本誌では「PCで作業しながら読書するためのツール」を何度か紹介している(関連記事その1、その2、その3、その4、その5)。今回はデータホルダーとしても利用できたり、持ち運びに便利な携帯用のブックスタンドを紹介しよう。 データホルダーとしても使える「書見台」 セキセイのその名もズバリ「書見台」は、データホルダーとしても利用できるブックスタンドだ。外観および構造は前回紹介したエレコムの「EDH-004」とよく似ている(7月10日の記事参照)が、上部にクリップが付属しており、書類を挟んでデータホルダー的に使えるというメリットがある。また、プレート中央には写真などを挟むこともできる。 EDH-004に比べるとホールド力は弱い。反発力が強い書籍には向かないが、最大4センチまでの厚みまで対応するため、辞書や百科事典といった厚みのある書籍を固定するのに向いている。原稿固定クリップは回転式で、ページめくり
2時間30分 最近はオフィスや交通機関など公共スペースでの禁煙化が進み、愛煙家は隅に追いやられる一方だ。 本書は、タバコがこのようなバッシングを受けるに至った経緯をまとめたもの。前半ではここ四半世紀における喫煙者の受難の歴史をまとめ、後半ではピューリタニズムから始まるもっと大きな嫌煙の歴史に触れる。 読みどころは、「受動喫煙」「ニコチン依存症」「社会コスト論」という3つのキーワードが、喫煙バッシングの「態度形成に大きな影響を与えた」と論じる前半部分だ。 著者は「受動喫煙」の健康被害との関連は「科学的に評価することはきわめてむずかしい」にもかかわらず、7割近くの人たちがそれを「科学的に十分証明されている」と誤解している点を指摘。また、ニコチンにドラッグのような強い依存性があるという一般に信じられている説に対しては、海外の学者の説を取り上げて反論する。 喫煙者バッシングは許されてしかるべき?
2007年07月06日01:30 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 書評 - ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する ディスククラッシュにもいいところはあるものだ。 ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する 島田紳助 なぜなら、本書を見つけるきっかけになってくれたのだから。 本書「ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する」は、私が今年読んだビジネス本の中で、一番刺さった一冊。一番「使えそうだ」と感じた本でもある。私はApple StoreのGenius Bar待ちの際に、隣の教文堂でこれを買った。 なぜ本書が刺さったかといえば、島田紳助のビジネスの定義が、類書とは異なるからだろう。 p. 9 僕の場合は、ビジネスという横文字が想像させるようなカッコイイものとはちょっと違う。もっとベタな、いうなれば"商い"がやってみたかったのだ。 その"商い"に、彼は100%成
グーグルは7月5日、書籍検索サービス「Googleブック検索」日本語版を公開した。書籍をキーワード検索でき、出版社の許諾を受けた書籍については、表紙や本文の一部の画像も閲覧できる。著作権が切れた書籍なら全文閲覧できる。 「Google Book Search」の日本語版で、当初は昨年内の開始を計画していた(関連記事参照)。 検索窓にキーワードを入力すると、関連する書籍を一覧表示する。デフォルトでは、表紙や本文の一部の画像が見られる「部分プレビュー」に対応した書籍を検索結果に表示。タブを切り替えたり「検索オプション」から設定すれば、検索対象をすべての書籍に広げたり、全文表示できる書籍だけに絞り込んだりすることもできる。 書籍のタイトルやサムネイルをクリックすると、書籍情報を表示。著者や発行年、出版社、ページ数、ISBN番号を確認できるほか、Amazon.co.jp、楽天ブックス、紀伊国屋書店
このサイトは、いわゆる成功本を100冊読むことで、成功できるかを検証するページでした。 現在は、ビジネス書・自己啓発書・成功哲学・セミナーCD・手帳術・週末起業など 読書好きの人の間で404 Blog Not Foundの ●404 Blog Not Found:怠翻 - 読書を一生の習慣にするための14の心がけ の記事が話題ですね。 年間50冊、月に4~5冊程度も本を読むのはシンドイ。と、いう方には参考になる点が多いかと。 コメントやトラックバックにも有用な意見が多いのでぜひ参考にしてみてください。 ところで、そのコメント欄やトラックバック欄には「本を速く読むにはどうすればいいの?」というような意見がチラホラ見受けられます。 私も、結構読書スピードは速いほうだと思うのですが、(ビジネス書を中心に最低1日2~3冊、月に50~100冊位読みます)それもシンドイよー、という方のために少し私なり
タイトルは丸谷才一「思考のレッスン」より。読書について、書くことについて、沢山のヒントをもらった。「読書のコツ」、今風に言うなら「読書Hack」。ただし、効率ばかりの安手なものと違って、ひとつひとつ自分で読みといてはヤクロウに入れる手間はある。 ■本の読み方の最大のコツ 最も激しくうなづいたのは、本の読み方の最大のコツ→「その本を面白がって読め」。その本を面白がって、その快楽をエネルギーにして進め、という。言い換えると、「面白くない本は読むな」となる。面白く思えない本をガマンして読んで分からないなんて、つまらない。その時間、別の本を面白がって読んで得られる効用の方が大なり。 読書は快楽なんだ、ベッドの上でする二つの快楽のうちの一つなんだ。もう一つの快楽が何かは言うまでもないけれど、それぐらい愉しいことなんだ。もちろん、もう一つは睡眠だね。読んで寝て暮らす、これぞ究極の快楽。 ■本を選ぶポイ
「最近の若者はダメだ」は昔から言われているが、特に今の若者はひどい。まず、当事者意識が完全に欠如している。さらに、独り立ちをしようとせず、常に何かに依存し、消費し、批判するだけの「お客さま」でいつづけようとしている。これはゆゆしき事態であり、日本社会のありかたにかかわる重大な問題である。 最近の若者は、定職に就きたがらない。あるいは、会社に入っても一定のポジションで身を立てようとしない。なぜなら、社会的なかかわりを、全て暫定的・一時的なものと見なしているからだ。 彼らに言わせると、本当の自分は別のところにあり、現実の自分は仮の姿に過ぎないんだそうだ。本当の自分は棚上げしておいて、いつまでも立場を替え、考えを変え、自分自身をも変身させる余地を残しておく。一貫した主義主張をもたないか、もたないふりをする。特定の党派、集団に全てを賭けることを避けようとする。 その結果、今の若者は、全ての価値観か
◆世界最大の本である「悪魔のバイブル」 [Cool] 世界最大の本である「悪魔のバイブル」 ちなみに元ネタはこちらから。 Devil's Bible returns home but only for few months ものすごく欲しいんですけど。 こちらの本は「The Codex Gigas」って名前で、中に書いてある内容は「悪魔のバイブル」(つまり悪魔信仰に関わる本だと思う)で、更に写真を見てもらえばわかりますけどモノスゲー巨大で世界で一番大きな本なんだそうです。 元々はチェコ共和国のボヘミアン修道院ってところで13世紀に作られたそうなんですが、しかし17世紀に勃発した30年戦争の時にスウェーデンに奪われてしまいそれっきりスウェーデンのモノになってしまったそうです。 しかし今回プラハにある国立図書館において展示をされるためにチェコ共和国に期間限定で戻ってきたそうです。 歴史
どんな仕事をしていても、急に新幹線パーサーの役を頼まれることってありますよね。「おーい、明日は新大阪まで車内販売をしてきてくれ」 といつ上司に言われてもいいように、平均の3倍ワゴン販売できる5つの秘訣を覚えておきましょう: 1. 事前リサーチは欠かさずに 自分の売り物を理解していなければ、適切な商品をおすすめすることはできません。それは甘いのか、辛いのか。好評だったり、ネットで話題になっている商品はあるか。事前リサーチが全ての出発点です。 2. お客を見よう ワゴンやトレイに何を積むかは、ある程度パーサーの判断にまかされています。しかしお客様のことを知らなければ、適切な商品を選ぶことはできません。出張から帰るサラリーマンにはビールを、観光客や帰省客には名産品をなどなど、彼らが何を欲しているのか考えましょう。また時間帯によって、客層は変わります。いまどんなお客様がいるのか、これからどんなお客
価格:¥1,365 発送可能時期:通常24時間以内に発送 出版日:2007-03-27 セールスランク:3020 単行本 著者:坂本 桂一 出版:講談社 圧倒される人なんですよね (2008-09-01) 本も面白いのですが、 坂本さんはセミナーなど参加して 直接お話を聞いたほうが良いです。 圧倒されますよ。 ソフトウエア界の草分け (2008-05-31) 著者の坂本さんはソフトウエア界のドンのひとり。 コンサルタントの口先だけのマーケティング理論とは パンチの「重さ」が違う。 パソコンが普及していなかった、評価されなかった頃 から世間と戦い、本当に行動してきた人と、どこかの 本から知識を拝借してきた人との差というべきか。 著者が言っていることは間違っているのかも知れない。 しかし、それで実際にやってきた人の行動や言葉は、 そもそも、次元が違う。 拍手。 「考える」ことを止
2007年04月10日10:30 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 書評 - アインシュタイン丸かじり 理系ブーム、なのだろうか。 アインシュタイン丸かじり 志村史夫 新潮新書 までこういう本を出すとは。 本書「アインシュタイン丸かじり」は、物理学者としてのアインシュタインと、人物としてのアインシュタインを新潮新書のデフォルトである200ページに収めたもの。 目次 http://www.shinchosha.co.jp/book/610207/より 第1章 アインシュタインは偉い 「奇跡の年」から一〇〇年/二〇世紀のコペルニクス/週刊誌のトップ記事にも/日本との因縁/ハイテクの父/世紀の人 第2章 「アインシュタイン以前」をおさらい 自然の理解/自然哲学の誕生/物質の構造/物体の運動/運動の相対性/空間とは何か/時間とは何か/光とは何か/ニュートンと光/重力とは何か/驚異の年 第3章
すっかり更新が遅れてしまいましたが(今は土曜日の深夜…)、金曜日に読んだ『頭のいい人が儲からない理由』という本について書こうと思いつつ、うまくまとめられず、とりあえず金曜版として、まずはさらりとご紹介することにします。 以下、「まえがき」より。 あふれる情報の波にさらされ、しかも、強迫観念から自らの情報収集行為をやめられず、未消化で雑多な情報の海に飲み込まれ、おぼれて窒息寸前の人々。 当たり前のことだが、そんなふうに受け身に情報を受け取るだけでは、まるでアウトプットに活用できない。何年も何十年もかけて溜め込んだスクラップ・ブックなど、読み返されることはないだろう。 私の周りも、そんな人ばかりで、何とか助けてあげたいと常日頃思っていた。そこに舞い込んだ本書の執筆の話で、いくらかそういう人々を救う手助けになるのではないかと考え、それを引き受けることにした。 (中略) 本書の根底を流れる思想は、
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