むつ市のむつ総合病院に勤務する男性医師が、救急外来を度重ねて訪れた市内の男性患者を殴っていたことが24日、分かった。患者に目立ったけがはなかった。病院の調べに対して医師は、「衝動的だった」などと話しているという。 病院によると、男性医師は8月上旬、腹痛などを訴えて救急車で来院した男性患者の腹部を1度、手で殴った。患者は酩(めい)酊(てい)状態で、この日は午前0時ごろに肘の痛みを訴えて来院。同1時半ごろと同4時ごろには腹痛を訴え、救急車で病院に運ばれてきたという。 殴ったのは3度目の受診時。対応したのは別の医師だったが、殴った医師は、それまでの2度の診察で患者に目立った異常がなかったことや、この患者が救急車で病院に運ばれたのが今年に入って18回目で、過去には大声を出すなどしていたことなどの経緯から、腹を立てたと見ている。 酔いが覚めた後に、男性患者が病院を訪れ申告したことで発覚。病院は
イタリアのヴィチェンツァという街で、おばあちゃんが作ってくれたホットチョコレートで家族全員が病院へ運ばれるという事件が起きました。77歳のロゼッタばあちゃんは、ご主人と息子と孫と一緒に暮らしています。 孫の友達が遊びに来たので、おばあちゃんはホットチョコレートを作り、全員にふるまいました。 その後…夕方になると家族全員がひどい下痢に嘔吐を繰り返し、全員病院の緊急治療室へ運ばれる騒動に。 そして、警察が自宅を調べたところ、おばあちゃんが使用したホットチョコレートの粉末が、なんと賞味期限が1990年!25年前だったのです! 賞味期限切れというレベルではない、この25年前のホットチョコレート事件。 おばあちゃんは警察から「注意不足による他人への傷害」という罪状がかけられているそう… おばあちゃん含め、全員入院となったこの騒ぎ、イタリアではビッグニュースとなりました。 それにしてもおばあちゃんのキ
【バンコク時事】タイの民間救急センターに入った情報などによると、ラオス北部のシエンクアン県で17日午前6時15分(日本時間同8時15分)ごろ、約40人の乗ったラオス空軍の航空機が墜落した。乗客の多くはドゥアンチャイ副首相兼国防相ら政府高官で、タイのメディアは、乗客は全員死亡したと伝えた。 タイ外務省スポークスマンも、在ビエンチャンのタイ大使館からの連絡として同様の情報があることを確認した。ただ、ラオス政府からの公式発表はないという。
(フィナンシャル・タイムズ 2014年2月9日初出 翻訳gooニュース) 日本の公共放送を抑圧しようとするのは嘆かわしい。 アベノミクスの原動力のほとんどは中国からきている。日本経済を復活させようという大胆な作戦は、力をつけて台頭する中国への警戒心があればこそのものだ。 積極的に自己主張する新興中国を恐れるからこそ自民党は、声高に愛国的な安倍晋三氏に頼ったのだし、中国台頭を恐れるからこそ多くの日本人は鼻を抑えながらでも 安倍氏に投票したのだ。中国について同じように危機感を抱くからこそ、安倍氏自身も、15年にわたる日本の不況をなんとかして、自国利益を守ることのできる豊かな国を作らなくてはならないと確信するに至ったのだ。安倍氏は、戦争中の残虐行為について日本だけが不当に特別扱いされ批判されていると考える歴史修正主義者だ。それでも安倍氏は最初のうちは、経済改革案を立ち上げて軌道に載せるまでは、
参院選の直前にゲストスピーカーの1人として参加する予定だった催しが中止になった。選挙権のない高校生と大学生を集めて、模擬投票と意見交換をしようというイベントだった。 企画の一部にマニフェスト評価のネット中継というのがあり、これが未成年者の選挙活動にあたらないかを総務省に確認したところ、答えが「まだ凡例もなく法にゆだねる」で、危険性を排除できないので断念したという。 高校生、大学生とじかに話せると楽しみにしていたのでなんとも残念だったが、少しほっとした部分もある。「なぜ投票しないといけないんですか?」と質問されたらどう答えようかと、ドキドキしていたからだ。 なぜ投票すべきなのか。教科書的な答えはいくらでもできるが、そもそも大人でさえ納得できていないから投票率は上がったり下がったりするのだろう。昨年末の衆院選は史上最低の投票率だったし、今回の参院選も野党が弱体化した状況が過去最低の投票率だった
英語メディアが伝える「JAPAN」なニュースをご紹介するこのコラム、今週はサッカー女子日本代表のワールドカップ優勝についてです。単なる勝ち負けではないもっと大きなものを背負い、ひたすら走ってひたすら粘った「なでしこ」たちの勇姿に、多くの英語メディアは「うちひしがれていた国」日本の復活宣言を見て取ったようです。(gooニュース 加藤祐子) ○その者、青き衣をまとい… 先週の時点では今週も、原発の話を書くつもりでした。数十年かけて段階的な脱原発を目指すという方向性を示したはずの首相発言が、(原発推進派の猛反発にあったからなのか)あれよあれよと「個人の考え」に過ぎないことに後退させられてしまった事態に、私はかなり苛立っているので。けれども、なでしこジャパンの見事なワールドカップ優勝のニュースが英語メディアに溢れているため、ここは予定変更です。実に震災以来初めて、震災や原発とは直接関係ないことを書
日本は絶対に原子力を手放さない――フィナンシャル・タイムズ 2007年7月28日(土)13:44 (フィナンシャル・タイムズ 2007年7月26日初出 翻訳gooニュース) FT東京支局長デビッド・ピリング マグニチュード6.8の地震に見舞われた新潟県刈羽村の住民の多くは、家を失った。身内を亡くした人たちもいる。にもかかわらず、地震発生直後に多くの人 たちが真っ先に気にしたのはひとつ。村の近くにあるあの原子力発電所から立ち上っている、巨大な黒煙はいったい何だ?——という一点だった。元町議会議員 の武本和幸さんはそう言う。 原発から黒煙がもうもうと立ち上るあの映像は、日本中を震撼(しんかん)させた。世界最大規模の巨大な柏崎刈羽原子力発電所で稼働中だった4つの原子炉は、設計どおりに自動停止した。しかし原子炉以外の部分では、安全対策と安全確保の手順に重大な欠陥があった。 どたばた警察
「Just Do It」と唱えるだけでは日本には効かない 2010年6月16日(水)08:00 (フィナンシャル・タイムズ 2010年6月9日初出 翻訳gooニュース) デビッド・ピリング 何をすべきなのかはみんな分かっている。あとは、実行できるだけのガッツあるリーダーさえいればいいのだ――と、日本についてはよくこう言われる。しかしこの言い分には見るべき点がほとんどない。 20年間で16人目の総理大臣となった菅直人氏は、もっぱら短命で終わった一連の前任者とほとんど同じ諸問題に直面している。経済はデフレで停滞し、公的債務は増大、人口の高齢化は進み、戦後60年以上たつというのに日本はいまだに世界における自らの立場をはっきりさせられずにいる。 総理大臣の職をゾロゾロと出入りした顔ぶれはいずれも、実力不足だから諸問題に取り組めなかったのではない(実際に実力不足ではあったが)。馬鹿だから出来なかった
■本日の言葉「in disgust」(呆れかえって、うんざりして)■ 英語メディアが伝える「JAPAN」をご紹介するこのコラム、今週は「ますます愛されなくなっている」鳩山首相に呆れつつも、実は一部の米国メディアが「よくやった」とやんわり評価していることなどについてです。もっとも、実を言えばアメリカは今、日本どころの騒ぎではないのですが……。(gooニュース 加藤祐子) ○ 「驚くべき優柔不断」 CNNを観ているとそれしかやっていない気がするくらい、米国メディアの今の関心事はもっぱら、メキシコ湾の原油流出です。「オバマのカトリーナ」と言われるほどのひどい事態ですから、無理もありません。その中で日本の基地問題に対する関心は、かなり、相当に薄い。けれども、「普天間移設をめぐり社民党の福島瑞穂党首が閣僚罷免され、社民党が鳩山連立政権から離脱」という一連の動きはさすがに、主要メディアの記事になってい
ニコニコ動画のお粗末:山形浩生(評論家兼業サラリーマン) 2009年9月23日(水)13:00 無根拠な抗議 インターネットの発達で、紙の本や雑誌は滅びる――そういわれてから何年たつだろう。そしてそろそろ事態が動きはじめたかと思われる節がある。まずグーグルが世界的にすさまじい量の書籍の電子化に乗り出した。コンテンツはこれでかなりの蓄積ができた。またリーダー機器の面では、日本では未発売だがアマゾン・コムがキンドルという電子ブックリーダーを発表し、一定の成功を収めている。流通も、アマゾンの電子ブック販売や、アップルのiTunesストアなどが手法をほぼ確立しつつある。 だがその過程で、電子メディア特有の問題も次第にあらわになりつつあるようだ。それを示す事件が最近立て続けに起きている。 アマゾン・コムのキンドル用に、オーウェル『1984年』『動物農場』の電子ブックを買った人は、6月に驚愕した
1ドル70円台の日本経済:三橋貴明(作家)(1) 2009年2月21日(土)10:00 超円高で経済破綻? 「79円50銭です! 79円50銭を付けました。史上最高値が、ついに更新されました!……繰り返します。ロンドン市場で、円が1ドル79円50銭まで買い進められ、1995年に付けた円の最高値79円75銭を上回りました。95年以来、じつに14年ぶりに円相場が最高値を更新したのです! 昨年から予想されていたように、超円高時代の到来です!」 雨はいまも降りつづいている。 7月に入ったにもかかわらず、長梅雨は一向に終わる気配を見せない。 最近の新聞やテレビでは、契約を打ち切られた派遣社員の話題で持ち切りである。明日はわが身だ。中堅クラスの商社に勤めて、はや30年になろうとする自分だ。この年で解雇などされると、さすがに再就職もままならないだろう。 梅雨が重い。湿気を帯びた空気が
身勝手な働く母親として、身にしみる新たな罪の意識について――フィナンシャル・タイムズ 2009年2月19日(木)08:00 ルーシー・ケラウェイとは FTのビジネス経営担当コラムニスト。10年前から続く毎週月曜のコラムで、ビジネス界の流行や流行語をからかったり、オフィス・ライフの悲喜こもごもをクロースアップしたりと、独自の視点でつづってきた。 FT入社から約20年にわたり、エネルギー担当、ブリュッセル特派員、ビジネスコラム「Lex」などを担当したほか、「FTと昼食を」シリーズで多くのビ ジネスリーダーや著名人を取材してきた。金融経済記者としての受賞も多い。著書に「Sense and Nonsense in the Office」「Martin Lukes: Who Moved My Blackberry」など。 1959年ロンドン生まれ。オックスフォード大学卒業(専攻は政治・哲
危機の種はすでに撒かれていた 不透明な金融に――フィナンシャル・タイムズ 2008年10月2日(木)20:05 どうなる世界経済 FTはどう伝えた のろのろ「日本式」金融がまた流行するのか( 2008年9月26日) 強欲な銀行幹部たちのせいで階級闘争が(2008年9月27日) ゴールドマンにとって良いことは米経済にとっても…(2008年9月24日) 衝撃のリーマン社員、「次に進んで」と言われ(2008年9月15日) 思い上がりと破滅の悲劇 リーマン破綻(2008年9月14日) 金融政策の道具箱、入れ替えどきに——フィナンシャル・タイムズ社説(2008年3月17日) ドル下落ペースダウンのために介入を(2008年3月13日) 続・メルトダウンへの12段階 なぜ米政府の救済策でも危機は収束しないか(2008年2月26日) 米経済、前代未聞メルトダウンの危険
消費者はなぜ「暫定税率復活」に反対するのか 2008年4月30日(水)10:58 ガソリン税などの暫定税率を復活させる税制改正関連法案は、今日30日の衆院本会議で与党による3分の2以上の多数で再議決される見通しです。参議院が法案を受け取ってから60日以内に議決しないことで否決とみなされる、「みなし否決」で衆院が再議決するのは56年ぶりのことです。明日1日からのガソリン税の暫定税率復活後は、石油元売各社の卸し値の値上げと重なってガソリン価格は史上最高値となるとみられています。「大幅な値上げの前に満タンに」という人で、全国のガソリンスタンドは駆け込み需要がピークを迎えています。 ニュース畑でも何度も議論のテーマに上った暫定税率。「暫定税率復活を望みますか?」という投稿をきっかけに、議論が再燃しました。様々な世論調査の結果にも出ていますが、ニュース畑でも暫定税率復活に反対する意見が圧倒的多数を
わが聖地・チベットの苦しみ:野口健(アルピニスト)(1) 2008年4月10日(木)14:43 中国当局の激しい弾圧に、世界的な登山家が怒りの声をあげた。北京オリンピックを控えたいま、わが国はチベットになにができるのか 野口健さんは世界七大陸の最高峰を世界最年少(当時)で登頂したことで、あまりに有名な登山家である。エベレスト(チベット名・チョモランマ)や富士山で清掃活動を行なったり、「野口健・環境学校」を開設したりするなど、環境保護活動に精力的に取り組んでいることでも知られている。甘いマスクと知的な語り口で、性別、世代を超え、ファンも多い。その野口さんが、珍しく怒りをあらわにしている。チベットを支配してきた中国がチベット人の命懸けの抗議行動を戦車や装甲車まで持ち出して弾圧し、おびただしい流血を招いたからである。チベットに通い詰め、チベット人に対して中国が何をしてきたかを知っていた野口さ
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