荻原さんの画像が無断で引用されたネット広告=本人提供 SNS上では、経済に詳しい有名人らが「利益が出る」などとうたい、投資のセミナー参加やLINE登録などを呼びかける投稿やネット広告が見られる。しかし、その多くが、画像を無断で使った「なりすまし広告」だとして問題になっている。不適切な広告を削除すべきプラットフォーム事業者の動きは鈍く、SNSの利用者側で「甘い話」にとびつかない慎重さが必要だ。 【写真】見分けがつきにくい、本人に無断の「なりすまし広告」はこちら * * * 「本当に怒っています。無断で画像を使われて。それも1つだけじゃないんですよ」 経済ジャーナリストの荻原博子さんの言葉は切実だ。 2022年2月のある日、友人から電話がかかってきたという。 「投資を勧めているネット広告に、画像が無断で使われているよ」 荻原さんはこれまで、『投資なんか、おやめなさい』『騙されてませんか
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