[CEDEC 2012]「GRAVITY DAZE」のグラフィックスエンジン詳説。いかにしてSCEはリッチな画面効果と30fps動作をVita上で両立させたのか ライター:西川善司 PlayStation Vita(以下,Vita)専用タイトル「GRAVITY DAZE/重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動」(以下GRAVITY DAZE)は,Vitaの同時発売タイトルとして企画された――実際には約2か月遅れたが――いわゆる初期タイトルでありながら,VitaのGPUであるグラフィックスIPコア「PowerVR SGX543MP4+」をかなり極限に近いところまで活用しており,ゲーム性そのものもさることながら,グラフィックス面での評価も高い。 CEDEC 2012の2日めとなる8月21日に実施されたセッション,その名もズバリ「バンドデシネの世界を掌に 『GRAVITY D
・I am weapon サムとデュークを足してニで割ったようなおっさんが主人公のタワーディフェンスシューターがリリース。開発はみんな大好きエイリアンシューターシリーズのSigma Teamだ。敵がどんどん湧いてくるのでタワーを配置してひたすら銃撃あるのみ。最初に使えるタワーはあまり強くないので主人公の火力が頼りだ。タワーや銃の種類は多く、コインで購入できる。血しぶきが盛大に飛び散り、キャラクターのデザインも良い意味で古臭く、PCゲーム黎明期を思い出させる。調子に乗ってランエンドガンしていたらまさかの場外に落ちて死んでしまい、「これはないな」と思ったがエイリアンシューター好きはぜひお試しあれ。
NVIDIAの新機軸を理解する(3):クラウドGPUソリューションとGPU仮想化技術の核心に迫る ライター:西川善司 Keplerアーキテクチャに合わせてNVIDIAが打ち出した方向性を確認するシリーズ第3回,最終回。第1回で紹介した「GeForce GRID」の企業向け版といえる「VGX」を解説しつつ,NVIDIAのクラウドGPUソリューションがどういうものなのか,課題と将来性はどこにあるのかを整理してみよう。 スーパーフォンからスーパーコンピュータまでをNVIDIA製品がカバーするというスライド(上)。下はスーパーフォンからスーパーカーまでバージョンだ。「Lamborghini Aventador」(ランボルギーニ・アヴェンタドール)の情報ディスプレイ部にはTegra 2が採用されている NVIDIAは,「グラフィックスハードウェアをすべての機器に搭載する」というモチベーションで活動し
NVIDIAの新機軸を理解する(2):DirectXの進化が止まったいま,ゲームグラフィックスはもうGPGPUに頼るしかない!? ライター:西川善司 Keplerアーキテクチャを採用するGPUの市場投入に合わせて,NVIDIAが打ち出した新基軸の内容を細かくチェックするシリーズ第2回。今回は,CUDA対応GPUの歴史を振り返りつつ,来たる「GK110」,そしてその先に控えるGPUの姿を占ってみたい。 当たり前の話だが,GPUという概念はもともと,3Dグラフィックスをレンダリングするためのものとして誕生した。 ここでいう「3D」は立体視という意味ではなく,x,y,z座標からなる三次元の仮想空間上で管理されるオブジェクトを描画することで作り上げられる映像のことを指す。 3Dグラフィックスの描画は,視線(=カメラ)の向き,描画対象の面(=ポリゴン)あるいはピクセルの向き,これを照らす光源の向きな
NVIDIAの新機軸を理解する(1):GeForce GRIDが描く「ゲームスタジオが独自のゲームプラットフォームを描く時代」 ライター:西川善司 Keplerアーキテクチャを採用するGPUの市場投入に合わせて,NVIDIAは,いくつかの新技術や方向性などを打ち出した。その内容は,NVIDIA主催の開発者会議「GPU Technology Conference 2012」以降,断続的に説明されてきているが,ここで一度,西川善司氏にまとめてもらおうと思う。第1回は,クラウドゲームを実現する「GeForce GRID」についてだ。 NVIDIAは,Keplerアーキテクチャで,GPU仮想化技術を身に付けた。 「GPUの仮想化」とは,1基のGPUを,見かけ上(=論理的に)複数個あるように見せかける技術だ。 GTC Japan 2012でGeForce GRIDについての発表を行った橋本和幸氏(S
こんな記事を読んだのだが。 【今週の人柱】800円!初代FFのAndroid移植版が不親切過ぎて、ある意味ゲームの進歩を感じた件 はてなブックマーク: 【今週の人柱】800円!初代FFのAndroid移植版が不親... 思うに、この記事を読んだ「昔からのゲーム好き」は、余りに簡単に優越感を煽られ過ぎだと思う。 「チュートリアルがなけりゃゲームも遊べねーのかよ」と嘲笑するのは簡単だし、ゲームレビューとして考えるとお粗末なのも確かだし、これはもしかすると炎上マーケティングなのかも知れないが、それでも「ただ嘲笑する」よりは建設的な読み方、というものがあるのではないか。 この記事が純粋な「架空のプレイヤー」のネタ記事である、という可能性を考えず、敢えて額面通りに読んでみる。 チュートリアルが無い!操作がわからない! 左下にうっすらと浮かび上がっているマークが十字キー替わりなのですが、初見では意味が
Access Accepted第353回:99ドルのコンシューマ機「OUYA」は成功するのか ライター:奥谷海人 2013年3月に欧米で正式に発売されるという「OUYA」は,「Ice Cream Sandwich」というコードネームで知られるAndroid 4.0をベースにした99ドルの据え置き型コンシューマ機だ。当初はキワモノハードと見る向きもあったが,このところ続けてゲーム関連メーカーとのパートナーシップを発表しており,今や,欧米ゲーム業界で最もホットな存在になった。今週は,そんなOUYAについてまとめてみよう。 世界中のゲーム関係者が注目するOUYA クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で,最も成功したプロジェクトの一つとなった「OUYA」は,Android 4.0をベースにした据え置き型コンシューマ機であり,現在,ゲーム業界やゲーマーの間で大きな話題になっている。
特にスクエニは多いです、『ロード・オブ・ヴァーミリオン』とか。 しかし、これはちょっとすごいんですよ。 というのも、ソーシャルゲームの画集って今までほとんど出ていないんです。 全カード(2012年5月まで)が完全な形で、大きく掲載されています。これ非常に珍しいんです。 なぜそんなに珍しいか。 その例の一つにほとんどのソシャゲにはスタッフ表記がないというのが挙げられます。 ●どんなゲームなの? まず『拡散性ミリオンアーサー』の簡単な説明をします。 スクエニの開発したiPhone、Androidで遊べるソーシャルゲームアプリ。本体プレイは無料で、アイテムやガチャで課金します。 『アーサー王と円卓の騎士』を題材にした超未来ファンタジー。文明が非常に進歩した世界が謎の崩壊をとげた後の世界の話。 エクスカリバーを抜いたものがアーサーとして新たな王の資格を得るのですが、これがすぐ抜ける。その数100万
Access Accepted第356回:「Diablo III」のゲームディレクターが投稿した一通の謝罪文 ライター:奥谷海人 プレイヤーとゲームメーカーの関係は,提供者と消費者という単純な枠を超えて複雑だ。前作から12年の年月をかけて作られた「Diablo III」にも,当然のことながらそんな複雑な絡み合いが存在する。今週は,最近Diablo IIIコミュニティを二分させた事件に焦点を当てつつ,プレイヤーとメーカーの関係について考えてみたい。 不誠実なコメントが流出してしまった Blizzard Entertainment Blizzard Entertainmentで「Diablo III」のゲームディレクターを務めるJay Wilson氏。Relic Entertainment時代に「Warhammer 40,000: Dawn of War」のリードデザイナーを担当した彼は,臨月
[CEDEC 2012]携帯電話の普及率は232.1%,“廃ゲーマー”も実は多い!? 中東の印象がガラリと変わる「中東ゲーム市場とヨルダンのゲーム産業」 ライター:徳岡正肇 CEDEC 2012の2日目となる2012年8月21日,「中東ゲーム市場とヨルダンのゲーム産業」と題したショートセッションが開催された。スピーカーはメディアクリエイトのアシスタントアナリストである佐藤 翔氏。アメリカはサンダーバード国際経営大学院で学んでいた氏は,2011年にヨルダンのゲーム業界団体であるJordan Gaming Taskforceで,ヨルダンのゲーム産業が域外進出するための調査と講演を行っており,今回の講演はそのときの経験を踏まえたものとなっている。 メディアクリエイト 佐藤 翔氏 携帯電話の普及率:232.1% 佐藤氏は,まずアラブ諸国の基礎的なデータを提示した。 データによると,アラブ諸国の人口
Hiromitsu Takagi @HiromitsuTakagi うわあ。こんな一言一句でレポートされるとは……。http://t.co/o2Vz5Prg 冒頭でお断りした「勤務先は強制夏休みで、今日は休暇中。仕事ではなく個人の高木として話すのでいろいろ言えます」と話した部分を省略されるのはちょっとつらいな。 2012-08-23 10:30:46 ゆかたん/岡田有花 @yukatan 面白かったが、タイトル冒頭はこの記事の本質とまったく関係なかった…:「日本人の男は9割9分ロリコンなんですよ」と語る「もしドラ」作者の岩崎夏海、その徹底したミリオンセラーを狙うための秘訣とは? - GIGAZINE http://t.co/MGLNSHjE 2012-08-23 10:32:29 Mill Yoshi @ntheweird 事務局が全文起こしはなしって言って、わかったっつうのにコレだもんな
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています ニュースサイト「GIGAZINE」が掲載した「CEDEC 2012」の取材記事について、参加者やメディア関係者からの批判が集まっている。一般社団法人コンピュータエンタテインメント協会(CESA)は8月24日、CEDEC 2012公式サイト上にて「一部メディアにおけるCEDEC取材規程違反の報道記事について」とのお知らせを掲載した。 一部メディアにおけるCEDEC取材規程違反の報道記事について 問題視されているのは、GIGAZINEの記事がほぼ、講演内容の「全文起こし」であるという点。CEDECでは取材規定として「全文起こし」と「タイトルページ以外のスライドの掲載(こちらは講演者の許諾を得れば可)」を禁止しており、GIGAZINEの記事はそのどちらにも違反しているということになる。 上記お知らせ内には「記事の修正または削除の対応を要請
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