米国家安全保障局(NSA)と米連邦捜査局(FBI)が米Yahooに対して、全ユーザーの受信メールの検索を求める秘密命令を発したことを受けて、同社は2015年に監視ツールを開発したという。Reutersが報じている。 Reutersが匿名の元Yahoo従業員の話として報じたところによると、NSAとFBIはYahooに対して、「特定の文字列」を検索するよう要請したという。例えば、それは受信メールや添付ファイルに含まれる特定の語句のことかもしれないと、情報筋はReutersに述べた。 Reutersの報道によると、Yahooの最高経営責任者(CEO)のMarissa Mayer氏は、その命令に従う決定を下したという。その決定を受けて、最高情報責任者(CIO)のAlex Stamos氏は2015年6月に同社を退職した。報道によると、Stamos氏は部下に対し、プログラムの脆弱性が原因で、保存された