産総研が7月20日に、2月6日に判明した外部からの不正アクセス事件についての報告(最終報告)を出していました。結果から言えば、懸念していた通り、個人情報や知財権を漏えいしていました。(※機密性3情報では無いと産総研は発表していますが、未公表の研究情報を含むので一般的に言えば重要機密が漏洩したと考えるのが妥当だと思います) ■公式発表 産総研:「産総研の情報システムに対する不正なアクセスに関する報告」について ■事件の状況 ※報告書から抜粋 【メールシステムへの不正なアクセス】 1次攻撃(2017年10月27日~12月末)ではIDとパスワードの両方が検索された。11月以降は職員のIDを特定した上でパスワード試行攻撃を受ける 2次攻撃(2018年1月23日以降)は、職員の認証用データベース(LDAPサーバ)への不正検索を受ける 【内部システムへの不正なアクセス】 [第1ステップ] 外部のレンタ