http://www.videonews.com/ ニュース・コメンタリー (2014年03月15日) 遠隔操作ウイルス事件続報・見えてきた検察の作戦と裁判所がそれに取り込まれる危険性 遠隔操作ウイルス事件は3月13日、第三回目の公判が開かれた。前回までは勾留中のため腰ひもと手錠をつけられ衛士に囲まれて入廷していた被告の片山祐輔氏も、先週第二回目の公判後に保釈されたことで、今回からは弁護団とともに入廷し、弁護人席に並んで座っての参加となった。 公判では検察側の証人として片山氏の派遣先のパソコンを解析した警察官が登場し、派遣先のパソコンにアイシス・エグゼと呼ばれる遠隔操作ウイルスの断片が残されていたことや、どのような形でそれが残されていたかなどを証言した。 しかし、今週の公判でのやりとりも、先週と同様に、検察はあたかも被告が犯人であると考えることが専門家の目からは当然のことと見えるか