男なぜ少ない? 性同一性障害受診 性同一性障害、初診時の年齢 [画像を拡大] 社会 2011年4月20日 09時35分Tweet(3時間16分前に更新) 体と心の性が一致しない性同一性障害で、国内では身体的な性別による受診者数の男女比が2対3の割合とされるが、県内では1対4と差がより顕著な傾向があることが分かった。同障害診療の県内第一人者で、浦添市にある山本クリニック院長の山本和儀医師(心療内科)の調査で明らかになった。山本医師は「沖縄の社会性もあり、当事者が声を上げづらいのではないか」と指摘する。(屋良朝輝) 性同一性障害では、体の性は男性だが心は女性であるMTF(male to female)と、体の性は女性だが心は男性であるFTM(female to male)がある。国際的な統計では、MTFとFTMの受診者割合が3対1とされる。国内では岡山大学などの調査で、MTFとFTMの受診者割