「なぜ――なぜこんなところにッ!!」 思わず仰々しい叫びを上げてしまう。それも致し方ない。 目の前に文字通り「神降臨」していて、かつその神が俺を転生させてくれた神さまなのだから! 「ふっふ~ん。転生させてそのまま、というのもつまらんからの。こうして定期的に遊びにくるようにしとるんじゃよ」 「いやでもあなた神でしょう」 「神は偏在するものじゃ」 してない。いま思いっきり目の前に存在していらっしゃる。 いや、もしかすると目の前のお姿は偏在存在的なやつかもしれないけど、ちんまいながらも堂々とした幼女なお姿だ。こんなものが偏在していたらロリコンは性犯罪など起こすまい。 「それにのう、おぬしにあげたスキル、想像以上におもしろく働いてしまってな。すでにそのアイテムポーチ、大騒ぎなことになってるじゃろ?」 「見てたんです? たしかに、そりゃもう大騒ぎですよ……」 ベッドの脇に投げ捨ててあるポーチをたぐり