印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます ITシステム管理サービスを提供するKaseyaは、ランサムウェア攻撃に悪用されたセキュリティ脆弱性に対するパッチを、かねてから予告していた通りリリースしている。 マネージドサービスプロバイダー(MSP)などを顧客に抱える同社のソフトウェアに潜んでいた脆弱性を悪用するランサムウェア攻撃が、米国時間7月2日以降に爆発的に増加した。 Kaseyaによると、この攻撃を仕掛けたREvilという脅威グループは、リモート監視ソフトウェア「VSA」に潜んでいた脆弱性を悪用し、認証処理をバイパスするとともに悪意あるコードを実行して、顧客のエンドポイントにランサムウェアを送り込もうとした。 今回の攻撃で、800~1500社の企業が影響を受けた可能性がある。
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