最近、液晶ディスプレイなどが発するブルーライトが、目の疲れや肩こりなど、からだに悪い影響を及ぼすとして、ブルーライトをカットするメガネやフィルターなど、関連商品が人気を集めている。生活のなかで、PCやスマートフォン、タブレットを見ている時間が長くなったことが症状を引き起こしているともいえるだろう。 しかし、実は犯人はブルーライトだけではない。液晶ディスプレイなどで起こるフリッカー(ちらつき)も、目の疲れの原因になっている。 ●画面の輝度を調整する際に、フリッカーが発生する フリッカーとは、簡単にいうと光の点滅のこと。フラッシュのように点滅する光を長時間見ていると、目が疲れてくる。実は液晶ディスプレイのバックライトはオン/オフを繰り返すことで画面の明るさをコントロールしている。つまり、この明滅がフリッカーになって、目に負担をかけているのだ。 この仕組みはバックライトに冷陰極管(CCFL)を採