はてブで久しぶりに岡田斗司夫、唐沢俊一の名前を見た。 今現在、彼らへの言説はほとんど批判一色だ。自分も批判的に見ている。 しかし、かつて彼らの言説が支持されていた時代もたしかにあったのだ。90年代後半の、ある一時期に。 けれども、彼らの本をかつて熱心に読んでいたと口にする人はいない。 スレイヤーズのリスペクトを表明する人がいないのと一緒で、彼らの本を熱心に読んでいたってことは「恥ずかしい」ことなのだと思う。 しかし、ここは匿名ダイアリーなので、自分は書いてしまおう。 あれは90年代後半だった。自分は自意識を持て余していた。 アニメや漫画といったオタクコンテンツが好きなことに後ろ暗さを感じていた。 エヴァはヒットしたけれど、それだけで、オタクたちへの一般的な視線はまだまだ一段低く見る傾向が強かった。 自分は15歳で、クラスの端っこでオタク仲間と固まって学校生活を送っていた。 初めて缶コーヒー