岸田総理)自治体の判断で陽性者を全員入院、濃厚接触者を全員宿泊施設待機としている現在の取り組みを見直し、症状に応じて宿泊、自宅療養も活用して、医療のひっ迫を招くことなく、万全の体制ができるようにしてまいります。 ----- 岸田総理大臣は1月4日、伊勢神宮に参拝後、年頭の記者会見を行った。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の市中感染拡大に備えて、オミクロン株の感染者全員を入院させている現在の政府方針について、医療現場がひっ迫しないよう見直す考えを示した。感染が急拡大する地域では、重症度に応じて宿泊・自宅療養に切り替える。 飯田)「感染が急拡大する地域では」という留保が付いているのが気になります。 佐々木)基本的な方針は、厚生労働省のコロナ分科会が2021年秋から示しているように、「感染者数で見るのではなく、医療がひっ迫するかどうかで見ましょう」ということです。この方向性は間違いでは