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村上春樹に関するLYEのブックマーク (2)

  • ご飯を作り、お掃除をすることの英雄性 - 内田樹の研究室

    午から取材。BPという雑誌の村上春樹特集。 村上作品はどうして世界的なポピュラリティを獲得したのか、という問いに対して、「ご飯とお掃除」について書かれているからであろうとお答えする。 世界中、言語や信教や生活習慣がどれほど違っていても、人々は「ご飯を作り、掃除をする」ということにおいて変わらない。 いずれも人間にとって質的な営みである。 「ご飯を作る」というのは、原理的には「ありもの」を使って、そこから最大限の快楽を引き出すということである。 金にものを言わせて山海の珍味を集め、腕のいいシェフに命じて美を誂えさせるというのは「ご飯を作る」という営みの対極にある。 「ご飯を作る」というのは、人類史始まって以来のデフォルトである「飢餓ベース・困窮ベース」に基づいた営みである。 その基は「ありものを残さず使う」、もっと平たく言えば「えるものは何でもう」である。 村上春樹作品には「ご飯を

  • びじうのログ:村上春樹 受賞スピーチの翻訳

    ソースはこちら。 池田信夫Blog 壁と卵 まぁ、村上春樹は好きな作家だし。 まだ出回ってないみたいなので、例によって訳してみましたよ、と。原文自体も抄録みたいなので全文ではないようです。どこかに全文載っていたら教えて下さい。 ちなみに、この文章をより理解するには、こちらの記事を読んでおくと良いかも。一週間前に書かれた記事としては見事な内容と言わざるをえません。 エルサレム賞に村上春樹さん 「壁」の国がたたえる自由 村上さんの長編小説「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」には、「高さは七メートル、街のぐるりをとり囲んでいる」壁が出てくる。越せるのは鳥だけで、門しか出入り口がなく、外の世界へ行く自由がない。 いま、イスラエルは、パレスチナ自治区の周囲に、もっと高い、それこそ鳥しか越せない壁を築いている。今回のガザ攻撃では、逃げ場のない多くの子どもを巻き込んで、1300人以上の死者が出

    LYE
    LYE 2009/02/17
    内容とは別に、「no matter how right the wall or how wrong the egg, I will stand on the side of the egg.」という文章の語感がとても素敵だと思う。
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