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ブックマーク / www.technologyreview.jp (11)

  • 「オープンソースAI」問題ついに決着、OSIが定義を発表

    これまで明確な定義がなかった「オープンソースAI」の定義をオープンソース・イニシアティブ(OSI)が発表した。テック企業が「オープンソース」という言葉を都合よく使っているとの批判への回答となるか。 by James O'Donnell2024.08.26 10 この記事の3つのポイント オープンソースAIの定義がOSIにより発表された 定義はAIモデルの使用、検査、修正、共有の自由を規定している 訓練データの透明性については意見の相違があり折衷案となった summarized by Claude 3 オープンソースAIは現在、至る所に存在する。問題は、実際のところそれが何なのかということについて、意見が一致していないことだ。今、私たちはようやくその答えを得られたかもしれない。オープンソースであることの意味の裁定者を自任するオープンソース・イニシアティブ(OSI)が、新しい定義を発表したのだ

    「オープンソースAI」問題ついに決着、OSIが定義を発表
  • 生成AIで広告収入目的のゴミサイトが急増、1日1200本更新も

    広告収入目的の「MFA」と呼ばれる低品質なWebサイトで、生成AIの導入が進んでいることが分かった。中には1日1200以上の記事を生成しているサイトもあり、自動化が急速に進んでいる様子が伺える。 by Tate Ryan-Mosley2023.06.28 542 9 AIチャットボットを活用して生成された文章によって構成されたWebサイトが、グーグルなどを経由して広告収入を得ている。メディア研究機関のニュースガード(NewsGuard)が作成し、MITテクノロジーレビューに独占的に提供された新たな報告書によって、こうした実態が明らかになった。 140社を超える大手ブランドが、おそらく知らず知らずのうちに、AIで作成された信頼性の低いサイトの広告費用を支払っているとみられる。こうしたAI生成ニュースサイトで見つかった大手ブランドの広告の90%はグーグルが配信したもので、グーグル自身のポリシ

    生成AIで広告収入目的のゴミサイトが急増、1日1200本更新も
  • 「予想外のヒットに驚いた」 チャットGPT開発者が語る 「革命」の舞台裏

    The inside story of how ChatGPT was built from the people who made it 「予想外のヒットに驚いた」 チャットGPT開発者が語る 「革命」の舞台裏 オープンAI2022年11月に公開したチャットGPTは、瞬く間に爆発的なヒットとなった。だが、開発者にとっては予想外だったようだ。オープンAIでチャットGPTの開発に携わった4人に、開発に至った経緯や、公開後の世間からの反応、今後の構想について聞いた。 by Will Douglas Heaven2023.03.09 37 27 サンフランシスコに拠点を置く人工知能AI)企業、オープンAIOpenAI)が2022年11月下旬にひっそりとチャットGPT(ChatGPT)を公開した時、社内で期待している人はほとんどいなかった。クチコミでのメガヒットに備えていた者など、オープンA

    「予想外のヒットに驚いた」 チャットGPT開発者が語る 「革命」の舞台裏
  • 「生成」ブームの2022年、AIは来年どこに向かうのか?

    2022年は画像生成AIに代表される「生成AI」が一大ブームとなった。次に話題になりそうなAIは何だろうか? by Melissa Heikkilä2022.12.09 21 12 この記事は米国版ニュースレターを一部再編集したものです。 2022年は、生成AIの分野でブレークスルーが相次いだ。例えば、数個の単語から動画を生成する人工知能AI)や、曲の断片からそれに続くメロディを生成するモデルなどだ。 グーグルは先日、マンハッタンのハドソン川沿いにある洒落た真新しいオフィスで、AIイベントを開催した。私はその騒ぎにつられて立ち寄ってみた。グーグルもまた、現在のトレンドの合わせて、生成AIの成果を次々と発表している。その1つに、テキストから動画を生成する同社の2つのAIモデル、フェナキ(Phenaki)とイマジェン(Imagen)を組み合わせたシステムがある。フェナキが、脚のように見える

    「生成」ブームの2022年、AIは来年どこに向かうのか?
    Listlessness
    Listlessness 2022/12/09
    AI 生成 検索
  • ツイッターで「非公式RT」が一時復活、崩壊の始まりか

    「このままではツイッターはいずれ使えなくなってしまう」。現在も同社に在籍するエンジニアは取材に証言した。その兆候はすでに一部のユーザーに目撃されている。 by Chris Stokel-Walker2022.11.10 267 5 イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が全従業員7500人のうち半数をレイオフ(一時解雇)したわずか数時間後、ツイッターの異変を示す小さな兆候が一部のユーザーに目撃されていた。 異変が起きたのは「リツイート」だ。ツイッターは2009年に公式リツイート機能を導入した。「RT(リツイートの略)」という文字の後に他人のユーザー名とツイートをコピーしたものを貼り付けるという、すでにユーザー間で自然発生的にされていた慣行を、ソフトウェアの機能として追加したのだ。それ以来、リツイートとその仲間である「引用ツイート」(2015年4月に開始)は、ツイッターでよく使われる2大機

    ツイッターで「非公式RT」が一時復活、崩壊の始まりか
  • バイデン大統領「がん死亡率半減」宣言、血液検査の大規模試験へ

    米国のバイデン大統領は、今後25年間でがん死亡率を半減させるムーンショット計画を発表した。計画の中心となるのが、複数のがんを検出できる血液検査によるスクリーニングだ。 by Hana Kiros2022.09.20 25 5 ほとんどのがんは、症状が出る前のスクリーニング(がん検診)で確実に発見することはできない。マンモグラフィやパップテスト(子宮頸がん細胞診)は例外的な検査であり、受診はルールではない。事態を改善するため、患者の腕から採取した血液によって、複数のがんの兆候を1回の検査で検出する方法が、複数の企業によって開発されている。米国では今、これらの血液検査が実際にどの程度優れているかを確認するために、全国的な臨床試験を開始する準備が進められている。 ジョー・バイデン大統領は9月12日、マサチューセッツ州ボストンで、今後25年間で米国におけるがん死亡率を半減させるという連邦政府の「が

    バイデン大統領「がん死亡率半減」宣言、血液検査の大規模試験へ
    Listlessness
    Listlessness 2022/09/20
    臨床試験時の費用負担のこと書いてないけど、もし公費でがん検査やってくれるなら受けたい人はこの規模なら集まるだろうし、研究開発に有用なデータも集まりそう。
  • 「この原稿は違法です」中国のワープロソフト、未公開小説をロック

    ある中国小説家がクラウドで使っていたワープロソフトに原稿をロックされたと訴えている。原稿は未公開の状態だったとされ、中国のインターネットユーザーは国家の検閲がどこまで及ぶのか、疑心暗鬼になっている。 by Zeyi Yang2022.07.20 444 5 あなたが自宅のパソコンで小説を執筆しているとしよう。すでにおよそ100万語を書き上げ、完成は間近だ。ところが突然、クラウドで使っていたワープロソフトから、「この原稿には違法な情報が含まれているため開くことはできません」と通知された。これまで書き上げてきた言葉が、一瞬のうちに失われてしまった。 この話は今年6月、ミツ(Mitu)というペンネームで執筆している中国小説家が実際に経験したことだ。ミツは「WPSオフィス」を使って小説を書いていた。WPSは中国のソフト会社キングソフト(金山弁公軟件)が提供しているクラウドベースのワープロソフト

    「この原稿は違法です」中国のワープロソフト、未公開小説をロック
  • 未来への一歩を踏み出したオープンAI「GPT-3」の衝撃、熱狂に警鐘も

    オープンAIが発表した「GPT-3」はこれまでで最大の言語モデルであり、まるで人間が書いたかのような文章を望みのままに生成できる。しかし、AIが真の知性に近づいたわけではない。 by Will Douglas Heaven2020.07.23 229 45 33 23 「GPT-3で遊ぶのは、まるで未来を見ているみたいな気分だ」。サンフランシスコ在住の開発者でありアーティストのアラム・サべティは7月10日のツイートでそう述べた。この感想は、非営利の研究機関であるオープンAIOpenAI)による最新のテキスト生成人工知能AI)に対する数日間のソーシャルメディアの反応をほぼ要約している。 オープンAIは5月に発表した研究論文で初めてGPT-3について述べたが、7月に入って、プライベート・ベータ版へのアクセスを申請した特定の人々を対象に少しずつソフトウェアを提供し始めた。 現在、オープンAI

    未来への一歩を踏み出したオープンAI「GPT-3」の衝撃、熱狂に警鐘も
  • 天文学者らが銀河の「壁」を発見、地球から5億光年

    科学者らによる国際研究チームが、宇宙の大規模構造の1つとなる銀河の「壁」を新たに発見した。地球から5億光年という極めて近い距離にありながら、天の川銀河の明るさに覆い隠されて、これまで発見されずにきた。 by Neel V. Patel2020.07.14 2795 44009 81 8 宇宙で最大規模の構造の1つを、天文学者らが発見した。複数の銀河の間に広がる、銀河の「壁」だ。少なくとも140万光年にわたる長さがあり、地球からの近さを考えれば、今まで観測されなかったことは驚くべきことだ。 科学者らによる国際研究チームが7月10日、学術誌アストロフィジカル・ジャーナル(Astrophysical Journal)に発表した論文で、「サウス・ポール・ウォール(South Pole Wall)」の発見を報告した。この構造は、(地球から見て)宇宙の南端に広がるカーテンのようなもので、何千という数の

    天文学者らが銀河の「壁」を発見、地球から5億光年
  • 新型コロナ、免疫が持続しない可能性も=「風邪」にヒント

    パンデミックの収束に関する多くの議論では、新型コロナウイルス感染症にかかって獲得する免疫がある程度長く持続することを前提としている。しかし、一般的な風邪の症状を引き起こす別のいくつかのコロナウイルスについての研究で、免疫が持続する期間はさほど長くないことが分かった。 by Antonio Regalado2020.05.05 1731 316 368 14 2016年秋から2018年にかけて、マンハッタンにあるコロンビア大学の研究者は、191人の子ども、教師、救急隊員を対象に、鼻腔を拭った綿棒を収集し、くしゃみや喉の痛みがあったらそのことを記録してほしいと依頼した。一般的な呼吸器系ウイルスとそのウイルスが引き起こす症状、回復した人のそれぞれのウイルスに対する免疫の持続期間を把握することが目的だった。 研究対象のウイルスには、HCoV-HKU1、HCoV-NL63、HCoV-OC43、および

    新型コロナ、免疫が持続しない可能性も=「風邪」にヒント
  • 新型コロナは世界にどう広がったのか? 遺伝子解析で追跡

    科学者たちは、新型コロナウイルスの遺伝子変異をリアルタイムで追跡している。遺伝情報から、ウイルスの進化の様子や、各国に複数の経路で侵入している事実が明らかになってきた。 by Antonio Regalado2020.03.06 3162 1559 160 15 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)がこれまでにない規模で世界的に広がる中、ウイルスの遺伝物質から、感染経路だけでなく、世界での広がり方や封じ込めに失敗した状況が、最終的に分かるかもしれない。 科学界では、ウイルスの感染拡大に伴う遺伝子変異を追跡することで、ほぼリアルタイムで系統樹が作成されている。この系統樹は、感染が国から国へ飛び火する様子を特定するのに役立つという。 ブラジルの科学者たちは、2月下旬に国内初の新型コロナウイルスの感染例を確認した際、すぐにウイルスの遺伝子配列を解読した。そして、すでにオンライン上で公表され

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