神戸市は8日、同市須磨区の須磨海水浴場でタトゥー(入れ墨)を露出していた海水浴客13人を条例に基づき指導したと発表した。全員がシャツを着るなどして隠したという。 市経営課によると、この日は市嘱託職員の兵庫県警OBら10人が数時間ごとに浜辺を巡回。男性10人、女性3人にタトゥーを規制した条例について説明し、隠すよう求めた。男性のうち1人は背中一面にタトゥーを入れていた。 須磨海水浴場では、昨年8月に大学生らが逮捕された麻薬所持事件をきっかけに海岸の健全化を図る目的で条例を改正した。市は「パトロールを通じて指導を徹底していきたい」としている。 [2011年7月8日21時29分]