16日午後10時半ごろ、兵庫県たつの市新宮町曽我井のそうめん工場「義則聡製麺所」から出火。木造平屋の約150平方メートルと、隣接する経営者義則聡さん(63)宅の木造2階建て約300平方メートルを全焼した。けが人はなかった。 同製麺所は「揖保乃糸」などの商標を持つ「兵庫県手延素麵協同組合」(同市)に所属。たつの署によると、16日は午後9時半ごろに作業を終え、出火当時は無人だったという。
「お客さんにも恵まれた」。常連客らと思い出を話す翁そば店主の竹本富枝さん(左)=神戸市中央区下山手通5 神戸市中央区の兵庫県庁前で、半世紀近く営業を続けてきたそば店「翁(おきな)そば」が13日、のれんを下ろす。官公庁や周辺の病院、企業の従業員らに長年愛され、知事や県警本部長のほか、取調室に熱々の出前を届けたことも。退職後も通うファンも多く、阪神・淡路大震災による全壊被害も乗り越えたが、店主の竹本富枝さん(70)が閉店を決めた。富枝さんは「平凡なそば屋がこんなに続いたのは、お客さんのおかげ」と感謝する。 富枝さんの夫幸生(ゆきお)さんの母春恵さんが1955(昭和30)年ごろ、同市兵庫区の新開地で創業。その後元町駅北に移転し、69年に県庁前にも出店した。 飲食店が少なかった県庁前では出前の注文も多く、県警の留置場や企業の会議室、病院の医局などにできたての麺類やカツ丼など丼物を運んだ。富枝さんは
清酒の産地として知られる兵庫県西宮市は、宴席などで「日本酒での乾杯」を促す条例案を、6月市会に提案する方針を示した。9日の定例会見で河野昌弘市長が明らかにした。同様の条例は京都市で今年1月、全国で初めて施行され、佐賀県鹿島市でも条例化された。 「西宮市清酒の普及の促進に関する条例」(仮称)。市の行事のほか親睦会や宴会の乾杯を、地元の日本酒で行うよう働き掛けることなどを盛り込む予定。今後、酒造業者や商工会議所と内容を協議する。理念的条例で、罰則規定は設けない。 西宮市は灘五郷のうち西宮郷、今津郷を抱える酒どころ。市内12社などでつくる「西宮酒造家十日会」が3月市議会に条例制定を求める請願を出し、採択された。 同市では昨年8月まで、アサヒビール西宮工場が稼働。市の行事では、「ビールでの乾杯が多かった」(河野市長)という。(田中真治)
第2次世界大戦中の1941年、ナチスの迫害を逃れて亡命先に渡る途中、神戸に一時滞在していたユダヤ人たちを撮影した写真が見つかった。その中で最年少のマーシャ・レオンさんは81歳になり、米ニューヨークに暮らす。「神戸の人々はとても親切にしてくれた。一緒に写っている日本人にお礼を言えたら」と話している。 写真は、フリーライターの北出(きたで)明さん(68)=東京都=が亡命ユダヤ人の来日について調べる中で今年3月、レオンさんから提供された。 ポーランド・ワルシャワにいたレオンさんはナチスに追われて母親とリトアニアへ逃げ込み、約6千人のユダヤ系難民を救ったとして知られる杉原千畝(ちうね)・駐リトアニア領事代理が発給したビザを入手した。モスクワからシベリア鉄道に乗ってウラジオストクに行き、船で福井・敦賀へ。41年2月、神戸に到着した。「約200人いた親戚は、みんなドイツ兵に殺された。神戸は、そんな経験
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く