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ブックマーク / xtech.nikkei.com (95)

  • 夢の「超電導モーター」が現実に、飛行機・クルマ・鉄道で開発が加速

    研究対象であっても実用には程遠い――。「超電導モーター」と聞いて、そう考える技術者は少なくないだろう。しかし、既存の超電導関連技術を使っても実用化の目標は2030年。もはや遠い未来の話ではない。航空機業界が桁違いに高いエネルギー密度に着目し、日米欧で開発が進む。冷凍機を含めたエネルギー効率も高く、電気自動車や鉄道、船舶への応用も視野に入る。 「航空機業界は、2050年のCO2排出量を2005年比で半減する必要に迫られている。一方で航空機需要は2050年までに倍増するとの予測がある。1機当たりのCO2排出量を少なくとも1/4に削減しなければならない。推力源は超電導モーターしかない」。このように言うのは九州大学 大学院システム情報科学研究院 電気システム工学部門 教授の岩熊成卓氏だ。 岩熊氏は、九州大学が2019年4月に組成した「先進電気推進飛行体研究センター」のセンター長を務める。同大学が蓄

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    Kuromaku
    Kuromaku 2019/11/25
  • 《日経Robotics》PFNの深層学習ベース外観検査製品、40社超が購入、CPU版ランタイムは無償提供で自社製のMenoh利用

    Preferred Networksのディープラーニング技術ベースの外観検査システム「Preferred Networks Visual Inspection(PVI)」が納入先を広げている。2018年10月の発売以降、これまでに累計で40社超が購入し、現場での格稼働に向けて評価をしている。 PVIは、製造業などの生産現場において、製品をカメラで撮影し不良がないかどうかなどの異常検知をするシステムである(図1、図2)。 256×256画素ほどのRGB画像を、DNN(deep neural network)に入力し、不良か正常かを判定する。

    《日経Robotics》PFNの深層学習ベース外観検査製品、40社超が購入、CPU版ランタイムは無償提供で自社製のMenoh利用
    Kuromaku
    Kuromaku 2019/11/20
  • 《日経Robotics》ソニーが医療見据え力覚フィードバックの遠隔操作装置、光学式FBGで力計測、制御は加速度ベース方式

    ソニーが手術支援ロボットなど医療用途を見据え、力覚フィードバック付きの遠隔操作システムを開発した。 手術支援ロボットとして世界首位の出荷実績を持つ米Intuitive Surgical社の「da Vinci」のようなマスタースレーブ型の装置である(図1、図2、図3)。自社の研究開発部門であるR&Dセンターで開発してきた試作機を、2019年9月に披露した。

    《日経Robotics》ソニーが医療見据え力覚フィードバックの遠隔操作装置、光学式FBGで力計測、制御は加速度ベース方式
    Kuromaku
    Kuromaku 2019/10/23
  • 金属3Dプリンターが3兆円市場創出、ドイツ、米国が量産適用で先行

    金属材料を積層造形する金属アディティブ・マニュファクチャリング(AM)/3Dプリンティングの市場は2030年に3兆円を超える─。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の技術戦略研究センター(TSC)は2019年2月、こうした予測を発表した1)。TSCが試算した現状の市場規模は、造形装置が1223億円(2017年)、金属粉末材料が110億円(2016年)だった。これに対して2030年には造形装置が6500億円、金属粉末が5000億~6500億円、そして造形品が約2兆円と、3兆円を超える市場になると予測している。 ジェットエンジンの部品で活用先行 金属AMの活用は部品単価が高く、軽量化のメリットが大きい航空宇宙分野で先行している。中でも実用化で一歩先を行くのが、米ゼネラル・エレクトリック(GE)で航空機用エンジン事業を手掛けるGEアビエーションだ。 例えば、航空機用ジェットエンジンに搭

    金属3Dプリンターが3兆円市場創出、ドイツ、米国が量産適用で先行
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    Kuromaku 2019/05/17
  • モバイルでマニュアル動画制作、東芝機械が技能伝承に活用

    フォトロン(社東京)は、モバイル端末を使って映像を制作・編集するアプリ「Photron-Mobile Video Creator」を東芝機械に納入した。東芝機械は同アプリを、技能伝承を目的としたビデオマニュアルの制作に利用する。一般的なビデオ編集ソフトを使うより短時間でマニュアルを作れるという。

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    Kuromaku 2018/06/14
  • 機械学習で設計を自動化、ニッパツはシート設計、横浜ゴムはタイヤ組成でトライ

    さまざまな分野で成果が得られ始めた機械学習。これを設計の自動化に応用する動きが始まっている。バネや自動車用シートなどを手掛けるニッパツ(日発条)がシートの座り心地の設計に、横浜ゴムがタイヤとゴム材料の設計に「機械学習で設計を自動化する」取り組みを進めている。 ニッパツ、シートの座り心地を深層学習で定量評価 座ったときに多くの人が心地良く感じるシートを設計するには、現状では試作品を使い、多数の被験者に評価してもらいながらの試行錯誤に頼る他はない。ニッパツは深層学習技術を使って、シート表面に人が座って生じる圧力の分布(体圧分布)を基に座り心地を予測し、心地良さの設計をコンピューターで自動化にする取り組みを始めた。 シートに座ったときの快適感は、現状では試作品を使って人が評価するしかない(a)。体圧分布から快適感を予測できれば、コンピューター上での評価が可能になる(b)。さらに体圧分布と設計上

    機械学習で設計を自動化、ニッパツはシート設計、横浜ゴムはタイヤ組成でトライ
    Kuromaku
    Kuromaku 2018/05/30
  • 氾濫する設計ツールはオールリセット!

    次のような質問が私の事務所に寄せられました。 【質問22】 私は、東京下町の中小企業に勤務する技術者です。今、設計の効率化に悩んでいます。専門書や技術セミナーの案内を見ると、QFD(品質機能展開)や品質工学、とても複雑に思えるFMEA(故障モード影響解析)や難関のTRIZなど、私の会社ではあまり関係のない設計ツールがほとんどで、社内でも混乱しています。ぜひ、大企業向けの設計の効率化や設計ツールではなく、我々中小・零細企業向けの設計効率化をご指導ください。 この質問に対する私の回答はこうです。 【回答22】 近年、この手の質問が増加しています。開発手法などの専門書やセミナーは、自動車や自動車部品、重電や重機などの大企業に偏った内容ばかり。若手技術者にも混乱を招いているようです。埼玉県川口市の設計職人であり、設計コンサルタントで生計を立てている筆者でも、難関なツールに閉口しています。そこで今回

    氾濫する設計ツールはオールリセット!
    Kuromaku
    Kuromaku 2018/03/22
  • 1Dシミュレーション

    製品を試作してみたら、思ったような機能、性能が得られず、対応に追われてしまう。このような事態に陥る理由の1つは、製品や部品の「詳細な形状」を先に考えて、それにとらわれて発想が広がらなくなることといわれる。特に、機械設計でそうなる危険性が高い。 電気設計の場合は、例えばプリント回路基板(PCB)のレイアウトを検討する前に、回路を設計する段階がある。回路設計では、機能を発揮する回路を考えることが大事であり、部品の配置やPCBの形状は考えない。つまり機能の検討と、形状や配置の検討が分かれている。しかし、機械設計は必ずしもそうではないため、電気設計者から見ると「機械設計者はいきなり形状の検討から始める」と不思議に思うことがあるようだ。 機能の検討と形状の検討は別 形状を決めるより先に、機能や性能を十分に確保できるように検討する必要があると言われても、機械設計の場合は具体的にどう検討を進めればよいか

    1Dシミュレーション
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    Kuromaku 2018/01/26
  • ロボットとAI技術の専門誌 日経Robotics<デジタル版>

    「日経Robotics(日経Robo)」はロボット情報専門メディア。センサなどの要素技術からディープラーニングなどのAI、さらには現場でのロボット導入事例まで、最新情報を月刊ニューズレター(紙媒体および同内容のデジタル版)の形式でお届けします。

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    Kuromaku
    Kuromaku 2018/01/26
  • イスラエルのスタートアップ、2020年に500ドルLIDAR量産

    イスラエルのスタートアップ企業の一つであるInnoviz technologies社は、米カリフォルニア州ロサンゼルスで2017年11月28日(現地時間)から始まった展示会・カンファレンス「AutoMobility LA」に、開発中の3次元のレーザースキャナー(LIDAR)を出品した。

    イスラエルのスタートアップ、2020年に500ドルLIDAR量産
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    Kuromaku 2017/12/01
  • キヤノンとTUMが世界的成果、ディープラーニング技術がSLAMに波及

    今月発売の日経Robotics 7月号の読みどころをご紹介します。 日経Roboticsはロボット専門誌ですが、創刊以来、ロボット技術だけでなく、ディープラーニング(深層学習)などのAI技術も積極的にカバーして参りました。将来のロボットの技術動向を見極めるには、どちらもカバーする必要があるという認識からです。 さて、今号では、そうしたロボット技術とディープラーニング技術の融合の事例をお届けしました。 移動ロボットの中核技術であるSLAM技術が、ディープラーニング技術と融合し始めたのです。これまでほとんど接点がなかったといっても過言ではないこれら2つの技術が、ついに組み合わさり始めました。 取り組んだのは、SLAM研究の名門であるドイツTUM(Technical University of Munich)とキヤノン。深層学習とSLAM、2つの技術の特徴をうまく組み合わせ、意義のある世界的成果

    キヤノンとTUMが世界的成果、ディープラーニング技術がSLAMに波及
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    Kuromaku 2017/06/21
  • 加東市の水上メガソーラー、国内メーカー製フロートで発電量アップ

    このメガソーラー(大規模太陽光発電所)の地上部分は、企業の遊休地を借りた。計画当初は、この地上部分だけで計画を進めていた。 借りる予定の土地の隣には、農業用ため池「新池」があり、屋度自治会が管理している。日コムシスグループでは今後、発電事業、EPCサービス事業の両方で、水上型の太陽光発電所に取り組む方針もあった(関連コラム1)。そこで、新池を活用し、水上型の参画への糸口にできないか、検討し始めた。 こうして当初の予定を変更し、地上に設置した4928枚・出力約1.257MWに加え、新池に286枚、出力71.5kW分の太陽光パネルを浮かべることになった。 ただし、実際にはすんなりと計画を変更できたわけではなかった。水上にパネルを浮かべることについては、そのリスクを巡り、社内で賛否両論あった。最終的に事業化に踏み切った理由の一つは、過去約30年間、新池周辺には、雪が積もっておらず、積雪のリスク

    加東市の水上メガソーラー、国内メーカー製フロートで発電量アップ
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    Kuromaku 2016/11/22
  • 加東市の水上メガソーラー、国内メーカー製フロートで発電量アップ

    兵庫県中部にある加東市の稲作地域には、隣り合うようにため池が並ぶ。いずれも、加東市屋度地区の水田などに水を供給する農業用ため池である。このうち、連続するように位置している三つの池に、太陽光パネルが浮かんでいる。

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    Kuromaku 2016/11/22
  • 吉岡直人~ソシャゲではゲーム本体より大切な開発がある

    ただ、いきなりガッカリさせるようなことを言うと実は、具体的なプログラミングとしてはソシャゲも別に普通の「ゲーム」と何も変わりません。ソシャゲといえども普通のゲームと同じく、プログラムとデータがあって、プレーヤーの入力に従って表示するデータを変えるのが動作の根です。 最近は、ソシャゲが主に遊ばれるスマートフォン(スマホ)では、3Dライブラリーの「OpenGL」が普通に使えるし、生意気にも「プログラマブルシェーダー」が使えたりします。 OpenGLはもともとパソコンやワークステーションを前提としたライブラリーですし、3D描画の条件をプログラマーが自在に変更できるプログラマブルシェーダーに至ってはちょっと前まで3DCG専用ワークステーションやゲーム専用機でしか使えない「高級品」でした。 スマホはインターネットにつながりますし、ストレージだって何Gバイトもあります。つまりもはやいっちょまえのコン

    吉岡直人~ソシャゲではゲーム本体より大切な開発がある
    Kuromaku
    Kuromaku 2016/11/22
  • ホンダが3Dプリンターでボディー外装を製造、わずか2カ月

    ホンダは、小型電気自動車(EV)「MC-β」のボディー外装を3Dプリンターで製造し、公開した。3Dプリンターを使うことで、意匠設計から製造まで2カ月と短い期間で開発できる。カブクが意匠設計を手掛けた。

    ホンダが3Dプリンターでボディー外装を製造、わずか2カ月
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    Kuromaku 2016/10/05
  • 厚みの異なるコンポジット製品を一体成形

    東邦テナックス(社東京)の欧州事業会社であるToho Tenax Europe社は、炭素繊維から熱硬化性の炭素繊維強化樹脂(CFRP)までを一貫生産する体制を構築した。高圧RTM(Resin Transfer Molding)成形機を導入し、2014年に開発したプリフォームの自動製造プロセス「PvP」(Part via Preform)を組み合わせることで実現したもの。複雑な形状や、同一部品の中で厚みが異なるコンポジット製品を、中間基材を使うことなく製造できる。

    厚みの異なるコンポジット製品を一体成形
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    Kuromaku 2016/09/13
  • 炭素繊維を刺しゅうする

    カラフルな糸を使って衣類などを装飾する刺しゅう技術。写真の右上と左下にある黒い模様も,この刺しゅう技術を使って作製したものだ。ただしこれは,装飾を目的としたものではない。黒色の糸の正体は炭素繊維で, CFRP(炭素繊維強化樹脂)を成形する方法の一つであるRTM法のプリフォーム(中間基材)として使う*。 軽量化を目的に,自動車や航空機の部品などでの採用が広がっているCFRPだが,低コストかつ短時間で成形する方法の試行錯誤は続いている。写真のプリフォームを作製する技術も,そのニーズに応えるために開発されたものだ。 さて,刺しゅう技術を応用することで低コスト化できるのはなぜか? * RTM法ではプリフォームを型内に設置し,エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂を含浸させてから反応硬化させる。

    炭素繊維を刺しゅうする
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    Kuromaku 2016/08/31
    CFRP 炭素繊維 刺繍
  • プロのドローン飛行術! 建設業はリーダーシップを

    産業界ではドローン(無人飛行体)の有効活用や新ビジネスへの期待が高まっている。その前提となるのは、なんといっても安全飛行だ。現場の測量や空撮など、ドローンを業務で活用する機会の多い建設業こそ、他産業に先駆けて安全運航を実践することで、ドローンの普及をリードする立場にある。プロのパイロットによる安全飛行術を、道路工事現場からリポートする。 7月28日、砂子組(社:北海道奈井江町)が施工するある道路工事現場で、ドローン(無人飛行体)を使った空撮が行われると聞きつけ、筆者はその現場に立ち会った。 この日、ドローンの飛行を担当したのは、建設分野で情報化施工やCIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)などのITシステムやサービスを展開する岩崎(札幌市中央区)だ。 ドローンや飛行制御用のシステム一式を積んだワゴン車が現場に到着すると、すかさず数人がかりで大型のアルミケースからドロー

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    Kuromaku 2016/03/11
  • 2016年のブレイク必至、仮想現実を手軽に楽しめるGear VR

    2016年に大ブレイクが予想される電子機器に、「拡張/仮想現実(Augmented/Virtual Reality)」を楽しめる没入型ヘッドセットがある。ゴーグルに双眼鏡を付けた形状をしており、頭部に装着すると眼前一杯に画像が広がるというものだ。特にゲームでの活用が期待されている。果たして、その中はどうなっているのだろうか。 今回は韓国Samsung Electronics社の「Samsung Gear VR」を例に、没入型ヘッドセットの中身を紹介する。

    2016年のブレイク必至、仮想現実を手軽に楽しめるGear VR
    Kuromaku
    Kuromaku 2016/02/27
  • プリンターに新市場?!5本で20秒のプリンテッド・ネイルアートが実用化

    プリンターに新しい用途が定着するかもしれない。対象は、現代女性の必需品「ネイル」(爪の化粧)だ。実用化に向けて動き出したのは、通販大手の千趣会。プリンター導入によるジェルネイル施術の「時間短縮」と「低コスト化」に着目した。海外製のプリンターを日向けに開発し直し、専用のジェルなどと組み合わせ、ネイルプリンターを使った簡易的なジェルネイルサロンのキットとして、外販を予定している。 2015年12月11日、主に20代など若い世代をターゲットとする新宿マルイ館のイベントスペースに、一風変わったネイルサロンが登場した。一般的なネイルサロンでは、ゆったりとくつろげるソファーや時間を潰すためのDVDなどが用意されるのに対して、オシャレ感はありながらも“立ちいソバ”的なカウンターとハイチェアが並ぶ。プリンターを使った「ジェルネイル」を施すジェルネイルスタンド「TSUME.CO」だ。予約なしで、45分

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    Kuromaku 2016/02/27