「tdyno.431-(8:43).mp3」をダウンロード 鼻血の問題は小さいようで原発と健康の本質をついている。それにしても「有識者、指導者」、「情報発信の人」と呼ばれる人の言動を見ると、本当に日本という国は「野蛮国」ではないかと心配になってくる。 低線量被曝で病気になるかどうかは、「確定的」ではなく、「確率的」であることが知られていて、それを前提に私たちは放射性物質を扱ったり、治療を受けたり、原発を運転したりしている。 「確定的」というのは「火の中に手を入れると火傷をする」というようなもので、「ほとんどの人がある条件になると発病する」という場合で、「確率的」というのは弱い打撃を10万人の人が受けるとどのぐらいの人が病気になるかというもので、1年1ミリシーベルトの場合、10万人あたり6.6人が「致命的発がん、重篤な遺伝性疾患」になるとされている(国立がんセンター見解)。 だから、10万人