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ブックマーク / jun-jun1965.hatenablog.com (34)

  • そうだったのか - jun-jun1965の日記

    宮下整の『戦前の少年犯罪』の大仰な物言いが、勢古浩爾さんの新著で批判されているのを見たが、勢古さんも、その少年犯罪の実態は知らなかったらしい。もちろん私だって知っていたわけではないが、そんなもんだろう、と思っただけだった。濱浩の「十二階下の子供たち」や里見紝『多情仏心』に出てくる不良少年少女を見たって、そんなものだろうと思うし、歴史にせよ文学にせよ、日近代を専攻して新聞などを見ている人には、さして驚くべき話ではない。 ところが、高島俊男先生が、向田邦子が描いているような家庭はエリート家庭だった、と指摘していると知って、たまげた。そんなことは常識だと思っていたからで、なに? あれを「普通の家庭」だと思っている人が、まあ若者とか、歴史を知らない低学歴者はいざ知らず、そんな人がいるのか? と思ったからである。 すると、さらに不安になってくるのだが、戦後の小津安二郎が描いたような家庭も、当時の

    そうだったのか - jun-jun1965の日記
    NOV1975
    NOV1975 2008/04/26
    中産階級エリートという言葉はいいとして、それが社会に対してどのくらいの割合を占めるかが気になる/当時の人が共感しながら見たのか羨望しながら見たのかというと前者じゃないと流行らんと思うんだけど
  • 天漢日乗は人気ブログか? - jun-jun1965の日記

    佐々木俊尚が、「人気ブログ『天漢日乗』」などと『諸君!』の連載で書いていたが、ホントか。私がリンクした時、急にアクセスが増えたと天漢君が言っていたが、佐々木は前は「NC−15」が人気ブログだと書いていた。実は私のところで人気ブログを探しているのではないか? 佐々木だの梅田だの、儲け主義で匿名ブログを煽る奴ら、許せんな。なんなら天漢君の正体も暴いてやろうか、って天漢君に落ち度はないんだよね。あと返事をよこさぬオーマイニュースよ、そのうち責任所在確認訴訟(ってのがあるかどうか知らんが)を起こしてやるぞ。 - 昼間、自転車で商店街を通っていたら、最近多い、前を見ないでぼうっと歩いているおばさんが向こうから来た。このおばさんは鞄の中を探りながら歩いてきたのだが、私の自転車が前まで来たのでほとんど停止して気づくのを待ったら、直前まで来て気づき、「あ、びっくりした」と言って、行ってしまった。 こういう

    天漢日乗は人気ブログか? - jun-jun1965の日記
    NOV1975
    NOV1975 2008/04/19
    他者に対する腹いせで関係ない他者を脅かす存在は放置してよいのか?
  • プライベート・モードの理由 - jun-jun1965の日記

    私がこのブログを初めてプライベート・モードにしたのは、一昨年9月28日、母が検査入院すると電話で聞いた時のことだった。攻撃的な内容も多いものを公開しておく気力を一気に失ったのである。 母の治療が始まり、希望が見えてきた時に公開に戻したが、その後再び悪化したと報せを聞くごとにプライベート・モードにしてきた。 しかし母はもう死んでしまったから、そういう理由でのプライベート・モードにはもうならない。 - http://d.hatena.ne.jp/mailinglist/ 私はガンディーを崇拝などしていない。その理由は山際素男の『不可蝕民』や山際の訳した『アンベードカルの生涯』を読めば分かる。 また私は西洋の技術や精神を排斥しなければならない、とも思っていない。ただし、日には「シナ」を許さず、英国人には「チャイナ」を許すようなシナの姿勢は正すべきだと思っている。むろんそれは呼称だけの問題ではな

    プライベート・モードの理由 - jun-jun1965の日記
    NOV1975
    NOV1975 2008/03/27
    漆器としてのJapanはいいけどJap呼ばわりは許さんみたいな態度も改めるべき?/語源が同じならニュアンスは問題じゃないと言っているように聞こえる。
  • 長谷川三千子先生について - jun-jun1965の日記

    私は実はこの半月ほど、困っている。というのは、長谷川三千子先生から新著をいただいたからである。実は長谷川先生は、「『細雪』とやまとごころ」などを含んだ『からごころ』を読んで感動し、『民主主義とは何なのか』や『正義の喪失』も読んでいる。それどころか、『バベルの謎』など、署名入りのものをいただいた。 しかし、和辻哲郎文化賞をとった『バベルの謎』は、決して感心はしなかった。どこが聖書学的におかしいとか、そういうことは分からなかったが、たとえばやはりインチキである梅原猛の『水底の歌』が、初読の際おもしろかったようにおもしろくはなかった。 さて、既に『なぜ悪人を殺してはいけないのか』に書いたとおり、長谷川先生は近ごろ、皇室に側室制度を復活させるという案に同意しない、と言い出した。実は私はかつて、皇室の側室制度復活はいかがですかと手紙を書いて、「そうすれば庶民にも範を垂れることになるでせうね」とうろ覚

    長谷川三千子先生について - jun-jun1965の日記
    NOV1975
    NOV1975 2008/02/27
    また思考の棒高跳びが。三段論法どころか二段(笑)
  • 乙○君に告ぐ - 猫を償うに猫をもってせよ(タイトル荒らしは止めてください)

    乙〇知〇君より、私がプライヴァシーの侵害をしているという申し立てがあったと、はてなから連絡があった。 乙〇君は、荻上チキは筆名だという。しかし、筆名というのは作家が用いるもので、かつおおよそはその実名もまた世間には知れている。岸葉子も筆名だが、その名は『現代日執筆者大事典』にちゃんと載っている。覆面作家というものがあって、初期のエラリー・クイーン、北村薫などがいるが、彼らは推理小説を書いたのであって、何らかの議論を行ったわけではない。江藤淳や柄谷行人でも、調べれば実名は分かるし、隠してはいない。筆名で活動しているからといって、その名を堅く隠蔽しようとし、明かされたからといって被害を訴えたなどという前例がないのである。 戦後の学者でいえば、見田宗介が真木悠介という筆名を使ったが、ほかにはあまり見当たらないし、見田も、隠していたのかどうか疑問である。学者が変名を使ってポルノ小説を書くと

    乙○君に告ぐ - 猫を償うに猫をもってせよ(タイトル荒らしは止めてください)
    NOV1975
    NOV1975 2007/12/28
    一部正論なんだがその使い方があまりに酷すぎるので全体がおかしい。
  • 荻上チキの正体 - jun-jun1965の日記

    九月にここで、ちくま新書が出たら荻上チキの実名を明かす、と書いたら、ほどなくチキから、やめてほしいという懇願メールが来た。会社で仕事をしているので、顧客などに知れるとまずい、というのだ。 チキは私が小山エミと論争している時に、「小谷野さんがぐずぐずになっている」と書いているし(私はぐずぐずになどなっていない)、林道義をも批判しているから、匿名批判は卑怯だという考えのもと、明かすべきだと思うのだが、一点、躊躇されるのは、私がチキの実名を知っているのは、当人がを送ってきた時に封筒の裏に書いてあったからで、当人が知らせてきたのを、当人が嫌がっているのに明かすのは、どうか、と思うからだ。もっとも当人は、封筒の裏に書いたことは忘れていたらしく、筑摩書房から聞いたと思ったらしいが、それは個人情報保護法違反だから、ない(筑摩の編集者とはもちろん時々電話で話すから、「名知ってるんですが、明かすとまずい

    荻上チキの正体 - jun-jun1965の日記
    NOV1975
    NOV1975 2007/12/19
    嫌がってることをするのが好きな人みたいになっちゃうのもなあ。そのことは批判するのに重要なの?普通の人にとっては「荻上チキ」と言う記号の方しか意味を持たない。
  • 大橋先生は何を? - jun-jun1965の日記

    物語は、森鴎外の『舞姫』なんかと似ているところがある。しかしかつての恋人の踊り子がドイツからはるばる日にやってきたとしたら、当時としては、たとえば脚気は病原菌が原因であるという間違った説に固執し、日露戦争では戦死者と同じくいら多くの脚気の死者を出し続けた元凶でもある当時のドイツ流医学を範として仰いだ帝大医学部につらなるエリート軍医の森鴎外は、そんな踊り子ごときと結婚することはできず、相当に悩むだろう。苦しむだろう。苦しめばいいというのではないが、しかしもし、全く苦しまず、それどころか十年後にドイツを訪問して、昔、下宿していた家を訪れ、かつての恋人の踊り子が、自分の子供を産んで死んだという話しをきかされるという能天気な展開よりはましであろう。幸い、そういう結末を鴎外は選択しなかった。 どうも大橋洋一先生のおっしゃることがよく分からない。鴎外の恋人エリーゼ・ヴィーゲルトは、鴎外の帰国とほぼ同

    大橋先生は何を? - jun-jun1965の日記
    NOV1975
    NOV1975 2007/10/02
    マイミクはもともと知り合いを登録するものだと
  • 猫を償うに猫をもってせよ - ハレルヤ!

    山崎行太郎がいかに罵詈雑言を発していても、私はそれを許せる。なぜなら実名で行っており、その罵詈雑言がもたらすリスクを、山崎が引き受けているからだ。匿名での批判や罵詈雑言が卑怯なのは、そのリスクを回避しているからにほかならない。 さて、私は、今さらながらに、muffdivingの実名を、はてなを提訴して公開させようと思った。プロバイダは、決して自発的に公開しないし、削除もしないからだ。 書類も準備して、明日は東京簡裁へ行くつもりでいたところ、ふと、muffdivingがミクシィにいると書いているのを見つけ、ダメもとで検索してみたら、見つけた。「マサシ」という名だった。そこには、「NC-15」として暴れまわっているのとは違う顔があった。私はためらい、マサシに、もう一度考え直して、あの罵詈雑言を削除しないかとメールを送った。 その後、気になった私は、私を罵倒していた頃の日記を読んでみた。そこには

    猫を償うに猫をもってせよ - ハレルヤ!
    NOV1975
    NOV1975 2007/09/19
    「プロバイダは、決して自発的に公開しないし」何を当たり前なことをww。公開って言っても先生に公開されるだけで世界に公開していい権利をGETするわけではないけどね。不適切に使用したらアレだし。
  • それでも匿名批判は卑怯である - jun-jun1965の日記

    ある場合における匿名批判の意義は認める。自分が勤める企業の内部告発とか、自分の生殺与奪の権を握るような大物への批判とかである。しかし、糸圭秀実や渡部直己の、文藝雑誌における匿名批評の重視は、私にはよく分からない。なぜなら、匿名なら何でも書けるかといえば、編集部や編集長というものがいて、そこでストップされることもあるだろうからだ。 - 何かガタガタ言っている連中がいるな。私が卑怯だと言っているのは福冨諭、電気通信大学博士課程中退。 佐々木俊尚とか、匿名を擁護して「フラット革命」だのと言っているのが、IT関連の連中で、匿名で何か言いたいというチンケな連中の欲望を吸い上げて利権にしている連中だからな。その利権に踊らされているのだよ、君たちは。 それで儲けているからあれこれ理屈を捏ねているに決まっているだろう。 新聞の投書欄は実名が原則だ、と書いたら、だからつまらない投書ばかりなのだ、と言っていた

    それでも匿名批判は卑怯である - jun-jun1965の日記
    NOV1975
    NOV1975 2007/09/15
    匿名でやるべきことと実名でやるべきことをわきまえよ、ということかな。まあ、この相手のような立場であれば考えてもいいようなものだけどね。感想と批判の境目はどこにあるか。
  • 東京都生まれ? - jun-jun1965の日記

    最近、人物略歴を見ていて、「東京都生まれ」と書いてあるのが、気になる。東京府が東京都になったのは、1943年、つまり戦争の最中だ。だから、それ以前に生まれた人は、東京府、あるいは東京市生まれである。なのに、それ以前生まれの人が「東京都生まれ」と書いてあるのだ。 子供のころに東京都になったんだから、ええやん、と思うかもしれないが、たとえ慶応二年に生まれた人でも「東京生まれ」とか「埼玉県生まれ」などとは書かない。

    東京都生まれ? - jun-jun1965の日記
    NOV1975
    NOV1975 2007/07/15
    ~生まれ(現在の~)と書くのが面倒だからじゃないの?
  • 「逆ギレ」の濫用 - jun-jun1965の日記

    最近、「逆ギレ」という言葉が濫用されている。まあ、といっても「逆ギレ」自体が流行語なのだが、これは来、AがBを叱責したりしている時に、当初は、すみません、などと低姿勢だったBが「なんでそこまで言われなきゃならないんだ」と怒り出すといった状況で使われる言葉だった。 ところが最近では、別にそういう状況でもないのに、誰かが、人から何か問われて、いくぶん攻撃的な口調になるだけで「逆ギレ」というようになってしまった。 たとえば、全面禁煙などとバカなことになっている地上駅のプラットフォームで私が喫煙していて駅員が注意しても、私は最初から「なんでいけないんだ」と怒るから、「最初は低姿勢」という条件に当てはまらないが、まあ駅員としては「逆ギレ」と言ってもおかしくはあるまい。 - 似た例で、往年の「根クラ」がある。これはタモリが言い出したもので、「見た目は明るいが根が暗い」の意味だったのに、たちまち、見た

    「逆ギレ」の濫用 - jun-jun1965の日記
    NOV1975
    NOV1975 2007/06/21
    みんな言っているけど、「逆」は、どっちかと言うとキレられてしかるべき相手のほうがキレる事象のことだよね。
  • 香山リカの粗製濫造について - jun-jun1965の日記

    香山リカほど、新聞やマスコミでの売れっ子ぶりと、ネット上、あるいは蔭での悪口との乖離が激しい人も珍しい。後藤和智はこんなふうに書いている。 http://kgotoworks.cocolog-nifty.com/youthjournalism/2007/04/post_6cb6.html (嫉妬で書いたものであるため削除)

    香山リカの粗製濫造について - jun-jun1965の日記
    NOV1975
    NOV1975 2007/05/11
    痛快。まあそこまで言わなくてもとは思うけどね。
  • ■ - jun-jun1965の日記

    当は19日提出の予定だったが、今日東京簡易裁判所へ提出してきた。裁判長の判断次第で地裁へ移されるかもしれない。当は千人が同じ提訴をしてくれればJRをパニックに陥れられるのだが。マスコミは決して報道しないだろう。こういう声があることすら隠蔽するファシズム。 訴  状 平成19年3月23日 東京簡易裁判所民事部御中 原告   小谷野 敦 被告 東日旅客鉄道株式会社 代表者代表取締役  清野 智 〒150−0035 東京都渋谷区代々木二丁目2番2号(送達先) 差止請求事件 請求の趣旨 1.被告は、平成19年3月18日より実施された、特急、新幹線の全面禁煙措置を取りやめよ。また、それ以前から実施されている長野新幹線、特急等の全面禁煙措置もとりやめよ。 2.訴訟費用は被告の負担とする。 との判決並びに仮執行の宣言を求める。 請求の原因 1、原告は、東京大学総合文化研究科比較文学比較文化専攻博士

    ■ - jun-jun1965の日記
    NOV1975
    NOV1975 2007/03/24
    まあがんばれ。でもそれだけ依存しなきゃいけない何かってのもう一度その理由を考えた方がいいと思うけどね。
  • 「想像力」の濫用など - jun-jun1965の日記

    とにかくふた言目には「想像力が足りない」と言う輩が跡を絶たない。以前ある女に、東大生が世界の地理や歴史を知らない、と言ったら「想像力が足りないんですよ」と言う。「いや、想像力じゃなくて、知識でしょう」と言っても「想像力です」と言ってきかない。いったい、事実についてどう想像力で知り得るというのか。 - 今日、さる国立の近代美術館(「さる」と言う意味がないね)の図書室で、探していたものを見つけた。それはいいのだが、もう三月だというのにやたら暖房が暑い。私はシャツ一枚になってしまった。しかも閲覧室、誰もいないのに、八基くらいある蛍光灯が全部点灯している。京都議定書なんのその、税金の無駄遣いなんのそのである。 - http://d.hatena.ne.jp/rengejibu/20070318 「あなたのように魅力的な男性がなぜ結婚していないのですか」。お世辞でもいいから言われてみたい。だが女はそ

    「想像力」の濫用など - jun-jun1965の日記
    NOV1975
    NOV1975 2007/03/21
    「新聞が「格差社会」を憂えてみせるのは偽善だ。新聞記者と新聞販売店こそ、格差社会のよい見本ではないか。」言えてる。