PTA改革でやり玉にあげられる、ベルマーク係。学習帳やお菓子の包装紙についている、あの約1〜2㎝四方のマークを集める作業のことだ。 子どもの頃、親が切り貼りしていた記憶がある人もいるかもしれない。なにせ、1960年から57年にわたって続いている事業だ。デジタル時代のいまも、包装紙片の切り貼り作業は、全国2万7282校のPTAで脈々と受け継がれている。 私の息子(11)が通う小学校では、保護者は毎年1つ、PTAの「係」をしなければならない。そのうちベルマーク係は「非効率」「平日に有休を取らなければならない」と悪名高い。ただ、冷房の効いた部屋で座り作業を一度すればいいだけなので、運動会の手伝いや集金当番よりはマシだとして、実は人気がある。 集計作業は平日の午前中ということで、半休を取った。 時間ちょうどに到着すると、すでに30人ほどの保護者が畳に座り、作業をはじめていた。男性も2人いた。机の上
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