私のプロフィールの「最近ハマっているものは?」に屁理屈の研究(霞ヶ関文学など)と書いてありますので、その霞ヶ関文学なるものを具体的な例で幾つか紹介します。 「悪法も法なり」 なんて甘っちょろいことを言っていたソクラテスも、この霞ヶ関文学は全くの想定外だったんでしょうね。人間を観察せよと言ってた割には、ソクラテスって無能だったんじゃないかしら。ソクラテスも「無知の知」なんて威張ってたんだから、無能と言われて怒る筋はありますまい。 ん、間違ったかな。ソクラテスは人間を観察して事実を知るより、 「理屈を洗練させよ」 って言ってたのかな。だったら、霞ヶ関文学は、ソクラテスの夢の実現だったのかしら。 ◆先ずは、最も有名な古典的な例から。 憲法第9条第2項の 「前項の目的を達成するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」 この「前項の目的を達成するため」を挿入したことで、自衛隊が持てると言う理