気がつけば早いもので、今年で社会に出て30年になります。新卒で入社したリクルートの新人時代は、社内で50代といえば役員くらいしかいなかったために、非常に遠い存在という印象でしたが、とうとう自分がその年代になってしまいました。 この30年間、それはそれは多くのビジネスパーソンと会い、20年以上を人材開発の仕事に費やしてきたために、それぞれがその10年後、20年後、30年後にどうなっていったかという知見がどんどん蓄積されてしまいました。 それはハッピーエンドストーリーからはほど遠い、不条理な真実としかいいようがありません。なぜなら、同じ能力、同じ年齢にもかかわらず、10年、20年でますます差が開き、30年後には「なぜこんなに差がでるのか」という驚きしかないからです。 多くの先人たちはそれを「運」と表現しましたが、それだけで片づけられてしまうのも釈然としないため、「できる人」たちのそれまでの行動
![なぜこんなに差が出るのか](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fe0409826128767fec2dea036f1c799bbaec1b34/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fexecutive%2Farticles%2F1602%2F18%2Fl_160218book.jpg)