる大騒ぎになった (-_-#) 原因はドライアイスから気化した二酸化炭素がセンサー付近に滞留した為 この様にファンを塞いだワケは「突然寒くなったから」排気口を閉めたとぬかすから、散々ヤキを入れてからヒーター付ベストを購入した 今回の事は最悪、単純窒息で死ぬ可能性もあったんだよ( ̄0 ̄) なので…即、改めてドライアイス製造時の危険性、二酸化炭素に依る単純窒息、凍傷など、安全講習を実施 更に、製造室の根的な改装を決裁し、来週に工事が始まる 私達は安全コストを出し惜しまない。 安全コストをケチると、 それで何

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  • 聴き比べ 石川セリの『八月の濡れた砂』 - Flying Skynyrdのブログ

    今日の「聴き比べ」は石川セリの『八月の濡れた砂』です。 この曲は1971年の日活最後の映画『八月の濡れた砂』の主題歌です。忘れられない映画です。ラストのヨットのシーンでこの曲が流れます。 lynyrdburitto.hatenablog.com 八月の濡れた砂 作詞:吉岡治 作曲:むつひろし あたしの海を まっ赤に染めて 夕日が 血潮を 流しているの あの夏の光と影は どこへ行ってしまったの 悲しみさえも 焼きつくされた あたしの夏は 明日もつづく 打ち上げられた ヨットのように いつかは愛も くちるものなのね あの夏の光と影は どこへ行ってしまったの 想い出さえも 残しはしない あたしの夏は 明日もつづく あの夏の光と影は どこへ行ってしまったの 想い出さえも 残しはしない あたしの夏は 明日もつづく "1972"♪八月の濡れた砂/石川セリ この曲を北原ミレイがカバーしています。これもな

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  • 七日目『稲生平太郎妖怪記』(『稲生物怪録』) - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    (大きな坊主) 新日古典籍総合データベース ※この記事では、国文学研究資料館所蔵品の画像データを適時加工して利用しています。 (CC BY-SA 4.0) ※画像は拡大できます。 【原文】 七日の夜は、彼是《かれこれ》馴染《なじ》みの人〻申し合ひして、「棒に弓よ」と所持したる所に、権八は鎗《やり》引つ提《さ》げ来たり、やがて門の外を巡りしに、壁より内に大いなる坊主の如き者立ち廻りけるを見し故、「心得たり、いで突き留めばや」と鎗取り直し、突いて掛ゝりたるに、其の鎗をバ彼の坊主「やらん」と引つ手繰《たく》り取りければ、権八は興を醒まし、内に帰りて其の様子を語りけるに、彼の槍は早《は》や先程に門の方より内に入り、有り逢ふ一人の鬢先《びんさき》に押し当たり、又裏の方に飛び出しける由《よし》。 集まりし皆/\は慄《おのゝ》き恐れて静まり居たりしが、早や暇《いとま》申して帰りけるとぞ。 【現代語訳】

    七日目『稲生平太郎妖怪記』(『稲生物怪録』) - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    Kitajskaya
    Kitajskaya 2021/10/24
    驚かすだけの妖怪VS人間の展開が戦闘(?)の局面になってしまいましたね。こうなってくると人間は弱いものですね。この本の挿絵は何となく味があり、登場する妖怪や怪奇現象の要点を抑えてあり、私は好きです。
  • 六日目『稲生平太郎妖怪記』(『稲生物怪録』) - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    (木部屋の戸口を塞ぐ老婆の顔) 新日古典籍総合データベース ※この記事では、国文学研究資料館所蔵品の画像データを適時加工して利用しています。 (CC BY-SA 4.0) ※画像は拡大できます。 【原文】 六日の夜ハ、庭の前に有りし木部屋《きべや》に行かんとせしに、部屋に当たり大いさ戸口を塞《ふさ》ぎし程の老婆の顔有り。 平太郎ハやがて思ひ付き、小柄《こづか》提ゲて其處《そこ》に到り、婆《ばゞ》の眉間《みけん》に打ち込みしが、稀有《けう》成るかな、婆は痛める色も無く、平太郎興を醒《さ》まし、其の侭《まま》に捨て置き、帰りける。 明ケの朝に到りて、是を見れば、婆の顔は無くて、小柄は彼の眉間と見て突き立てしと思ひける所に、斯《か》ゝる如く[空《そら》]に成りて有りしとぞ。※脱字を補いました。 「珎《めづ》らしき事かな」と善《よ》く/\見て後ハ、小柄は地上に落ちにける。 是らは一入《ひとしお》

    六日目『稲生平太郎妖怪記』(『稲生物怪録』) - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    Kitajskaya
    Kitajskaya 2021/10/24
    木戸一面の老婆の顔が登場すると誰しもさすがに恐怖でたじろぎますが、さすが平太郎ですね、肝が据わっていてたじろぎもしない。最後の老婆の顔に刺した小刀が宙に浮いている描写はひときわ不気味ですね。
  • 五日目『稲生平太郎妖怪記』(『稲生物怪録』) - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    (大指のような足とカニのような目を持った石) 新日古典籍総合データベース ※この記事では、国文学研究資料館所蔵品の画像データを適時加工して利用しています。 (CC BY-SA 4.0) ※画像は拡大できます。 【原文】 明くる五日の夜ハ、権八も来たり、咄《はな》しつ「中/\刃物術《はものわざ》には及ばざりし化け物、誠に怪敷次㐧《あやしきしだい》」など申しける處に、やがて米三斗ばかりなる石壱つ走り来たりける。 是を見るに、大指の如き足有りて這《は》ひ、蟹《かに》の如く成る眼《め》有りて睨《にら》み、権八が方に向かひて走り来たる。 権八ハ慌《あは》たゞ敷《しく》刀取りて切らんとせしが、平太郎が押し留めし故、すべき様《やう》無くて帰りける。 扨《さて》、夜明けて後、臺所に有りしを見れバ、近所に有りける車留めの石成りしが、「嘸《さぞ》な、化け物ゝ取り来てかくは仕立てたる成るべし」と申しける。 【

    五日目『稲生平太郎妖怪記』(『稲生物怪録』) - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    Kitajskaya
    Kitajskaya 2021/10/24
    久しぶりの妖怪登場ですね。稲生平太郎は困難な状況においても冷静沈着であり、一方の権八は慌てふためいており、人間性の対比が感じられて面白い内容でした。妖怪の正体を具に分析してる平太郎は凄いですね。
  • 四日目『稲生平太郎妖怪記』(『稲生物怪録』) - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    (舞い散る鼻紙) 新日古典籍総合データベース ※この記事では、国文学研究資料館所蔵品の画像データを適時加工して利用しています。 (CC BY-SA 4.0) ※画像は拡大できます。 【原文】 四日の夜は、水瓶《みずがめ》に入れ置きし水凍り、又ハ茶釜《ちゃがま》の蓋《ふた》開き難《がた》く、火吹竹《ひふきだけ》吹きても風通わざりける。 斯様《かよう》の怪しき事、品/\有りしが、後は違ひ棚に置きし鼻帋《はながミ》、次㐧/\に一枚ヅヽ散り上がりて、蝶の飛ぶ様《やう》に見えしとぞ。 是《これ》などハ明くる日も散りて有りしまゝにて、その跡のまざ/\と残りて有りハ夢とも覚えず、確かなる事どもなりける。 【現代語訳】 七月四日の夜は、水瓶《みずがめ》に入れておいた水が凍り、茶釜《ちゃがま》の蓋が開かず、火吹竹《ひふきだけ》を吹いても息が通りませんでした。 このような怪奇現象が色々ありましたが、最後は違

    四日目『稲生平太郎妖怪記』(『稲生物怪録』) - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    Kitajskaya
    Kitajskaya 2021/10/24
    今回は心理戦を展開していますね。妖怪たちの戦略は、精神的に追い詰めて、戦闘意欲をなくし、最後は大物登場で、一気に叩き潰すような気がします。チリ紙の件は痕跡を残すことで恐怖を植え付けていますね。
  • 三日目『稲生平太郎妖怪記』(『稲生物怪録』) - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    (ネズミの巣穴から現れた女の生首) (天井からぶら下るひょうたん) 新日古典籍総合データベース ※この記事では、国文学研究資料館所蔵品の画像データを適時加工して利用しています。 (CC BY-SA 4.0) ※画像は拡大できます。 【原文】 明くる三日の夜ハ、居間なる隅《すミ》にて、鼠《ねづミ》の巣の有りしに、その小さき穴より、女の生首逆様になりて、髪を突き立てゝ歩み行きたり。 扨《さて》、平太郎が膝《ひざ》に上がり、頭《かしら》に登りて首を廻りつゝ、所〻を舐《ねぶ》りしとなり。 其の心地、言はん方も無かりしが、程無く消え失せけるとぞ。 同じ夜半の頃ハ、天井に青/\として、円《まど》かなる物見えしが、瓢箪《へうたん》の蔓《つる》を引きて、頓《やが》て平太郎が臥したる上に下がりけるとなり。 【現代語訳】 翌、七月三日の夜は、居間の隅にネズミの巣があったのですが、その小さな穴から、女の生首が

    三日目『稲生平太郎妖怪記』(『稲生物怪録』) - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    Kitajskaya
    Kitajskaya 2021/10/24
    生首が出てきて、体中を嘗め回すなんて、生きた心地がしないでしょうが、稲生平太郎は気味悪がるだけで、反撃をしなかったのは何か訳があったのでしょうか?また天井からの瓢箪、私も生首との関連が気になります。
  • 二日目『稲生平太郎妖怪記』(『稲生物怪録』) - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    (行灯の灯が長く燃え上がる) (部屋の中が水で満たされる) 新日古典籍総合データベース ※この記事では、国文学研究資料館所蔵品の画像データを適時加工して利用しています。 (CC BY-SA 4.0) ※画像は拡大できます。 【原文】 然《さ》れバ二日の夜も行灯《あんどふ》明かしけるに、火長く燃え上がり、後は天井に燃え付くと見えにける。 権八は予《かね》て約せしに任せ、宵より来たりしが、この躰《てい》を見るより、殊《こと》に氣を焦《あせ》りけれども、平太郎が騒がざれバ、後止む事無く帰りける。 其《そ》れより平太郎も捨て置きて臥しけるに、彼の焼けしと見えし天井を見るに、何の跡も無かりけるとぞ。 其の夜、平太郎臥しけるに後、居間の内、何とやらん生臭く覚えしが、俄《にわ》かに水 湧《わ》き出て、鼻へも入るかと思はれ、頓《やが》て起きて見れば、一間の内に湛《たゝ》へてける。 後ハこれも潮《うしほ》

    二日目『稲生平太郎妖怪記』(『稲生物怪録』) - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    Kitajskaya
    Kitajskaya 2021/10/24
    妖怪軍団の戦法として、また妖怪たちが攻めてくると思いましたが、まさか怪奇現象で攻めてくるとは思いませんでした。彼らの戦術もいろいろなバリエーションがあるようで、敵ながらあっぱれというか、凄いです。
  • 一日目『稲生平太郎妖怪記』(『稲生物怪録』) - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    (平太郎を掴む大きな鬼の手) (権八の蚊帳の外を歩き回る一つ目童子) 新日古典籍総合データベース ※この記事では、国文学研究資料館所蔵品の画像データを適時加工して利用しています。 (CC BY-SA 4.0) ※画像は拡大できます。 【原文】 扨《さて》、百物語せし後も何事も無く過ぎしが、「其の術《わざ》有れば、其の印《しるし》有りける」にや、六月も過ぎ、七月朔日の夜、平太郎権八が両家に、また類《たぐひ》無き化け物来たりける。 平太郎が宅に出でしハ、其の形定かに見えざれども、小山とも思《おぼ》しき程、鬼の如くなる者、眼《まなこ》は一ッにて、其の光、表の方より写りける程に、平太郎臥したる側《そば》なる障子《しやうじ》、火の輝くが如くにて、平太郎も驚き、「然《さ》らば、實証《じつしやう》を見ばや」と障子を開かんとせしに、少しも開かず。 猶《なほ》、押し開けんとセし内に、障子引き裂け、大いなる

    一日目『稲生平太郎妖怪記』(『稲生物怪録』) - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    Kitajskaya
    Kitajskaya 2021/10/24
    天災は忘れたころにやってくる、その格言通りの展開に勇者2人はどう立ち向かうのか、ワクワクします!!それにしても襲撃に1月もかけるなど、妖怪軍団にも人間界と同様に優れた戦略家とか参謀がいるんですね。
  • 発端『稲生平太郎妖怪記』(『稲生物怪録』) - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    今回から、ももはな (id:however-down) さんのリクエストにお応えして、『稲生物怪録《いのうもののけろく》[「いのうぶっかいろく」とも]』を読んで行きたいと思います。 とは言っても、『稲生物怪録』は出版されたものではなく、書き写されて伝わったもので、色々なパターンの写が存在します。 『稲生物怪録』というのも、あくまでもこの系統の作品の統一書名で、タイトルも写によってマチマチです。 今回紹介するのは、絵系と呼ばれる系統の一冊で、タイトルは『稲生平太郎妖怪記』となっています。 今回紹介する写は、絵も字も下手であまり出来が良くないのですが、ブログに載せても大丈夫なのがこれしかなかったのでヾ(๑╹◡╹)ノ" なお、【原文】では、誤字脱字はできる限り修正しています。 挿絵の位置も文と合っていないので、合わせました。 (左下に蓑笠で比熊山を登る平太郎の姿) 新日古典籍総合デー

    発端『稲生平太郎妖怪記』(『稲生物怪録』) - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    Kitajskaya
    Kitajskaya 2021/10/24
    実話の怪談話、趣があり今後の展開がとても楽しみです。主人公の稲生平太郎は昼も夜も妖怪にあったとされていますが、昔はこうした妖怪と人間との間に住み分けが出来、互いが共存できる社会だったのでしょうねえ。