先日、苅谷剛彦さんと対談したときに、日本のように「国内に同国語の十分なリテラシーをもつ読者が1億以上」というような市場をもつ国は世界にほとんど存在しない、ということを指摘していただいて、「ほんとにそうだよな」と思ったことがある。 「国内に同国語の十分なリテラシーをもつ読者が一億以上」いるということは、言い換えると、「日本語を解する読者だけを想定して著作や出版をやっていても、飯が食える」ということである。 日本人が「内向き」なのは、要するに「内向きでも飯が食える」からである。 「外向き」じゃないと飯が食えないというのは国内市場が小さすぎるか、制度設計が「外向き」になっているか、どちらかである。 どうしてそんなことを考えたかというと、テレビの政治討論番組で「フィンランドに学ぶ」という特集をしているのを横目で見ていたからである。 フィンランドはノキアという携帯電話のシェア世界一のブランドを有して
【ニューヨーク=真鍋弘樹】米国でピーナツバターによる食中毒が広がっており、500人以上が被害を受け、8人が死亡する騒ぎが起きている。発生源とされる工場がサルモネラ菌の汚染を知りながら出荷を続けていたことが28日、明らかになり、全米の市民を恐れさせている。 米食品医薬品局(FDA)の調べでは、今年初めから、全米43州とカナダで502人がピーナツバターを含む食品を食べて食中毒になり、うち8人が死亡した。多くが子どもという。汚染源として特定された米南部ジョージア州の工場をFDAが調査したところ、過去2年で12回、サルモネラ菌が検出されたにもかかわらず、そのまま出荷していたことが判明。同工場で生産されたものは小売り用ではないが、多くの食品工場で原材料として使われていた。 FDAは、汚染された恐れのあるクッキーやキャンディー、アイスクリームなどの食品のリストを発表。コーヒーチェーン店のスターバッ
●更新日 01/25● 2chにキレて暴走した通販業者ベストカカクに怪情報 2ちゃんねるへの書き込みに対してキレて暴走した通販業者「ベストカカクドットコム」が注目を集めている。 2009年1月24日13時、2ちゃんねるの「【Atom搭載UMPC】UMID M1 mbook【315g】」というスレッドに、この業者のHPのURLを挙げて「予約コタ?値段アバウトすぎてワロタ」という書き込みがあった。「mbook - UMIDM1」というページにて、製品の販売予約を受け付けていたのだが、2009年入荷で価格は5~9万円となっていた。 すると、上記の書き込みにいくつもレスがついたのだが、「この店、どんどんいい加減になってるよなあw買う側も承知して買うようなところだから別にいいのかなあ。いつ消えるのか毎回ひやひやしながら見てる」というものがその中にあった。これに対して、「べスカはお前の寿命より長いはず
前のエントリーはオバマの演説に興奮した勢いで載せてしまったが、意外な反響があって驚いている。ということでちょっと補足。 ニューヨークタイムズによれば、オバマのスピーチライターチームはJon Favreau氏 (26歳) をチーフとする3人組で、残りのメンバーが(前のエントリーで紹介した) Adam Frankel氏(26歳)とBen Rhodes氏(30歳)。何となく、もっと年長者もいるチームに若いメンバーとしてFrankel氏が参加しているというイメージを持っていたのだが、全員何という若さだろう。 Mr. Favreau, or Favs, as everyone calls him, looks every bit his age, with a baby face and closely shorn stubble. And he leads a team of two other
鳩山邦夫総務相は6日夜、日本郵政が保養・宿泊施設「かんぽの宿」70施設をオリックス子会社のオリックス不動産(東京)に譲渡する契約について、「こういう景気の状態で焦って売るのはどうか。なぜ一括譲渡なのか疑問を感じる」と述べ、契約見直しを求める意向を明らかにした。都内のホテルで記者団に語った。 かんぽの宿は、法律の規定により2012年9月末までに譲渡または廃止すると決められている。総務省は日本郵政の売却方針を認める方向でいたが、同相の発言について「重く受け止め、対応したい」(幹部)としており、契約内容の見直しが可能か検討する構えだ。 鳩山総務相は見直しを求める理由として、「オリックスの宮内(義彦)会長は規制改革会議の議長をやり、郵政民営化の議論もそこでされた。そこに一括譲渡となると、国民ができレースではないかと受け取る可能性がある」と説明。併せて「人気の高い施設は地元の資本で買ってもらい、
山口県が事務局を務める県食品開発推進協議会と県内しょうゆメーカー「ヤマカ醤油」、水産大学校の3者が連携し、世界初となるクジラ肉が原料のしょうゆを開発した。 しょうゆの原料となるクジラ肉は、調査捕鯨で捕獲された南氷洋産のミンククジラやイワシクジラ。食肉としてカットされた際の細切れ肉は通常捨てられているが、これを有効活用し、商品化する。 一般のしょうゆに使う大豆や小麦からなるこうじを原料に加えていることから、魚を原料とするナンプラーなどの魚しょうと比べると臭みがなく、うま味が強いのが特徴。煮物の調味料をはじめ、クジラの刺し身に付けるなど、幅広く料理に使えるという。 来年6月から県内のデパート、観光地のほか、東京都内でも販売する予定。価格は600〜700円程度になる見込み。 【関連ニュース】 ・ 〔地域の情報〕幻想的な「氷灯ろう」で夢祈願=長野・鹿教湯温泉 ・ 〔地域の情報〕広島市
日本食は低カロリーかつ栄養バランスがよく世界的に人気のある食べ物ですが、ある部族によると、それを作り出した日本人の肉も美味しいそうです。実際に食べ比べてみた人の感想が明らかになりました。 Meeting the cannibals of Papua New Guinea: "Japanese people taste the best - whites are too salty!" - Bild.de https://www.bild.de/news/bild-english/japanese-taste-best-whites-are-too-salty-6816750.bild.html 写真家のIago Corazzaさんと文化人類学者のOlga Ammannさんがパプアニューギニアの原住民族を取材した「最後のパプワ族」の内容によると、食人族にとって「一番ウマいのは日本人」とのこと
サハリン南部・プリゴロドノエに建設された液化天然ガス(LNG)基地。ここからタンカーでLNGが日本に運ばれる 北方領土を管轄するロシア極東・サハリン州のホロシャビン知事が「南千島(北方領土)に日本のビジネスマンを招待したい」と述べ、日本に秋波を送っている。同州は近く、深刻な経済危機に見舞われる可能性があり、日本頼みに傾斜し始めたかのようにもみえる。だが、日本と接する同州の“変身”は、天然ガスなどの豊富なエネルギー資源を抱えながら、人口の減少に苦しむ同州の生き残り戦術といえそうだ。(ユジノサハリンスクで、佐々木正明、写真も) 昨年8月に就任したホロシャビン知事は、同州を訪問した産経新聞など日本の報道陣と会見し、北方領土開発に日本の資本と技術を積極的に導入したいとの意向を表明。「日本はこの地域で地政学的にも、歴史的にも優位性をもっている」と強調し、共同開発のパートナーとして日本に熱い期待を寄せ
■本質を見極める力を 日本のジャーナリズムでは物事にレッテルを張ったり、タブー視したりする傾向が強い。かつては銀行への「公的資金」がタブー視され、最近は「公共事業」や「財政出動」がそのリストに加わった。この結果、「本当はやらなくてはいけない」と思っている人々も変なレッテルを張られることを恐れ、何も言えなくなっている。それが政府の選択肢を狭め、国民に多大な負担を強いる結果を招いている。 思いだされるのは、平成4年当時の宮沢喜一首相の発言だ。 当時はバブルがはじけ、株価と不動産価格が急落したところだったが、宮沢首相は銀行が抱える不良債権問題を解消するため、公的資金の投入を提案した。政府が主要行に公的資金投入を始める7年以上も前のことだ。「経済通」と言われた宮沢首相は「早めに公的資金を使って銀行問題を片づければ安く付く」ということを見通していたのだ。 だが、この発言には大変な反発が出て、宮沢首相
前回は、日中が本音で議論し合える民間主導のプラットフォーム作りの狙いについて聞いた。政治が機能不全に陥り、政府間の外交チャンネルが途絶えても、民間レベルでの対話がしっかりと機能していれば、海外における日本の存在感の構築につながる、という強い思いが言論NPOの工藤泰志代表にはある。 ジャパンパッシングという古くて新しい言葉には、いまや慣れっこになってしまった感があるが、工藤代表はそうした状況を放置してはならないと訴える。日本は、世界が普遍的に直面する課題に対して、課題解決のリーダーシップを取れる能力が高い、と信ずるからだ。 世界の中で日本の存在感が薄れている原因は、政治の機能不全が大きいという工藤代表。そうした状況から脱するには、まず国民一人ひとりが課題に向き合おうと努力することが必要だと主張する。 (聞き手は日経ビジネス オンライン副編集長 真弓 重孝) 「もう世界は、日本なんて相手にして
2006年04月27日 Permalink Comments(7) TrackBack(3) ライブドア事件の真実 2005年夏、大泉自民と完全に敵対し、厳しい選挙戦を戦わなければならなくなった、亀田衆議院議員は憤っていた。 「俺の選挙区に出てきた、ドザエモンとか言う男、あれなんだ???」 亀田は秘書に怒鳴りつけた。 「彼はライブアドという会社の社長でして・・・・若者に人気があります・・・・」 「くそが・・・大泉め・・・叩き殺したい・・・・あの野郎・・・ドザエモンの周辺を徹底的に洗え、なんか後ろ暗いとこあるだろ」 亀田は警察官僚に絶大なコネクションを持っていた。彼はその人脈を使い、ドザエモンの近辺を徹底的に洗った。しかし、選挙期間中にはなにもつかむことはできなかった。 選挙は亀田が勝利したが、亀田の所属する国民新進党は惨敗であった。 亀田はかつて得ていた権力の大半を失い、国会でも蚊帳の外と
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