外国人の労働問題を巡っては、このほかにも、不当な扱いをして強制帰国させたケースがあることが明らかになりました。 11月28日、留萌管内のホタテ養殖会社で技能実習生として働いていたモンゴル国籍の32歳の女性が、未払いの残業代等を会社に指摘すると、会社から退職届へのサインを強いられ、強制帰国させられる被害がありました。 担当の弁護士によりますと、女性を新千歳空港で保護した札幌入国管理局に対し、支援者が女性を助けに向かうことを伝えるよう依頼しましたが、入管が女性に伝えず、女性は帰国せざるを得なかったといいます。 札幌入国管理局は、今回の対応についてノーコメントとしています。