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ブックマーク / nowokay.hatenablog.com (14)

  • 会社員になってJJUG CCCのスポンサーセッションで発表してきた - きしだのHatena

    2月1日からLINE Fukuoka株式会社というところで会社員をやっております。 ということで、JJUG CCC 2015 Springのスポンサーをやらせてもらって、スポンサーセッションで登壇してきました。 だれも教えてくれないJavaの世界。 あと、ぼくが会社員になったわけ。 from なおき きしだ ※4/15 15:41追記 P37の「近所の定屋」は今週値上げして490円になりました 内容としては、Javaエンジニア養成読の記事をベースに、Java歴史について、技術トレンドや経済的な情勢、そしてハードウェアの事情から捉えてみて、いろいろな流れのなかで影響を受けてきたことを示しつつ、コミュニティがどう変遷してきたか、個人的にこの先をどう考えて動いてたかってのを、ふんわりと説明したかった感じです。 ということで、タイトルにある「誰も教えてくれないJavaの世界」というのは、そう

    会社員になってJJUG CCCのスポンサーセッションで発表してきた - きしだのHatena
  • 関数を扱えることはどのようにプログラミング言語の能力をあげるか - きしだのHatena

    Java8で関数が値として扱えるようになりました。 このことが、「関数が渡せると便利だよね」という観点ではなく、プログラミング言語としての能力をどのようにあげるか考えてみます。 圏論からのテクニックが使いやすくなる 集合論はどちらかというと値にたいする理論でしたが、圏論は関数呼び出しに関する理論です。 プログラムには、関数呼び出しを連結させて値を変換していくという側面があります。 そのような関数呼び出しの扱い方を整理するのが圏論で、圏論の考え方を使うことでより安定したプログラムを書くことができます。 モナドなど圏論由来のテクニックを使うには、どうしても関数を値として扱う必要があります。 関数を値として扱うことで、圏論のテクニックが使いやすくなり、安定したプログラムの書きやすさにつながります。 型の証明能力があがる 動的な型付の言語にくらべて、静的な型付の言語はプログラムが間違いにくいといわ

    関数を扱えることはどのようにプログラミング言語の能力をあげるか - きしだのHatena
  • ソフトウェア工学は失敗している - きしだのHatena

    特に学術的にソフトウェア工学に触れたことはないのですが、むしろそうではなく現場にいる身としては、ソフトウェア工学は失敗しているように見えます。 「成功していない」ように見えるのではなく「失敗している」ように見えるのです。 もちろん、いまソフトウェア開発で使う技法やツールなど、ソフトウェア工学の産物はたくさんあり、現在のソフトウェア開発がソフトウェア工学から生まれたもので支えられていることには間違いありません。 でも、そうやって築き上げてきたものが、1999年以降ガラガラと崩れて、そしてうまく再構築できていないように見えます。 1999年、なにがあったかというと、XPエクストリーム・プログラミング入門というが発行されたのです。リンク先は2版ですが、日語版でも初版は2000年12月になっています。 ここからソフトウェア工学がガラガラ崩れた気がしています。 では、ここまでソフトウェア工学がど

    ソフトウェア工学は失敗している - きしだのHatena
  • ネットワークに自信のない人は東大講義の情報工学概論Aを見よう - 2012-01-28 - きしだのはてな

    東大にUTオープンコースウェアというのがあって、いろいろな講義資料が公開されています。 http://ocw.u-tokyo.ac.jp/ その中には動画授業があるものもあって、そのほぼすべてがおもしろいです。ただ興味がもてるかどうかという違いだけ。 その中で、情報工学概論Aというのがあって、授業内容としてはネットワークの概論になってます。まだ全部見てないけど、ネットワーク全般の話からTCP/IPの話、セキュリティまでの講義が公開されてるみたい。 こういう一貫した話がちゃんと語られてる講義というのはなかなか公開されてない、公開されてたとしてもネットワーク設定程度だったりするので、これは貴重だと思います。 http://ocw.u-tokyo.ac.jp/lecture?id=11314&r=609526321 ネットワークの勉強をしたことがない人は、テレビのかわりにこの講義を流しておくとい

    ネットワークに自信のない人は東大講義の情報工学概論Aを見よう - 2012-01-28 - きしだのはてな
  • 作るプログラムの機能や性能で勝負したい。そうだ、データベースを勉強しよう - きしだのはてな

    さて、アルゴリズムの勉強のしかたと、ラムダ計算の勉強のしかたの目星をつけました。 アルゴリズムの勉強のしかた - きしだのはてな ラムダ計算の勉強のしかた、プログラム意味論 - きしだのはてな これでここで書いたプログラムの理論の基礎は勉強できたことになるんじゃないかと思います。 プログラムの理論とはなにか - きしだのはてな ところで、プログラムの勉強地図としてこういう図を書きました。 で、ハードウェアまわりについても、プロセッサを支える技術やネットワークはなぜつながるのかでひととおり勉強したとしましょう。 じゃあ次は、アジャイルか?テストか?UIデザインか?となるわけですが、やはりプログラマなら、プログラムの作り方や使いやすさの前に、作るプログラムの機能や性能で勝負したいじゃないですか。 いい感じに関数が分割できるよとか、読みやすい名前がつけれるよとか、効率よく仕事して定時に帰れるよと

    作るプログラムの機能や性能で勝負したい。そうだ、データベースを勉強しよう - きしだのはてな
  • プログラマになるための勉強をしている人の前で話をしてきた - きしだのHatena

    イデアルITスクールというところで、1時間ほど話をしてきました。 プログラマとしてやっていくために大事なことというテーマ。 資料を作らずに、というか構想すら練らずにやってしまったので、ここで整理とまとめと補足を。実際にこれをしゃべったというのではなくて、だいたいこんなことをしゃべろうとしてたという内容をかなり盛って書いてます。 当然ですが、プログラマの仕事はプログラムを書くことです*1。 プログラマとしてやっていくためには、どこで動くプログラムを書くか、なにをするプログラムを書くかということを意識することが大事です。 ということで、まずはプログラムが動くところがどう変わったかという話。 1970年代ころは、デバイスを動かすためのプログラムが多かったのではないかと。 あと、ここには書いてないけど、業務アプリはほぼメインフレームで動いてたと思います。 それが、1980年代くらいからパソコンが出

    プログラマになるための勉強をしている人の前で話をしてきた - きしだのHatena
  • 2010-11-25 - きしだのはてな - 技術力をあげたいプログラマが読んでおかないと話にならない本10冊

    ここにあげたじゃなくてもいいので、同じ分野でなにか読むとか、に書いてあるほど詳しくなくてもそれなりに知識をもっておくべき。 アルゴリズムクイックリファレンス 作者: George T. Heineman,Gary Pollice,Stanley Selkow,黒川利明,黒川洋出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2010/04/26メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 11人 クリック: 656回この商品を含むブログ (72件) を見る まずはアルゴリズム。クイックって書いてあるけどぜんぜんクイックじゃないw。各言語で書かれた入門書を読んでもいいと思う。 実際のプログラムにアルゴリズムの知識を活かすということを知りたいならプログラミングコンテストチャレンジブックがおすすめ。 プログラミングの基礎 ((Computer Science Library)) 作者: 浅井健一

    2010-11-25 - きしだのはてな - 技術力をあげたいプログラマが読んでおかないと話にならない本10冊
  • そろそろIDEよりコマンドラインのほうが理解が深まるという有害な妄想は捨ててはどうか? - きしだのはてな

    Java入門ブックガイド(入門編)よりよき入門書と出会うために」を読んで。 第一印象として、よりよきJava入門ブックガイドに出会う必要があるなということ。 コマンドラインでは慣れ親しめない サブタイトルに「慣れ親しむことが上達の秘訣」とあるけども、コマンドラインで慣れ親しむのは難しいと思います。 「慣れ親しむことが上達の秘訣」が正しいのであれば、IDEで慣れ親しんだほうが上達するのではないでしょうか? 現実問題として、書籍を買って勉強する人は強制されて勉強するわけではないです。自分の時間をやりくりして入門書を読んでいます。 そして、まだプログラムの面白さを知りません。 コマンドラインでコンパイルエラーが出たとき、じっくりとそのエラーを読み解くのではなく、そこでくじけてやめる可能性が高いと思われます。 それよりは、IDEでエラーを入力段階で修正しつつ進むほうがいいと思います。 javac

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  • どうでもいいことをあたかもなんかすごいことのように語るメソッド - きしだのHatena

    どうでもいいことを、あたかもなんかすごいことのように語る方法を考えてみる。 まず、書きたい「どうでもいいこと」を決めよう。 とりあえずここでは、「明星のインスタント焼きそば作るときにかやくを入れ忘れたのだけど、それってフタの説明が悪いんじゃない?」ということを書くとしよう。ここで、読んでる人に「ようわからんけどなんかすごい」と思わせるために話の主題をずらすのが大切だ。今回は、結論を「UFOのターボ湯切りいいよね」ということにしよう。 文はこのようになる。 先日明星のインスタント焼きそばをべた。 ふたの説明を見ながら手順どおりに作ったのだけど、べる段になって、かやくはあらかじめ入れておかないといけないことに気づいた。これはふたの説明が悪いのではないか。ふたの説明はインスタント焼きそばの味を最終的に決めるものであるから、わかりやすく書くべきである。 UFOのようにかやくをあらかじめめんの

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  • おとうさん、ぼくにもYコンビネータがわかりましたよ! - 2009-04-09 - きしだのはてな

    やっと、Yコンビネータが何を意味するものなのか、どういう意義があるのかがわかりました。 名前を使わず再帰ができますよ!というだけのものじゃなかったのですね。 まずλありき 関数の話をしたいのです。 そのとき、いちいち hoge(x) = x * 2 としてhogeを・・・、とか名前をつけて話を進めるのがめんどうなので、関数を値としてあらわすと便利ということで、λという値を定義するのです。 そうすると、上のhoge関数なんかはλ(x)(x*2)などとあらわせますが、引数をあらわすのに()を使うといろいろまぎらわしいので、 λx.x*2 のように表記します。 というのがλ。 このとき、λになにかわたされたら、引数としてあらわされる部分を単純におきかえます。 (λx.x*2)y とあったら、xの部分をyでおきかえて (λx.x*2)y → y * 2 となります。λの引数部分を与えられた引数で置

    おとうさん、ぼくにもYコンビネータがわかりましたよ! - 2009-04-09 - きしだのはてな
  • いまSICPを読むのは時間の無駄 - きしだのはてな

    SICPは、よい内容について書かれたであり、最良のだった時期もあった。 けれども、今となっては、理解が難しく内容の割には時間がかかる、時間の無駄ともいえるといってもいいかもしれない。 もちろん、Schemeの可能性、数値計算、プログラミング、コンピュータ教育歴史、そしてSICP自体のすべてに興味があれば、効率がいいかもしれない。 けれども、コンピュータ教育歴史、SICP自体に興味がないのなら、あまり効率のいいとはいえない。特に、Scheme、数値計算に当面の興味はなく、プログラミングについてだけを学びたいのであれば、時間の無駄でしかないと思えるし、今となっては足りない部分もある。 SICPの欠点として、まず、次の点が挙げられる。 日語がよみにくい サンプルに数学の知識が必要 プログラムがよみにくい 日語がよみにくいというのはよく指摘される。ただこれは翻訳だけが悪いのではな

    いまSICPを読むのは時間の無駄 - きしだのはてな
  • RDBMSの時代の終わりが見えてきた - きしだのはてな

    クラウドと一緒にやってきたもの 最近、クラウドが流行ってます。 GoogleMapResuceから始まって、MicrosoftのAzureまで、大手のクラウド製品が出揃った感じ。 で、そこで、こんなクラウド製品が出ましたというときに、必ずといっていいほどそのクラウド用のデータベースの説明があります。そして、それはRDBMSではありません。 GoogleだとBigTable、MicrosoftだとSQL Data Services、あとはAmazonSimpleDB。どれも、基的にはひとつのテーブルにハッシュコードでアクセスするようになっています。 ほかのクラウド製品も、Oracle Coherenceだったり、楽天のRomaだったり、非RDBMSのデータストレージを提供します。 クラウドというわけではないけど、mixiのTokyo TyrantやApache CouchDBも、RDB

    RDBMSの時代の終わりが見えてきた - きしだのはてな
  • サポートベクターマシンであいさつbotを作るためのカーネル関数 - きしだのはてな

    Twitterの発言に、「おはよう」かどうかのフラグをつけてSVMにわせると、その発言が「おはよう」かどうか判定できるようになるので、「おはよう」判定したら「おはよ〜」と返すようにするとあいさつbotのできあがり。 というときに問題になるのが、カーネル関数をどうするかということ。文字列カーネルというのがあるようなんだけど、詳しいことがわからなかったのと、ちゃんと調べて実装するのもめんどかったので、とりあえず2文字ずつを比べてみるようなカーネル関数を考えてみた。 2文字の頻度=√(2文字の出現回数/全体の長さ) としておいて 一致度=Σ(発言1での頻度 * 発言2での頻度) とするようなカーネル関数を作成。完全に一致すると1、まったく一致しないと0になるはず。これがカーネル関数として使えるかどうかわかんないけど、内積の計算っぽいから大丈夫なはず。 そう。計算としては超高次元の内積を計算して

    Makots
    Makots 2008/08/11
  • きしだのはてな - 2007-07-24 - mixiのマイミク数やTwitterのfollow数の閾値

    ブログとかmixiとかTwitterとかあるけど、面白くなる閾値があると思う。 で、この閾値は、更新頻度と相関があると思える。 更新頻度が高いものは人数が多くないと面白くなく、更新頻度が低いものは人数が少なくても面白い傾向がある気がする。 たとえば、mixiの更新頻度に比べてTwitterの更新頻度は高いので、mixiが面白くなるマイミクの数に比べてTwitterが面白くなるfollowの数は多い。ブログの場合はもっと更新頻度は低くなるので、よくみるブログの数は少なくても面白い。 つながっている人によっては人数が少なくても面白い場合があるけど、それはそのつながっている人とのやりとりが面白いんであって、mixiやTwitter自体が面白いのとはちょっと違う。 具体的にいえば、mixiでは7、8人くらいマイミクができたあたりから面白くなるけど、Twitterの場合は20人くらいfollowした

    きしだのはてな - 2007-07-24 - mixiのマイミク数やTwitterのfollow数の閾値
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